渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

Prize Cinema

2017年01月01日 | 日記
明けましておめでとうございます。

元日の昼前からTV映画三昧でした。

「シェーン」「荒野の決闘」「第三の男」そして「風と共に去りぬ・後編」を10時間近くに亘って視てしまいました。
視始めたら止まらなくなってしまったものです。

いずれも名画の誉れ高く、テーマ曲を昨年2月の川崎市アートセンターでの「映画音楽をハーモニカで召し上がれ」イベントに演奏候補曲に採り上げたものでした。
これだけの名画を、一挙に視られる機会は、時間に余裕のある正月3が日を除いて、まず、ありません。

最後、ジョーイ少年のセリフ、「シェーン! カム・バーック !」は、いつまでも忘れられませんね。

「荒野の…」最後、ワイアット・アープがクレメンタインに別れを告げるシーン、「クレメンタイン・カーター、実にいい名前だ」のセリフは、ワイアットの思いの丈を婉曲に表現したもので、いいですね。

「第三の男」は、政治・恋愛・サスペンスと大変、示唆に富む難しい映画ですが、映像の素晴らしさも超一級。
第三の男とは、ハリーの事故死の際の第三の証人、或いは、オーソン・ウェルズ演ずる死んだ筈のハリー自身でもなく、常に部外者であったアメリカ人作家のホリーなんですね。

「風と共に…」は、アメリカ南北戦争に敗れた南部の黒人奴隷制と綿花栽培農園で稼ぐ富裕層。

今年のメイン企画は、『「映画音楽を…」そのⅡ』、ですかね。

また1年間、硬軟取り混ぜ、よろしくお付き合い下さい。


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