「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

オーボンヴュータンのケーキ

2010-04-14 | 美味しいもの(スイーツ、お取り寄せ等)

世田谷区の尾山台にあるオーボンヴュータン。飾り気がなく、味で勝負!という感じの凛とした姿勢を感じさせるお店です。

一口目で美味しい!というよりも、食べ進めるに従いしみじみ美味しさが感じられる類のお菓子です。焼き菓子についても同じ感想です。

尾山台の本店に行けば、生菓子、焼き菓子ともたくさん種類があるそうで、一度行きたいと思いながらいつも日本橋高島屋の売店でお茶を濁しています。

写真のレアチーズケーキとサバランは私の定番中の定番。
ショーケースの前でいろいろ迷うものの、結局この二つに落ち着いてしまいます。

サバランのほうは中にカスタードクリームが入っています(私は生クリームが入っている方が好き)

レアチーズケーキは固めで、ぶりりんとした食感です(私はやわらかいクリーム状のもののほうが好き)。

もともと、全然好みの系統の味ではないのです。なのになぜオーボンヴュータンのケーキが好きなのか・・・。河田勝彦パティシェの魔法にかかっているのかも。

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ベーシックは美味しい―オーボンヴュータン河田勝彦の菓子
河田 勝彦
柴田書店

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ビアードパパ・期間限定チェリー味

2010-04-13 | 美味しいもの(スイーツ、お取り寄せ等)

ひとくちひとくち大事に味わう有名店のお菓子も好きですが、ビアードパパのように支店もたくさんあって手軽に買えるおやつも好き。

お財布に優しいのにこんなにおいしい、というところもビアードパパが好きな理由の一つ。

金曜日など、夫が時々お土産を買ってくれるのですが、先日のサプライズを私がとても喜んだせいか、間を置かずまたお土産が。

今日はビアードパパの期間限定のチェリー味。
かすかに酸味があるせいか、さわやかに感じるクリームです。
シューの真ん中にサワーチェリーがころんと一つ入っています。

先日の栗のシューもおいしかったですし、このチェリー味もまたよし。カモミールのハーブティーと合わせました。

カスタードの定番品に手を加え「絶品シュー」はこちら

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LA TERREのパンとケーキ

2010-04-12 | 美味しいもの(スイーツ、お取り寄せ等)

LA TERREラ・テールのパンとケーキ。渋谷の東急フードショーにて。

ご紹介が遅くなりましたが、”ホワイトデー”第一弾として夫のお土産です。

奥から右回りに、

げんこつドーナツ(たしか○○ップフェンという名前。レーズン入りで美味しい
ザッハトルテ(生クリーム添え)
大地のプリン(絶品 卵の味がしっかりしながらとろんとした舌触り。パステルのプリンは好きだけど、もっと材料の味がしっかりしているのがいいなあと思っている方におススメ)
和栗あんぱん(栗の形を模した形がかわいい)

以前、ほしいものをメールしたものが夫の携帯に残っていたので(その時はメールに気付いてもらえなかったのですが)、思い立ったときにサプライズで一通り買ってみたそうです(なぜか和栗のあんぱんがおまけについていました。こちらもおいしかったですよ)

コレ、と決め打ちでほしいものがある奥様方は、デパ地下に行きたがらないダンナサマには「お品の内容だけでなく、お店の位置、売り切れの時の代替品」まで詳しくメールで送っておけば、いつかはこうやってお土産がくるかも

「混んでいるデパ地下に、仕事帰り疲れているときに足を踏み入れてもらう」のはなかなか気が引けますので、期待せず、要求せず、相手がその気になるのを静かに待つ、のがコツでしょうか・・・
(果報は寝て待て?)。

ホワイトデー第二弾はレストランサカキのランチでした。

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なつかしバナナオムレット

2010-04-11 | 美味しいもの(スイーツ、お取り寄せ等)

なつかしバナナオムレット。東京會舘のものです。
この頃はケーキ屋さんで見ることはなくなっていたので「わーっ なつかしい~」とうれしくて購入し、それ以来何度か買っています。

