世界の名優中の名優あの マーロン・ブランド を鉛筆画にしてみました。
マーロン・ブランドの真骨頂は、内面から役に成りきるという、それまでの大袈裟な演技のハリウッド・スターにはない凄みですが特に、表情を全く変えないで猫背で口ごもりながらボソボソと喋る演技は素人の私が観ても秀逸でした。
若い頃のマーロン・ブランドはポール・ニューマン似(ブランドの方が1歳年上)でスマートな美男で数多くの映画に出演していますが、やはり72年の
【ゴッドファーザー】 の首領コルレオーネ役が凄みがあってブランドらしいと思います。
原作はマフィアの首領であるビト・コルレオーネ(Vito Corleone)と彼の家族の絆に焦点を当てています。
今にもあのしゃがれ声が聞こえてきそうですが、私はこのしゃがれ声がどうも子守唄のように耳に心地良くて?フト眠くなりそうになり何回観てもきちんと観てないのです・・・^^;
そして、「ゴッドファーザー」で2度目のアカデミー主演男優賞に選ばれるが、映画界のアメリカ先住民に対する取り扱いが不当だとして受賞を拒否したことは有名な話ですね。
世界に名前を轟かせ栄耀栄華を極めたマーロン・ブランド(80歳で没)の晩年は意外に惨めなものだったようですが詳しくはこちらで:AFPBB ニュース
それにしても独特のメイクでのコルレオーネの顔の難しかったこと。私まで髪を掻き毟りながら(笑)何度も挫折しそうになりながらも完成といたしました。
B5サイズ イラストボード 鉛筆 2009.秋
このときブランドは計算すると48歳ということになり、所謂老け役になりますが見事に演じ切っていますね。
元の画像の眼差しは遠くを優しく見つめる目がとても穏やかで全てを包み込むようでしたが私の鉛筆画の方はやや鋭くなってしまいました^^;
tourienさんコメントありがとうございます。
難しい人物を選んだことを後悔しながら記事にも書いたように何日も髪の毛を掻き毟りながらの格闘となりました^^;
それだけに完成と決めたときから解放されたようで気持ちが宙に浮いてるようです ホッ(^.^)
独特のメイクもブランドならでは。
bossさんコメントありがとうございます。
鉛筆画を描こうとするとき全くモチーフとなる人物は白紙状態なのですが、ある日ある時フトある人物が浮かんできます。
そんな訳で最近の人物は中々頭の中にイメージとして湧いてきません プッ^m^
この比類なき凄みのあるマーロン・ブランドに臆することなく描くことがテーマでしたね。
↑お二人が仰ってるので、まったく同感です。
素晴らしいぃ
久しぶりの鉛筆画ですね!(^^)
白髪混じりの髪、そして、鋭い眼光・・・よーく描かれていると思いました。(^^)
↓晩白柚・・・又、1つ覚えました。(^^)