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二人に一人は罹る病気(2)

2016年05月24日 | 病気
前回からの続きです。 この方々は、理路整然としており文章も淡々とされています。BESTを尽くすことで活路を見出しているのかも知れません。

「情報を集めて、冷静に取捨選択できるタイプ」は、家族にも"自分の考え方"、"治療の選択理由"をちゃんと説明していますね。家族の心配も軽減されていると思います。

ステージⅣの方ですが、延命に見合わない辛い抗がん剤は御自分でパスして、他の抗がん剤を選ばれたりもされています。意に沿わなければ転院もされています。考え方が定まっているのでブレません。

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さて、次は「あー、こりゃ大変だな」と感じたタイプの方です。

一昨年、救急搬送されて翌日に手術、3日目にICUから個室に移動しました。医療メーカーのミスだったので費用は全額先方の負担です。空室の都合でいつもと異なるフロアとなりました。相部屋は科でフロアが決まっています。


手術はカテーテルなので、3日目には活動できるのに10日以上の入院期間でした。休憩所に居座ると他の方と会話になります。まあ、入院のお約束です。

で、お爺さん二人と病気自慢(苦笑)になりました。で、「同室の方が大変なのよ」との話に。

<要約>
 入院した時は、「気合で治す!私は絶対に治ってみせます!」と凄い勢いだったそうです。確か前立腺?膀胱癌?だったかな。ところが手術後にステージⅣ?らしいと判明したそうです。意気消沈・茫然自失で寝てばかり、奥さんと娘さんが「お父さん、しっかりして」と毎日通ってきては泣いているそうです。

Webで調べると、手術後浸潤が判明してもステージⅢです。もしかしたらリンパの生検結果が出てⅣに決定したのかも知れません。

「見るに耐えない」との話でした。「奥さんと娘さんが可哀想」と。

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二人に一人は癌に罹り、三人に一人は癌死します。刀折れ矢尽きるケースが大多数なのです。

「先生にお任せします!」「病は気から!」「気合で治す!」「私は絶対に大丈夫!」・・・このタイプがポッキリ折れると周囲を悲しみの淵に巻き込んで地獄ですね。家族が倒れちゃいます。


とにかく情報を集めて、冷静に取捨選択を!

私の場合、昨年医師に「7割は悪性」と言われて手術後までそのように思ってました。Webでは8割以上でしたし。3日間はショックで駄目でした。それ以降はWeb検索と書籍購入の鬼となりましたね。










ところで、余談です。こんなメッセージを送った人がいます(私宛ではありません)。あえて勝手にUPします。文面は途中で切りました。



企業のTOPと会話するには相手の立場は勿論、2-3手先を読んで話さないと駄目です。また、そのような話し方をされます。ついていけないと悪く言えば「頭が悪い」、良く言えば「考えが浅い」と云われ(思われ)ます。

この文面から想像できると思いますが、ブログ主の微妙な言い回しを捉えられていません。考えが浅いと言われても仕方ありません。実社会では疎んじられているかも。この方にはwebが唯一の"上から目線"で物言える場所かも知れません。まあ、Webは中高生の閲覧も多いでしょうしね。とにかくこの様なコメントを書く人もいるのです。

普段から適当に流す習慣を付けておきたいですね。病気で弱っているところにダメージは戴けませんので。

私のブログは自分の"覚え書"であり、アレなメッセージは完全無視で何とも思いません。邪魔ならメッセージ&コメントなど出来ない仕様に変更するのもお勧めです。

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