渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

鶴の一声、「携帯電話料金値下げ」

2016年10月20日 | 日記
安倍総理の一声で、総務省と通信大手のバトルが続いている。

思えば、1985年、それまで日本電信電話公社による通信事業の独占状態に、市場原理を導入する電気通信事業法の施行があった。
事業独占による通信料金の高止まりの中、通信事業の自由化が図られた。

新規参入組は、現在のNTTドコモ、KDDI(AU)、それからソフトバンクの3社であった。

あれからザッと30年、またもや「料金の引き下げ」で、今度は攻守ところを変えた。

あの時、ソフトバンクの社長は何と言って、政府、電々公社を攻め立てたのか。
自由化の挙句に、今、改めて「料金値下げ」を要請される側に立っている。
携帯利用料金は、べらぼうに高いと思うも、寡占状態の中で、利用者を二の次に、しっかりと利益を溜め込み「10兆円ファンド」でもなかろうに、と思う。

ワイモバイルや楽天が、格安スマホで寡占状況に新規参入し、既存業者のガラケーの値下げに繋がること大歓迎。
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