勤務先が丸の内にあるため、皇居近くの東京會舘には昼休みに歩いて行ける距離です。1Fのケーキショップでは伝統の「プチフール」や生ケーキ以外にパンも売っています。

バナナはあまり好きでないので普段は食べないのですが、このバナナオムレットだけは別。時々食べたくなります。

ふんわりしたスポンジにバナナと軽めの生クリームが挟んであります。

10センチくらいある巨大な大きさなので、お昼ごはん代わりに食べています。甘いものを食べたい気持ちが十分満足します。

そういえば、山崎パンに勤める人が、ヤマザキの生菓子の中でもバナナオムレットは不動の人気とおっしゃっていたのを思い出しました。

バナナオムレットって、日本の発明だとどこかで読みましたが、どのお店が最初なのでしょうね。

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レストランサカキでランチ

2010-04-10 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ

京橋のレストランサカキにランチに行きました。

ここは平日の昼はフライ、ハンバーグなどが美味しいと評判の洋食屋さん、夜と土曜の昼はフレンチ、というおもしろい業態のレストランです。お父様が洋食を、息子さんがフレンチを担当と雑誌か何かで読んだ記憶があります。

1年以上前になりますが、友人とディナーに行き美味しかったので、今日は夫とランチに行きました。

一応、バレンタインデーのお返しにとのこと(なぜ”ホワイト”デ―ていうのでしょうねえ)。

アンチョビクロワッサン、トマトムースのアミューズの後は前菜。
私は生ガキに土佐酢のジュレをかけたもの、夫はウニのコンソメジュレ寄せ。私もディナーでいただきましたが、その時はウニの殻に入っていました。



メインは、私は写真の「ウズラローストパエリア詰め」を頼みました。皮は香ばしく、とてもよい焼き具合でした。パエリアのサフランがソース(たぶん肉汁をシェリー酒などでのばしたもの)とも良く合いました。

夫が頼んだのは牛ほほ肉の赤ワイン煮。こちらもとってもおいしい。こごみの天ぷらをあしらってあるのも春の気分を盛り上げます。

デザートは盛り合わせ。
クレームブリュレ、ブラウニー、バニラアイス、ヨーグルトムース。
ディナーの時はプチフールもお茶と一緒にきましたが、ランチの時はなし(コース内容によるかも)。

お店のインテリアはシンプルで凝った感じはありません(平日昼は洋食屋さんとの二毛作ということですし・・・)。

なので雰囲気重視の方には向かないかもしれませんが、リーズナブルなお値段で美味しいものが食べられる良いお店です。
また、塩けもきつすぎないところが私の口には合いました。

パンも、ちゃんと温めたバゲットが都度サーブされます。
バターではなく鴨のリエットが添えられており、つい食べ過ぎてしまいます。

ランチコース(一番安いもの)3,500円。サービス料なし

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シェルブールの雨傘 柳家の鯛焼き

2010-04-09 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ

人形町のタンネでパンを買った後、あたりをぶらぶらしました。

人形町、といってもだいぶ水天宮寄り、稲庭うどんの「古都里」の斜め前あたりだったと思います。気になる看板発見!

1Fが傘屋さん、2Fが「シェルブール」という名の喫茶店。
どう考えても、傘屋さんがビルを建て2Fで喫茶店も始めたとしか思われないネーミングです(カトリーヌ・ドヌーブ主演の悲恋ミュージカル映画「シェルブールの雨傘」からとっているはず。映画は1964年に公開されカンヌ映画祭のパルムドールをとりました)

このわかりやすさ、レトロさがちょっといい感じ。
想像からすると、昔ながらのピザトーストとかホットケーキとかのメニューなのでしょうか。

代替わりして改装され、横文字の名前などに変えられないうちに行ってみなきゃ

継いだ人が、たとえば Les Parapluies de Cherbourg=シェルブールの雨傘、の原語(映画はフランスの港町シェルブールのお話です)などにしたら、昭和レトロの趣がなくなってしまいますものね。

