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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【JICA】食べて国際協力?

2006-11-01 | Philippine
草の根運動で、フィリピンの「バナナ植民地」は改善されるか?

答えはNOだろう。

しかし、現実を知ることで、社会の仕組みを省みる姿勢が産まれる。
何気なく食卓に並んでいるバナナの生産背景を知るだけでも、
世界の縮図を思い描くことが出来る。

そういった意味で、今回のworkshopは意義深いものだった。

何事もまず知ること。Open Mindで受け入れる姿勢。
そこから、自分のPositionに立脚して考える。

workshop参加者の多数が「バナナを外見では選ばないようにします」…といった発言をしていたが、
市場に出回っている8割がアグリビジネス企業によるバナナだという現実をどう受け止めるのだろう。
それでもNGOが輸入する5kg3,250円の【バランゴン】を購入しつづけるのだろうか?

「MY箸」を持参して「割り箸」を使わぬことで、アマゾンの森林が守られる…と考える偽善行為に近くはないか。

     Think Globaly, Act Localy.

その国の「常識」は、ひとつの「考え方」でしかない。
「考え方」は座標をずらすことで、置換可能だ。
ひとつの考えに固執せず、グローバルに組み替える、
   そんなフットワークを持ちたいと思う。

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