民藝のある暮し
尾山台「手しごと」内覧会
近年も手仕事が好まれる向きがありますが、本来の「民藝」の名に値しないものまでが、
「用の美」「民藝」などと呼ばれることがあります。この混乱は、本当の手仕事の良品を
埋もれさせ、後世に残すべき真に優れた技術の存続を危なくさせると、私たちは危惧しています。
一方で、私たちの生活においては、「所有」「消費」することがステータスで、大量生産された無機質なモノが
溢れた時代はもはや過去のものとなりました。便利な情報機器を駆使し、スピーディーで効率的、多忙な生活を
送りながら、健やかでホッとするような温もりのある手仕事の品に惹かれる人が増えていることを実感します。
わたしたちは「作り手」と「使い手」を結ぶ「担い手(にないて)」です。
扱う品には有名な産地や職人のものもあれば、人知れずコツコツと昔ながらの良品を作り続ける職人のものも
あります。選ばせていただく基準は「本物のよい手仕事であるかどうか」です。また、技術の継続のために、
現代の暮らしにあったものを作り手に提案し、作ってもらうプロデュースも行います。
これらを紹介し、販売することで、作り手の生活を支え、なんとかして技術の継承につなげたい。
そして同時に、良きものを、愛着を持って大切に使う悦びを多くの人に味わって欲しい。
そんな思いで活動しています。
「手仕事フォーラム」代表:久野恵一
尾山台「手しごと」内覧会
近年も手仕事が好まれる向きがありますが、本来の「民藝」の名に値しないものまでが、
「用の美」「民藝」などと呼ばれることがあります。この混乱は、本当の手仕事の良品を
埋もれさせ、後世に残すべき真に優れた技術の存続を危なくさせると、私たちは危惧しています。
一方で、私たちの生活においては、「所有」「消費」することがステータスで、大量生産された無機質なモノが
溢れた時代はもはや過去のものとなりました。便利な情報機器を駆使し、スピーディーで効率的、多忙な生活を
送りながら、健やかでホッとするような温もりのある手仕事の品に惹かれる人が増えていることを実感します。
わたしたちは「作り手」と「使い手」を結ぶ「担い手(にないて)」です。
扱う品には有名な産地や職人のものもあれば、人知れずコツコツと昔ながらの良品を作り続ける職人のものも
あります。選ばせていただく基準は「本物のよい手仕事であるかどうか」です。また、技術の継続のために、
現代の暮らしにあったものを作り手に提案し、作ってもらうプロデュースも行います。
これらを紹介し、販売することで、作り手の生活を支え、なんとかして技術の継承につなげたい。
そして同時に、良きものを、愛着を持って大切に使う悦びを多くの人に味わって欲しい。
そんな思いで活動しています。
「手仕事フォーラム」代表:久野恵一