甘酒横町を曲がって少し行けば、東京三大鯛焼き屋さんの柳家が
(ちなみに他は麻布十番の浪花屋、四谷わかば)。



焼き立てで皮パリパリでも昔のほうがもっと皮がうすくてあんこがぎりぎりまではいっていたような。

他にも、和装小物のお店があったり、ちきりやさんという手ぬぐい専門店があったり。お菓子屋さんも老舗が軒を連ねます。以前、餡がきれいな層になったお饅頭(玉万)を買った人形町玉英堂彦九郎も健在でした。

この一帯は第二次大戦時の米軍の爆撃で焼け野原となりました。

しかしながら多くの街とは異なり、そのまま、跡地に建物が建てられたのではないでしょうか。大通りを一本入れば幅の狭い路地がたくさん残っています。

裏通りを歩けば、昔は花街であったことをしのばせる家々や料亭もあります。

たとえて言えば、表通りを一本入った東銀座のようなイメージでしょうか。時がゆったり流れています。
目的を何処と定めるというよりも、街の、昔なつかしい下町の雰囲気を楽しむところでしょうか。

水天宮にお参りに来るようなことでもなければ機会がないかもしれませんが、どこかにお出かけしようかな、という時に行かれてみてはいかがですか。

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手長エビのパスタ・東京駅でイタリアン

2010-04-08 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ

東京駅でイタリアン。

八重洲側の「キッチンストリート」という飲食店街の一角に山田宏巳シェフのお店「リストランテ ヒロ」のディフュージョン(廉価)版の「ヒロ プリモ HiRo PRIMO 」があります。

他のお店は並んでいないのに、ここは何組も。人気店ですね。

丸ビルのリストランテヒロは行ったことがあります。美味しいのですが、かなり割高(むしろ青山本店のほうが同程度のコース金額で内容が良い)。

丸ビルから東京駅を挟んで反対側でリーズナブルに、しかもアラカルトでヒロの味をいただけるなんて。ビバ、ヒロプリモ!

ここの手長エビのパスタが美味しいと常々聞いていましたので、常連さん?に連れて行ってもらいました。彼女は年は私よりもだいぶ若いですが、「おひとり様」の大先輩。

仕事で疲れた帰りなど一人でスプマンテと手長エビのパスタを召し上がるそうです。アルコールが一人で飲めるのはカッコいい。

↑手長エビのパスタ。
ガーリック、オリーブオイルたっぷりのリングイネ。お鍋で出てきます。

エビのみその風味が濃くてとってもおいしい
また、生トマトの風味がアクセントになっています
お店の方から勧められるままに、フォカッチャでソースを最後までぬぐっていただきました。

↓前菜盛り合わせ。
左からプロシュート、カプレーゼ、マッシュルームパン粉焼、バーニャカウダ(野菜は紅大根など珍しいものいろいろ。うるいもこうやって食べると、おいしいですね)




↓生トマトとバジルのパスタにモッツアレラのソースをかけたもの。




↓ティラミス




↓アフォガード

客席でエスプレッソをバニラアイスにかけてくれます。



ぜひ皆様もいらしてください。ちょっと美味しいものを、という時に重宝するお店と思います。

また、ヒロプリモのある東京駅キッチンストリートは、他にも片岡護シェフの「アルポルト」系列のイタリアン丼ぶりを出す「DON AL PORTE」、仏料理屋京橋ドンピエールのカレー屋さんなどがあります。

「東京に来たけれど有名店に行く時間がない」方が手ごろに各店の味が楽しめる、ポイントを押さえた飲食店街といえましょう。

余談ですが、いい携帯で撮るとデジカメ並みにきれいな写真が撮れるのですね。私も買い換えようかしら。

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ケーク・サレ(塩味のケーキ)

2010-04-07 | 美味しいもの(スイーツ、お取り寄せ等)

