「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

百歳バンザイ

2010-08-30 | もろもろ

NHKの番組「百歳バンザイ」。私のお気に入り番組で、TVのハードディスクにも感動した回をいくつか録画して保存しています。元気をもらっています。

私の一番好きな回は、大阪府吹田市の「菅谷 藍」さんを取り上げたもの。とってもステキな明るいマダムです。”若々しい80歳”という印象です。

30歳で夫を亡くし、妹夫婦と同居。84歳から一人暮らしだそう。

菅谷さんは50歳のときにお習字を始めたとか。100歳の今は自宅で週一回お習字教室を開いています。

米寿(88歳)の時に、残り時間に限りがあることを意識して「ならば楽しく生きなきゃ!」と決心。

「一人暮らしで一品だとわびしいから」と毎日何品も料理を作ってお食事。スーパーに自分で買い物に行かれます。

新聞で最初に目を通すのは連載小説。「恋の葛藤が面白い」。

寝る前にトランプ占いを必ずして、いい結果が出るまでやって「明日もいい日」と思いつつ眠るそうです。

100歳になって好きな言葉は「魂燃」。希望に満ちている今の心境そのもの、だそう。ああ素晴らしい

このように私も老後をむかえたいということ、また私も人に何か教えてあげられることがあるといいのに、何か習い事でもしようかなあと思わせられます。

同じようにステキだと感じたのは、沖縄で暮らす海洋学者のキャサリン・ミュジックさん。さんごの研究家です。

先日テレビ番組(さんごを守ろうという内容のドキュメンタリー)に出ておられたのでご存じの方も多いでしょう。

この方はぐっとお若く60歳なのですが、世界各地で研究をされた(大学に勤めた)後セミリタイヤされて、今は沖縄に永住を決めました。

さんごを守る活動や小学校で英語の本の読み聞かせ、図書館で自然についての説明をするなどのボランティア活動をしながら、新たに水彩画を習ったりと忙しい毎日を過ごされています。

イタちゃんというかわいい犬と二人暮らし。
「イタちゃんが好きだから守ってあげたいし、自然も好きだから守ってあげたい」と語る姿が印象的でした。

お二人とも、自分のしたいことがわかっており、自分の「いま」に満足することを知っている。つまり精神的に自立しているから生き生きしているのですね。

90歳の現役ピアニスト、ハンク・ジョーンズについてはこちら

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※写真は、家にあったさくらんぼとブルーベリー、結婚披露宴におよばれしていただいた白いバラの花を撮ったもの。

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ゴーヤ・ベランダ菜園

2010-08-29 | 動物・植物
小さなゴーヤがなりました。

昨年は同僚から実をもらいましたが、今年は苗をもらってプランターに植えつけました。

ベランダの日当たりがよくないせいか育ちが遅いようで気になっていましたが、ここにきてポンポンと花が咲き始めました。

大きくなーれ♪


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納涼ビアガーデン・ベランダで鉄板焼き

2010-08-26 | 和食

狭い狭いベランダですが、にわかビアガーデンに。

段ボール箱の上に木のすのこタイルを置き、ホットプレートを置きます(電源は家のなかから)

グラスは冷凍庫に入れて冷やしておきます。
踏み台代わりに使っている丸椅子を出してさあ乾杯

肉とありあわせの野菜を焼いて、ゆずこしょう+ポン酢、塩+レモンでさっぱりと。締めは焼きおにぎり。肉の脂やうまみでおいしいです。

別に食事をしなくても、缶ビールを飲むだけでもちょっと非日常で楽しいかも
暑さを逆手に取った夏のすごし方。いかがですか?

お風呂上り、一人でも丸いすを出してベランダで麦茶を飲んだりもします。

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暑気払いに半熟卵のせカレー・玉ねぎ炒めからの解放

2010-08-25 | 中華・エスニック

 暑気払いにカレー!玉ねぎ炒めの苦行から解放されながらも玉ねぎ風味たっぷりのカレーが楽しめます♪ 

 私は「トースティッドオニオン」という焼いて乾燥させたものを使っています。アマゾンで売っています。
そのまま食べると「苦ッ」という味ですが、カレーに入れて煮込んで一晩経つと、その苦味がうまみに変わるように思います。
玉ねぎをあめ色になるまで炒める、というのも多少の焦げがおいしいのでしょうしね。トマトソースにちょっぴり入れてみましたが、こちらも風味づけに良かったです。

