15世紀の大航海時代、或いは、16世紀植民地獲得競争の時代ではなく、21世紀、今の時代の話です。
フランス領南太平洋のニューカレドニアでのフランス本国議会での選挙制度絡みの改憲に独立支持者が暴動を起こし、政府が非常事態宣言を発出、死傷者、略奪、経済大混乱が起きたとのニュースです。 日本人観光客も多いので、ニュースになったのでしょうか。
今以って、「フランス領」なんて言う世界があるのですねぇ。 カリブ海にも、似た様に「フランス領」「オランダ領」「イギリス領」といった地域があります、ありました? アフリカ地域では、欧州宗主国からの独立が進展しています。 植民地獲得競争には、残念ながら、昔、日本も加わりましたね。 あの頃から、人類史が連綿と続いていることを再認識させられます。
長い歴史の上に成り立ち、利権が絡む政治の世界の話ですので、簡単じゃありませんが、違和感は拭えません。 不勉強で誤解もありましょうが、ザックリこんなものでしょう。
序乍ら、17・18・19世紀、植民地の先住民は宗主国の経済搾取に苦しんだ。 先住民による労働力不足を補わされたのが、アフリカ人奴隷、インド人奴隷だった。 18世紀にアメリカに売られたアフリカ人奴隷が生んだブルースやブルースハープを手にし、遠い昔に思いを馳せる。
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