静かなブームのケーク・サレ(塩味のケーキ)。料理本も売っていますし、焼き型と材料がセットになっているキットまで本屋さんで見つけました。

要は、ケーキの生地の砂糖を控え、塩ないしは有塩バターで味をつけ、具にお総菜になるものをいれたもの。

これはビゴの店のもの。ハム、オリーブ、パプリカが入ってワインのおつまみにぴったり。具の味のあと、卵とバターの風味が追いかけてきます。

まあ、ブリオッシュと一緒にオリーブやハムを食べれば同じともいえますが・・・

以前も書きましたが、ビゴの店は、直営、ライセンスと2種類あるようで、本家より、このプランタン銀座に入ったライセンスのお店の方のファンです。

可愛いネズミ親子パン、ケーキなど他のお品についてはこちら


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隅田川沿いのお花見

2010-04-06 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ

隅田川沿いのお花見。

ご存知の方も多いと思いますが、隅田川沿いは遊歩道が作られており、桜が植えられています。なので今の季節、格好の散歩道となります。



↓上野の老舗甘味屋さんみはしの粟ぜんざい。

これは残念ながら私が食べたのではなく、上野にお花見に行った母が送ってくれたもの。つやのよいどろっとしたあんこがとってもおいしそう 
(実際 「おいしかったーo(^-^)o」そうです)


みはしの小倉アイスの写真はこちら





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結婚記念日ディナー

2010-04-05 | お祝いごと・季節行事
結婚記念日ディナーのご紹介。

スパークリングワイン(名前を忘れてしまいましたが、ニューヨークヤンキースが優勝した時の祝勝会で”シャンパンファイト”に使われたというカリフォルニア産)を開けました。ドライで美味しかったです。

 ↑前菜の鴨のパテ。鴨のレバーを香草とコンソメスープで煮てフードプロセッサーにかけ、白ワイン・卵黄を加え蒸す。ピスタチオを混ぜ入れて出来上がり。

添えたのは
・いちじくのコンポート
・極小玉ねぎとオリーブ(瓶詰めの汁を切り、煮切った白ワインとローズマリーにつけて塩抜き+風味付け)
・マスタード
・冷凍パイシートを三角形に切って焼いたもの

 ↓カブのスープ。カブ(+香味野菜)を鶏ガラスープで煮て裏ごしし、生クリームと牛乳で伸ばしたもの。ピンクペッパーを添えて。



↓ホタテ貝のサラダ仕立て。前菜ぽいお皿ですが、魚料理として。ホタテは太白ごま油とオイスターソースを混ぜたものでマリネしておき、お皿に盛ってから仕上げにレモン汁を回しかけいくらを飾ります。

トマトの中にはカニとクリームチーズのディップを詰めました。
あとコンソメスープをゼリー寄せしたものを賽の目に切って敷き、塩気を添えます。




↓お肉料理はビーフステーキゆず胡椒ソース。
フライパンにバターとオリーブオイルを半々入れ、ニンニクチップ、エリンギを炒める。エリンギを取りだしたフライパンで、焼く直前にハーブソルトを振った牛肉を焼く。

フライパンに日本酒を入れ、さっとアルコール分を飛ばし、柚子胡椒を入れステーキとエリンギにかける。

ご飯は、塩をほんの少し入れた出汁で炊いて、炊きあがったら柚子の皮のすりおろしを香りづけに混ぜます。



おなかがいっぱいだったので、食後のお菓子はなくエスプレッソのみ。

夫に喜んでもらえて良かったです。

とてもきれいな紙細工のカードに素敵なメッセージを書いてくれていたのに私は何も用意しておらず、それが心残りでした。


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上機嫌な言葉366日(田辺聖子)

2010-04-04 | 本・映画・名言

田辺聖子の「上機嫌な言葉366日」を読みました。

これまでの作品の中から人生訓めいた言葉をあつめたものです。

私は、この世の中でどれほど楽しみをみつけ得るかということが、女のかしこさの度合いだと、この頃つくづく思うようになっている。

若々しいのがやはり「イイ顔」であろう。物理的な年齢のことではなくて・・好奇心を持っているか、知ったかぶりをしない、だから70歳の若い顔もあれば、17,8の年寄顔もいるわけである。 

