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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【bozzo】なんでもやろう会でヒカリエへ

2017-07-07 | UNITE!NIPPON
昨日はボランティアでゆめ工房のみんなとヒカリエへ。


重度の障碍者を抱える「ネットワークゆめ工房」のみなさんと
“なんでもやろう会”のボランティアとして参加。

10台もの車いすで半蔵門線を使い渋谷ヒカリエでランチをする…という
「健常者の日常」にトライ。半蔵門線の乗り降りだけで90分。
とにかくエレベータが小さい。重度の車いすでは1台入るのがやっと。

10台だから10回くり返すわけで。

そんでもって、駅員さんのサポートの許、列車に乗り込むのだけど、
まあ大きいから完全貸切状態。
渋谷についてからも駅員&警備員の連携でB5階から地上へ、
さらにヒカリエ7階へと。移動がハンパないわ。

みなさんトイレに行きたくなる時間かかってるので、
フロアを分けて障碍者トイレへ。

これがまた健常者が使っていたりして待たされる〜。



ヒカリエのエレベータもフル稼働で、なかなか乗り込むできず。
結局、ランチしたあと11階の展望を見て帰路。
どこまでもアウェイな世界。

唯一半蔵門線の貸切状態はマイノリティがマジョリティになった感あって愉快。


どこまでもこの社会が健常者目線で組み立てられ、
地下鉄乗ることもイレギュラー対応を余儀なくされる。
10台もの車いす行列は奇異なコトとして見られ、
彼らにとってはどこまでも非日常な行為の連続。

国際化で英語を公用語にとか、LGBTで性的少数者に人権をとか、
キャッチーな意味での多様化が表層では進んでいるのかも知れんけど、

なんつうかな、身体とか知的とかでの線引きについても、
もっともっと寛容な社会が本当なんじゃないかしら?


成熟ってそういうことでしょ。


弱者はどこまでも弱者で、テリトリーが限定され、体の良い排除がまかり通ってるわ。

彼らの屈託のない笑顔に触れたら、そんな線引きは間違ってるとわかるはずやのに、
まずもって触れあうことすらNGやし。


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