NHKの番組「百歳バンザイ」。私のお気に入り番組で、TVのハードディスクにも感動した回をいくつか録画して保存しています。元気をもらっています。
私の一番好きな回は、大阪府吹田市の「菅谷 藍」さんを取り上げたもの。とってもステキな明るいマダムです。”若々しい80歳”という印象です。
30歳で夫を亡くし、妹夫婦と同居。84歳から一人暮らしだそう。
菅谷さんは50歳のときにお習字を始めたとか。100歳の今は自宅で週一回お習字教室を開いています。
米寿(88歳)の時に、残り時間に限りがあることを意識して「ならば楽しく生きなきゃ!」と決心。
「一人暮らしで一品だとわびしいから」と毎日何品も料理を作ってお食事。スーパーに自分で買い物に行かれます。
新聞で最初に目を通すのは連載小説。「恋の葛藤が面白い」。
寝る前にトランプ占いを必ずして、いい結果が出るまでやって「明日もいい日」と思いつつ眠るそうです。
100歳になって好きな言葉は「魂燃」。希望に満ちている今の心境そのもの、だそう。ああ素晴らしい
このように私も老後をむかえたいということ、また私も人に何か教えてあげられることがあるといいのに、何か習い事でもしようかなあと思わせられます。
同じようにステキだと感じたのは、沖縄で暮らす海洋学者のキャサリン・ミュジックさん。さんごの研究家です。
先日テレビ番組(さんごを守ろうという内容のドキュメンタリー)に出ておられたのでご存じの方も多いでしょう。
この方はぐっとお若く60歳なのですが、世界各地で研究をされた(大学に勤めた)後セミリタイヤされて、今は沖縄に永住を決めました。
さんごを守る活動や小学校で英語の本の読み聞かせ、図書館で自然についての説明をするなどのボランティア活動をしながら、新たに水彩画を習ったりと忙しい毎日を過ごされています。
イタちゃんというかわいい犬と二人暮らし。
「イタちゃんが好きだから守ってあげたいし、自然も好きだから守ってあげたい」と語る姿が印象的でした。
お二人とも、自分のしたいことがわかっており、自分の「いま」に満足することを知っている。つまり精神的に自立しているから生き生きしているのですね。
90歳の現役ピアニスト、ハンク・ジョーンズについてはこちら。
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※写真は、家にあったさくらんぼとブルーベリー、結婚披露宴におよばれしていただいた白いバラの花を撮ったもの。