 私はこのごろ、幸福になる能力のあるなしは、ひとえにかかって「棚上げできる能力」にあるのではないか、と発見した。

これはかなり私の偏向した嗜好かもしれないが、私は人と人の車間距離をとれることを、オトナの教養だと思うときもある。

これは以前ご紹介した「乗り換えの多い旅」の「人は点と点とのつながりでいいのだ」に類するものでしょう。


など、膝を打ちたくなるような言葉がいろいろ。

でも中には、断言しすぎでは?というようなことも。

尊敬して愛する、なんて考えただけでも辻褄の合わないコトバである。尊敬する、というのはかぶとをぬぐことで、愛するというのは、かぶとと関係ない次元のことだから

と聖子先生は書いています。

「尊敬はしないけれど愛する」という恋愛もあるでしょうし、「尊敬しているけれど愛せないからつきあえない」ということもあるのはわかります。

とはいえ、愛しているから(美点に気付き)尊敬する、尊敬するからこそ(その人がよく見えて)さらに愛する、ということもあるのではないでしょうか。

今日は結婚記念日だからこういうことをしみじみ思うのかもしれませんが、私の場合は、愛と尊敬とは相乗効果だと自己分析しています。

左脳と右脳は隣り合わせですし影響し合っているのでは。というのが脳科学者でもなんでもない私の説ですが、さて、皆さんはどうお考えになりますか。


上に抜粋した”幸福になる能力のあるなしは、ひとえにかかって「棚上げできる能力」にある"ことがはからずも証明されているともいえます

少なくとも、夫に関しては私の至らない数々のことを忘れてくれているようなのでまさにその通り(・・と本人が言いそうです)。


おっと。

聖子先生によると
家庭の幸福、などというものは、その家庭では芳香だが、外へ洩れると悪臭になる。とのこと。

おっしゃる通りです  

”悪臭”に耐えてここまで読んでくださいましてありがとうございます。励みになりますのでブログランキングへの投票(ここをひとぽち)お願いします


上機嫌な言葉366日
田辺 聖子
海竜社

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千住真理子バースデイコンサート

2010-04-03 | 音楽・演劇等

桜も満開。前日、大風が吹き荒れていたのにもかかわらず六本木の国立新美術館前では薄紅色の花弁が空を彩っていました(ルノワール展に行きました)

昨年に引き続き、バイオリニスト千住真理子のバースデイコンサート(リサイタル)に行きました。今日4月3日が千住さんのお誕生日です。美しいデュランティの響きを堪能しました。

水曜に小林研一郎指揮の1812・展覧会の絵などを聴きにいったばかりでコンサートづいています。

  昨年の模様はこちら

ライブレストラン(六本木スイートベイジル STB139)でのコンサートということもあり、昨年に引き続き、名曲ぞろいで親しみやすい選曲です。

タイスの瞑想曲、 愛の夢、 歌の翼に、(シューベルトの)セレナーデなどは大好きな曲で、それを間近に素晴らしい演奏で聴けるなんて幸せ

また、シューベルトのアヴェマリアは、声楽をやっている友人が結婚式の際に歌ってくれた曲で、それも昨年のバッハ同様、よい記念になりました(明日が結婚記念日なので)。

アンコールは2曲あり、エルガーの「愛のあいさつ」とロシア民謡の「黒い瞳」でした。「愛のあいさつ」は、偶然にも今朝夫が鼻歌を歌っていましたが、なにか予感があったのでしょうか。

今日の演奏曲一覧

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より、第3楽章 ロンド形式のガヴォット、 

W.A.モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番、
シューベルト:アヴェ・マリア、
マスカーニ:アヴェ・マリア ~カヴァレリア・ルスティカーナより、
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番、
マスネ:タイスの瞑想曲、 
リスト:愛の夢、 
フォーレ:夢のあとに、 
メンデルスゾーン:歌の翼に、 
シューベルト:セレナーデ、 
千住 明:ラストナイト、 
モンティ:チャルダッシュ

