風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

職人の技

2010年02月07日 | Weblog
【ご挨拶】昨日は1000以上ものアクセスありがとうございますm(__)m


昨日テレビで紹介されていました~桶指物の技、ドンペリとコラボ京都・左京の職人親子が高野槇でクーラー~



ドン ペリニヨンの刻印入り

>木工芸で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された京都市左京区の中川清司さん(67)と長男周士さん(41)らが、高野槇(こうやまき)のシャンパンクーラーを開発した。伝統工芸復興を目指す職人の試みにフランスのシャンパンブランド「ドン ペリニヨン」が賛同、ロゴ入り製品を発注するなど、500年以上続く木工技術や木を取り入れる日本古来の生活様式に海外の注目が集まる。<(京都新聞から)

   
楕円形のシャンパンクーラーを公式クーラーに認定し、この春から世界の著名レストランで使用されるそうです。

そして、更に調べてみると川端 康成も愛した京都の老舗旅館 【柊家(ひいらぎや)】 は近年新館を増設されたようですが、52号室の特徴は柾目づくしだそうです。

>天井と床柱が杉、書院の天板が欅【けやき】、それぞれ柾です。最大の見どころは、人間国宝・中川清司氏による木画作品である床板。秋田県鳥海山【ちょうかいさん】で掘り出された樹齢1000年といわれる神代杉【じんだいすぎ】を「柾合わせ」という特殊な技法で作られています。柾目ならではの落ち着いた雰囲気に加え、この大きな床板が部屋全体に広々とした印象を与えてくれます。<



柾目【まさめ】とは: 木目がほぼ平行に並んでいる木板のはじの部分を指します。高樹齢の大径木からしか取ることはできません 。


人間国宝の中川清司さんとは:
私たち二人の夢のような憧れの「たる源」の湯豆腐桶ですが、たる源の一番の職人さんだった父・中川亀一氏に師事されたようです。





このニュースを知り、日本古来の伝統工芸が海外から注目されるということは伝統工芸復興にこれから益々期待出来ますね。