※1キロ単位と大袋なので、カレー等の煮込み料理を余り作らない方はお友達と半分こ、あるいはもっと大勢で分けてくださいね。

ギャバン トーステッド オニオン 1kg 袋
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(株)ギャバン

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↓苦くないのが良い方はこちらを。
ギャバン ミンスド オニオン 1kg 袋
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(株)ギャバン

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今回のカレーは、上の乾燥玉ねぎ、セロリ、にんじん、茄子、豚肉を煮込んで、仕上げにベビーコーンを茹でたのを入れて作りました。半熟卵も添えるとまろやかさが増していい感じ。

白身がしっかり硬くなっているので温泉卵より腹もちもいいです。カレーを作ると、最後の方は肉が足りなくなる場合があるのですが、そんな時も卵を添えれば満足してもらえます。

 他のカレーについては「中華・エスニック」カテゴリーをご覧ください

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高松の夜ごはん

2010-08-24 | 旅行・出張

今治の次は香川県高松へ。

米食やの卵焼き定食も久しぶりに食べたかったのですが、暑くてもう元気がなく。移動中、三越デパートの一階の待ち合わせスペースでしばらく休ませてもらいました(何も買わずスミマセン・・)。

仕事が終わった後は、香川定番の「骨付き鳥」「さぬきうどん」とはいかず。
昨年と同じく、高松駅前スーパーでお寿司。といってもここのお寿司、案外おいしいのです。スーパー名はA-oneだったかな。

真鯛の握りずしと海鮮巻。お箸をもらう/持参するのを忘れたので、手づかみで。まるでお寿司屋さんのカウンターで食べているみたい(・・と脳内転換)。

↓お風呂に入って食事して。さて、とPCを開いたら、ホテルのネット環境がフリースポットのみで電波が非常に弱く、仕事になりません。

インターネットカフェに行くつもりでしたが、ふと高松駅前のeとぴあ かがわ(香川県が県民のITスキル向上のために設けているセンター)でインターネットを無料で使わせてくれるところを思い出し、着替えて向かいました(県民税納めてないのにスミマセン・・・)。ウェブメールに送ってもらっていたメールをいくつか返信し、仕事は完了。

↓帰りに、eとぴあの入っているサンポートという商業ビル隣のマリタイムプラザ内のレストラン、DEARに入っているミセスKeikoのケーキを持ち帰り。

HPやブログを拝見する限り、DEARと経営母体が一緒(おそらく家族経営)で、有閑マダムのkeikoさんが自己実現のため得意のお菓子作りをして店にも卸してみました、というふうに見えます。うらやましい~。

ブログには夏のお庭の紹介もあります。地元で有名な素敵マダムなのでしょうね。




これはブルーベリーショートケーキという名前の、シフォンケーキにブルーベリークリームの入った生クリームを挟んだもの。生のブルーベリーがふんだんに使われています。
あっさり、ペロッと食べられてしまいました。おいしかったです。

学生時代、カフェラミルのシフォンケーキ良く食べたなあと懐かしく思い出しました。

お店には使い捨てスプーンの備えがなく、あっこれも手づかみで食べるしかないかしらと思ったら、ヨーグルト用の小さなスプーンがスーツケースに入っていたのでことなきを得ました。

以前、「出張のおともの三種の神器」でも書きましたが、割り箸やスプーンは旅先に持っていくと便利ですよね、都度コンビニで大袋を買うのも荷物になりますし。

ようやくこの日で出張も終わり。翌日は午前に少し仕事があり、その後、高松空港から羽田空港へ

今年は、殊に暑さが厳しく感じられた四国出張でした。

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登泉堂の絶品かき氷

2010-08-23 | 旅行・出張


今治一日目は焼き鳥の有名店「世渡」にゆきました。
二日目は食欲もなく、昼ごはんと夜ごはんをかき氷屋「登泉堂」(夏以外は普通の和菓子屋さん)済ませるという、夏バテする悪い見本のような食生活。食欲がなかったのは焼き鳥ケーキの前日の高カロリー食のせいかもしれないですが。

ともあれ「登泉堂」のかき氷は一日に2回食べたくなるほど、ホントに美味しいのです!ふんわりした氷に、お茶の風味が活きた蜜。和菓子屋さんだけあってこっくり煮込まれた小豆←ポイント。ああ・・もう一回食べたいよう・・。

昼は写真の「宇治金時ミルク」。お煎茶、白蜜が添えられています。抹茶シロップはお茶の香り、味がふくよか。氷が解けた後汁を掬うと、まるで冷たいお抹茶を飲んでいる感じ。甘みがさらっとしていて、白蜜を好みで追加できるようになっているところがうれしいです。私は白蜜はほとんど加えず、抹茶とあずき、ふんわりした氷の味わいを楽しみました。こんなに美味しいかき氷は初めてといっていいほど。