スイートベイジルはお食事もおいしいです。
また、特にお願いしなくても最初から取り皿を持ってきてくれたり、荷物を隣のテーブルに置いたらどうかと勧めてくれたり、働く人たちのサービスが気が効いて感じが良いのが好きです。

飲み物は昨年と同じロゼのスパークリングワインを頼み、最後はフレッシュハーブティーで締めるのが定番です。

上の写真は、デザートのサバラン。

他にもハマグリと筍の冷製スープ(ハマグリのゼリー寄せを筍のクリームスープにおとしたもの)や、ビフカツサンドなど頼みましたが美味しかったです~。





 ↑縦3センチくらいあるびっくりする大きさのオリーブ。二つ並べるとルノアールのモデル女性のお尻のよう。

素敵な音楽を聴き、おいしい食事をとり、人生楽しいなあと思いつつ帰途につきました(単純ですが)。

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↓千住さんが、何度も宣伝されていたお母さまの本。

千住家の命の物語
千住 文子
新潮社

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千住家の教育白書 (新潮文庫)
千住 文子
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国立新美術館ルノアール展

2010-04-03 | アート・インテリア

STB139で行われる千住真理子のバイオリンリサイタルの前に、4月5日までのルノワール展に行きました(六本木の国立新美術館。その後は大阪で開催だそう)

事前にウェブで調べたら(1時間ごとに混雑状況がアップされていて便利)、「館内は混雑しているけれどチケット購入、入場待ちなどはない」とのことで安心して出かけました。

実際、まあその通りで、やはりゆっくりは全然見られませんでした。
でも上野の各美術館と比べ、通路をゆったり作ってあるので回りやすいです。

印象深かったのは、これだけ人が多いのに、靴音やパンフレットなどの紙をめくる音、衣擦れの音は聞こえるものの、大声で話す人が皆無だったこと。まだまだ日本もマナー大国ね、と感心しました。先日の山種美術館では、おばさま方のグループが多かったせいかそうではなかったですが・・。

当のルノアール展は、ポーラ美術館のものを多く持ってきているというだけあり、実はポーラで観たものがいくつか。

とはいえ、日本に来るルノアールの絵(おそらく全盛期)は、どの絵ももともとタッチが似ていて、それぞれの印象が強くないせいか、どの絵を何度見ても逆に飽きが来ず、心安らぐような気持ちがします。これはモデル女性のムチムチ度合いに親近感を覚えるからでしょうか・・ 

しかし、こういう体型が「美の極み」の世の中になれば、努力を重ねてモジリアーニ風美女になった方々はがっかりすることでしょう・・。

花と少女を均等に焦点を当てた「縫物をする少女」など、やわらかい色彩の美しさを堪能しました。この絵がとても好きだったのですが絵葉書がなく残念。

絵に赤外線をあてて、この絵は下絵を何度もやり直して書いたもの、別の絵は、直に絵具を塗り仕上げたもの、など科学的な分析がなされたコーナーもおもしろかったです。

ちょうど、国立新美術館では、水彩画の展覧会も別途開催されていました(夫の好きな鈴木新の絵が展示されている)でも全然割引がないのですね。ルノアール展で1、500円、そのあと水彩画展でさらに700円、というのはちょっとびっくり。

木場の現代美術館では、複数の展示を見るとかなり割引になるのでそういうものかと思っていましたが、国立新美術館も「館内ひとめぐりチケット」のような一日フリーパスなどぜひ検討していただきたいです。

ところで、国立新美術館は黒川紀章の設計です。
写真でおわかりになるように、とても美しい曲線美です。

せんだいメディアテーク(こちらは伊東豊雄設計)がお好きな方は、(デザインの系統は同じではないですが)そのスケールの大きい版のわくわく感が味わえると思います。

ミュージアムショップも充実していて、素敵な陶器や、ミナペルフォネンの卵型バッグまで置いてありました。また、ラスクとカップのセットなど、ちょっとしたプレゼントにぴったりのお品もたくさん。

