活火山の活動状況は、日本と同じか、或いは、それ以上。
小噴火を繰り返す様子等は、日常生活の普段の姿で、危険とすぐ隣り合わせ。
昨年11月に訪問した知人からの情報では、最近では珍しい位の大規模噴火の由。 2017年産のコーヒー豆の収穫は、既に終えているのでOKだが、風の向きで農園に火山灰が降るので、被害状況のチェックは、これから。 今回は、溶岩流のみならず、700℃を越す熱い砂が川のごとく流れ出て、救急隊の活動が阻まれている由。
日本でもTVやネットで、凄まじい様子が流れている。
写真の中央遠方で噴煙を上げる火山と似ていて、噴煙が10分程おきに吹き上がる様子は、観光客に受けていたが。
思い起こすのは、グアテマラの隣国・ニカラグアのコリント港での社船の日本への輸入綿花の積込みに立会うべく出張時、矢張り、活火山の大噴火に遭遇。 余談になるが、入社5年目に大阪支店で日本への綿花輸入業務に携わった為、世界の綿花について勉強、そんなことで、一大産地、アメリカ南部、アリゾナ州・ミシシッピー州の綿花栽培、殊更、黒人奴隷による綿花収穫業務の過酷さを知ることゝなった。 今のブルース・ハープを手にすることゝ無縁ではなかった様な気がする。
本船に寝泊まりする中、ある朝、起床してみたら空が真っ暗で、満天噴煙に覆われていることにびっくり。
綿花に火山灰が降りかかると、商品価値がなくなり、クレイム対象になる為、船長、代理店と然るべく対処の上、急ぎ、首都・マナグアに戻る。 火山灰が雪の様に20cm程降り積もる中、代理店の車で噴火する火山の近くを車輪を取られながら、疾走。 溶岩が流れ出ていたら、無事生還出来なかったかも。 地方の辺鄙な港だったので、まともに電話は通じず、情報もなく、帰れるか大いに不安だった。 30年程昔の話。