ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

09/17日 (その1):台風一過 ・・・・・・・・好展望を期待して愛知県最高峰の茶臼山に行きました。

2013-09-18 13:33:31 | 草花
台風被害を蒙った方たちに心からお見舞い申し上げます。
日本中がそんな流れの中で、誠に恐縮なことですが、昨日は台風一過の好展望を期待して、ちょっと出掛けて来ました。

暫く山を歩いていなかったので、ごく軽く汗を流すことが主目的で、その他には東三河の水瓶の、宇連ダムのある鳳来湖にどれだけの水が流入しているのか現地に出かけて確認しておきたいことも副次的な目的でありました。
幸いなことに三河では雨も風もそれほどには酷くはなくて、車で走行した中で、台風被害の跡は見られませんでした。
それでも山地に入ると車道には沢山の落葉や小枝が落ちていましたし、登山道ではそれがもっと激しくなっていました。

その時の模様はあと記事でレポートしていくことにして、この記事では山上からの、久しぶりに見た山岳景観だけをアップしておきます。

伊吹山 ↓

今回は久しぶりに山の神様と出かけました。
まだ現役の家庭主婦を連れ出すのですから、家事を終えるのを待ち、家を出たのは午前9時でした。
茶臼山は家から80km以上先にあり、車を置いてから登山道を歩き、山頂に着いたのはおよそ3時間後のことで、昼飯タイムに差し掛かっていました。
長野県側の山頂には鉄骨製の展望台が造られていて、そこに登り、始めに目に入ってきたのは、霞んだ中におぼろに見えた伊吹山でした。



能郷白山 ↓

これから目を西~北~東~南~西方向に転じて行き、目に付いた山(或いは山塊)を列挙していきます。
この能郷白山も頼りなく、薄く見えていました。



白山 ↓

始めはこれが乗鞍岳かと思いましたが、乗鞍は恵那山に隠れて見えないようです。
この加賀白山も薄く見えています。
おおよそのことですが、山岳展望を得ようと思うならば、日の出から精々1時間程度しか猶予はないようです。
時間がこんなに遅くなりますと、如何に台風一過の上天気と言えども、視界は時間経過と共に悪くなる一方ですね。



恵那山・大川入山 ↓

茶臼山から比較的距離が近いので、目の前に大きく聳える・・・と言う感じで見えています。
大川入山は17km、恵那山は24km先にあります。



ずっと奥に北アルプスの片鱗 ↓

こんなところから北アルプスの一員が見えているのですね。
常念岳が薄く小さく見えていました。



手前に蛇峠山、背後に中央アルプス ↓

手前に蛇峠山が黒ずんで見えていて、背後の中央アルプスの連嶺が、位置の関係で見づらくなってしまいます。



蓼科山と八ヶ岳 ↓

ここからは蓼科山と、右に八ヶ岳の峰もちょこっと顔を覗かせています。
その右には南アルプスの鋸岳や仙丈岳が続きます。



仙丈岳 ↓

この山からの一番見事な山岳景観は南アルプスの眺めです。富士山や木曽御嶽、乗鞍岳は前山に隠されて見えませんが、南アルプスの迫力ある眺めに接するとそんな不平は消し飛んでしまいます。
ただ、小生の好きな甲斐駒ヶ岳が仙丈岳の稜線に隠れてしまうのが残念です。



白峰三山と塩見岳 ↓

白峰三山と塩見岳があたかもワンセットのようにしっかりと見えていますが、位置の関係から一番高いはずの北岳が低く見えてしまうのが残念です。



荒川岳と赤石岳、そして聖岳 ↓

この山頂からの山岳展望の圧巻はこの山塊の眺めではないでしょうか。
大きくて、堂々たる迫力で迫ってきます。



三ツ瀬明神山 ↓

目を近場に転じると、萩太郎山の右、南の方角約20km先に三ツ瀬明神山が見えています。
東三河の水がめの鳳来湖は、あの南(向こう)側の山裾で、宇連山との間にあります。



奥三河の山々 ↓

南南西の方角には奥三河の山々が固まって連なっています。



西方面 ↓

西の方には古町高山から碁盤石山や天狗棚といった馴染み深い山が連なっています。
しかし、見下ろす感じで眺めますので迫力はありませんね。
コメント (8)
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