ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/27日 伊吹山を笹又コースで往復 その3:樹林帯を抜けて草の道を登っていく

2013-09-04 06:42:40 | 草花
山腹の樹林帯を抜けると、今度は高い木がなくなり、草の斜面を登っていきます。
この地形は、もしもここが高山帯ならば、きっと雪渓が残っているような、すり鉢状のそんな地形の場所であります。
この急斜面を電光形に登って行きますので、それ程の苦痛は感じることなく歩いて行けますが、樹陰のない場所ですから、日光直射は相当なもののようです。
幸いなことにまだ朝7時半頃ですので、灼けつくような暑さは感じないですんでいます。

ダイコンソウ ↓

林縁付近でこの花を見ました。伊吹山にはオオダイコンソウもあるようですが、これは普通にダイコンソウで良さそうです。



マツカゼソウ ↓

三河の山でも見かける草で、親近感を感じます。




アキチョウジ ↓

ここで秋らしい花に出会いました。お彼岸の頃に三河の里山でよく出会います。



テンニンソウ ↓

テンニンソウには今山行で随分沢山の場所で出会いました。
ここのものは「フジテンニンソウ」だそうで、その特徴は、フジテンニンソウでは葉裏の主脈に毛が多いのだそうです。



テンニンソウ ↓

その”フジテンニンソウ”に近付いて撮ります。



レイジンソウ ↓

ここのレイジンソウは固有種の「イブキレイジンソウ」だそうです。イブキレイジンソウにあっては体表全体に黄褐色の毛が密生するところに区別のポイントがあるそうです。



クサフジ ↓

これも他の草と同じように山頂付近でも花を見ています。



遠くに養老山地 ↓

登ってきたところから遠くを見ると、一番奥に養老山地が霞んで見えています。




ウツボグサ ↓

夏の初めの花がここで見られ、チョット驚きました。



ゲンノショウコ(赤) ↓

ゲンノショウコの赤花は西日本に分布状態が濃いようです。



ゲンノショウコ ↓

こちらは三河でも良く見かける白花ですね。



「コゴメグサ」 ↓

コゴメグサは日本に10種類くらいあるようで、立ち止まって確認してはいませんから、これが何コゴメグサであるか断定できませんが、イブキコゴメグサという固有種もあるそうですので、或いはそれかもしれません。



オオヨモギ ↓

手元に「伊吹山自然観察ガイド」という小冊子があり、その中に草丈の高いヨモギを「オオヨモギ」として案内しています。たしかに人の背丈を超す長尺ものでした。 
コメント (6)
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