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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Apr_24】喩にあらぬ過剰なまでの物語携えたまま死にゆけばいい

2020-04-28 | BOOKS&MOVIES
中澤系さんの命日_20090424。

隙に気がつくのは、実は細かくない人なんですよ。
だから、今の大学生よりも、僕が大学生だった頃の大学生の方が、隙を見分けられました。
たとえば、キメキメにきめている「高嶺の花」的な女がいれば、
大学生だった僕らは、それを戦略だと受けとったんです。
どんな戦略かというと、
見掛けに騙されずにハードルを越えてくる男を見極める戦略っていうことと、
キメキメに見えて随所に見せる隙をちゃんと見つけてくれる
「まともな男」「女の心を自分に映し出す男」を見極めるための戦略っていうことです。
ところが、ルールの外側に出たがらない昨今の「細かい男」は、
まじで馬鹿ぞろいになりました。
女の子が無理目に見えると、無理だと思っちゃうのね。
それが僕のいう「男の劣化」です。
そんな男を相手にしてしまう「劣化した女」が増えたのも、理由でしょう。
こうして残念なことが起り続けている中で、
残念なことが起こっていることに気がつく人たちが今もやはりいます。
そこには若い人たちもいます。
そんな人たちが中澤系さんのこの歌集を読んで、やはり……と受け止めているんだろうと、僕なんかは思うわけです。

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