<まずは大腸から>
大垣市民病院の論文では限定性集積65件中20件が癌でした。3割は癌ということですね。
<次に小腸です>
独協医大の論文によると、小腸(空腸・回腸)の集積は84病変中、19病変のみが病的集積でした。9病変は悪性リンパ腫、5病変はGIST、僅か1病変が原発小腸癌・大腸癌からの転移・盲腸癌・ベーチェット病(全身炎症性疾患)・筋腫(良性腫瘍)でした。
位置的にはヘソの右下、回盲部辺りが多いです(私の画像も回盲部) ベーチェット病(全身炎症性疾患)・筋腫(良性腫瘍)を除くと2割が癌です。
言いたいことは、「意外と確度が低い」のです。PET-CTの得意分野は「甲状腺がん」「食道がん」「乳がん」「大腸がん」「肺がん」「子宮がん」です。3割でも得意分野なのです。
あとは転移(リンパ節や骨etc)ですが、コチラの有用度が高いかな。
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余談です
前回の病気ブログで記載したPET-CT、私も腸が光っていますな~。「強い集積」とのこと。
9/4 PET-CT 腸に強い集積有り
10/13 胃カメラ実施(胃のオペした病院での定期胃カメラ)→問題無し
10/23 大腸カメラ実施(旧職場近くの医大)→ポリープだけで問題無し
10/26 上記医大 教授診察→「癒着が酷いので小腸の可能性もある。再発かも知れん」「11/13迄精査して方針決めしよう」
11/1 毎年人間ドッグしている放射線医→ 「この画像は99%大腸です。T医大の”小腸指摘”は考えられませんね」と。
T医大は腹切りたいんかな~ まあ、どうやら大腸の集積のようですが、問題はなさそうです。
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T医大、「腹痛と膨満感は機能性ディスペプシアだろう、背中痛は分からん。痛み止めで対応してくれ」と。少々頼りにならんので他院にも予約を入れました。
やはりセカオピってのは必須だわな。