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#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【May_05】戦死者供養塔

2013-05-06 | Photo-diary
東京タワーの建つ場所は
かつては海に突き刺す岬であった。

海と山の境界は、生と死の境界であり、
再生を願い、死者は岬に埋められた。

「うぶすな」とは古くから生まれた、土地の守り神をさす言葉だが、
元々は生と死の境である海岸線に「産屋」を建て、
再生の徴として生を授かったところから来た言葉。

浜の砂を敷き詰め、穢れた血を受け止めたことから「うぶすな=産土」という字を当てたという。

東京タワーが建つ、そのかつての岬には、
時代を超えて死者が祀られている。

紀元5世紀ごろの「芝丸山古墳群」に
寄り添うように建てられた「戦死者供養塔」である。

光降り注ぐ五月の日曜日に、ひっそりと陰にまみれて、在る。