風のたよりのブログ

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握りー煮蛤

2014年01月18日 | 水彩画
煮蛤・・・通称煮ハマ(ニハマ)と言い、煮ハマと煮貝(アワビ)は、江戸前の粋であると言いたいネタでもあり寿司好きの憧れでもあります。


小肌、穴子、車子と同様に、江戸前寿司の代表的なネタ。
本来、江戸前寿司とは、しっかり仕事をしてあるネタを使ってあることが条件の一つであります。

まず、蛤の殻を外していき、菜箸を蛤の水管に刺していきます。

水管の中に汚れが溜まっているからです。そのままよく水洗いし、沸騰したお湯で1分位茹でます。
それを冷水に取り、ザルにあげ、一つひとつ開いていきます。
そして、蛤の汁に水、酒、味醂、砂糖でタレを作り、その中に観音開きに開いた蛤を浸け込みます。
一晩置いて、蛤をあげて出来上がり。

握って、煮つめをつけて食べると、これが、なんとも美味しいのです!







噛み締めて戴くと、蛤の得もいえないお味が口いっぱいに広がります。う~ん、口福とはこのことです♪






ハガキサイズ       顔彩      2014.1月






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