ミュージアムショップの奥にはセルフサービスのカフェもありますし、1Fにも窓がガラス張りで見晴らしのよいカフェも。テラス席もあります。今の季節だと桜を見ながらお茶が飲めます。

これから暖かくなりますし、お散歩がてら、絵は観なくてもぜひお出かけください。

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余談

ユーミン(松任谷由実)が、千鳥が淵のホテルでヒントを得て書いたという「経る時」という歌があります。

「窓際では 老夫婦がふくらみだした蕾をながめてる」
「どこから来て どこへ行くの あんなに強く愛した気持ちを憎んだことも 今は昔・・・」
という、かつての恋をしのぶ、しみじみしたいい曲です。
(歌のうまい人がカバーしたら、桜ソングとしてヒットするのでは)

国立新美術館のカフェ、平日朝行けば、まさにこの「経る時」の世界ではとふと思いました。

ちなみに「経る時」の中で”さびれたホテル”と何度も歌われるホテルは「フェヤーモント ホテル」です。数年前閉館となって今は「パークマンション千鳥ヶ淵」が建っているそうです。

まさに「経る時」・・・。

REINCARNATION
松任谷由実,松任谷正隆
EMIミュージック・ジャパン

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ドイツパン 人形町 浜町タンネ

2010-04-02 | 美味しいもの(スイーツ、お取り寄せ等)

かねてから行ってみたいと思っていた人形町、および浜町のドイツパン屋さんタンネへ。

人形町に用事が出来たとき、まず思ったのは「タンネ行こう!」。
人形町のお店と、本店?の浜町(明るくて大きい。こちらの方をおススメ)を梯子しました。

写真のほかに、お食事パンの詰め合わせも買い帰宅。
カイザー類はとても軽く、サンドイッチにぴったり。プレーンの生地にキャラウェイシードやカボチャの種がトッピングされているのもありました。
皆ドイツ名前なのでムズカシイ。

リングシューみたいなのは、なぜかこれだけ英語名称の「アップルパイ」。アップルシュトルーデルかしら?と思いましたが、実際軽いパイ生地で、シュトルーデルみたいな、しとッとした感じではなかったので”アップルパイ”なのでしょうね。
焼くと生地がさくさくでおいしーい

↓奥は、クリームパン。素朴な美味しさ。アーモンドの香ばしさが効いています。
手前は、1人3つまで、と限定だったので買いましたが、普通の白パンにサワーチェリーのシロップ漬けが入っているものでした。



パンもお菓子も全体的にあっさり、軽めなものが多いです。

本場の味を守るため、定期的にパン職人をドイツから呼び寄せている、との触れ込みだったので
リンデのような麦の香りが強くどっしりしたものを期待していたのでちょっと残念ではありましたが、これはこれでおいしいです。

ところで、人形町といえば、交差点の角に「プレタグテー」というスペインパン?のお店があったと思います。一度買って美味しかったのですが久しぶりに人形町に行ったら、ビルが建て替わっていてお店がなくなっていました。どなたか移転先ご存じないでしょうか?

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日本酒のおつまみ・煮アナゴ

2010-04-01 | お酒のおつまみ・軽食

煮アナゴなどお酒のおつまみ。締めはおそば。

・牛すじ肉としょうがのスープでジュレをつくり塩茹でしたオクラ・半熟卵にかけたもの

・煮物の残りを刻んで入れた蒸し卵

・煮穴子

・大根おろし

・生麩ともずく。生麩は、ワサビ醤油をつけてお刺身みたいにしていただきます。

うーん、ちょっとたんぱく質、特に卵多すぎかも。反省。

あなごは、タイ産の生のアナゴをスーパーで見つけたので買ってみました。さっと湯引きして、出汁でさっと煮て木の芽を添えちょっと季節を先取り。(山椒は、冬は部屋の中で育てていれば元気なまま)

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