夜は下の「ほうじ茶ミルク金時」。
こちらもとてもおいしかった。こんどはほうじ茶とほうじ茶シロップが添えられていてきめ細かいサービスです。私だったら、氷に使ったお茶と添えるお茶の種類は敢えて変えて出すと思うのですが、そろえているのは「トータルでこのお茶の風味に浸ってください」ということなのでしょうかね。



ほうじ茶かき氷も美味しかったけれど、一杯目の宇治金時のほうがもっと感動したかな。初めてこのお店に入って、しかも暑い盛りだったということもありましょう。

バスの運転手さんに帽子をかぶるよう促されるほどの日差しじりじりのなか、紫外線を浴びシミの素をつくりつつ移動し、仕事にいそしんだ甲斐があったわあ・・・

All's right with the world! 
「すべて世は事もなし」。
byブラウニング(イギリスの詩人) 訳:上田敏

浦和「ときわだんご」のかき氷(金時)
青山「はやしや」のかき氷(抹茶アイス添え宇治金時)
★お手軽手作りかき氷(抹茶ミルク金時)

↓ブラウニングの詩が入っています。ヘッセの「山のあなたの」などいい詩ぞろい。上田敏の格調高い美しい日本語も楽しめます。

海潮音―上田敏訳詩集 (新潮文庫)

新潮社

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今治パティスリーLienのケーキ

2010-08-22 | 美味しいもの(スイーツ、お取り寄せ等)
今治の商店街にあるパティスリーカフェLien(リアン)のケーキ。美味しいです。

今治の商店街は、近くの大丸が閉店してその後誰も借り手がないことからもわかるように、あまり活気がなく、シャッターを下ろしているお店が多かったです。そのなかでひときわ目立つおしゃれなお店がこのLIEN。木の茶と壁の白。すっきり落ちつけていかにも女の子が好みそうなお店です。

店じまい前だったので、ホテルにラムレーズンの入ったチーズケーキと、モンブランを持ち帰り。

焼き鳥を控えめにしておいておなかに余裕があってよかった!美味しいケーキでした。ラムレーズンとクリームチーズは個人的にはあまり合わない気がしましたが、甘みもさっぱりしていて嫌味がありません。モンブランは、タルト皮の上にクレームシャンティ、マロンペーストがしぼってあっててっぺんには栗の渋皮煮。ストライクゾーンの美味しさです。

地元密着型という共通項もあってか、浦安(恵比寿に支店あり)のプルームのケーキに味の傾向が良く似ています。
強い個性はないのですが、繰り返し食べたくなるような。材料もしっかりしたものを使っている感じがいいですね。
近辺にお住まいの皆さま、応援してあげてください(きっと私はもう食べる機会はないだろうけど・・)

写真後ろは近くのスーパーで買った岡山蒜山高原のジャージー牛乳。

ジャージ―種の牛乳は、800ccで1,000円の超高級品が家の近くのスーパーで売られています。

しかしながら、愛媛では普通価格の105円。もしかして、中四国の方々にとってはジャージー牛乳は普段使いのものなのでしょうか?瓶も懐かしいですねえ。
こっくりした味わいで、こちらもおいしかった。写真を撮ったもののこの日は飲まず。ケーキに合わせ、家から持参した紅茶のパックを淹れてストレートで飲みました。

牛乳は、次の日の夜、ホテルの露天風呂でひと風呂浴びて、部屋に戻ってくるなり立って一気飲みしました(正しい瓶牛乳の飲み方)。

今治国際ホテルには露天風呂がついていて浴衣で部屋から行くことができます(私はエレベーターで他の人と乗り合わせるのが嫌で行き帰りは洋服ですが、おじ様方など浴衣とタオルだけでリラックスされています。和洋折衷でこういうホテルはいいですね。

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一人居酒屋初体験!今治世渡

2010-08-21 | 旅行・出張

ついに、大人への階段を上がりました一人居酒屋初体験。

ほとんどのお店に昼は一人でも入れます。昼間フレンチビストロでコースを食べてグラスワインを飲むくらいのことは大丈夫。

が、夜はコース料理はじめちょっとおしゃれなお店、寿司屋、居酒屋は一人では入りづらく、出張の夜はうどんや、デパ地下やスーパーで何か買って部屋で食べる、というパターンが多いです。

しかし、「折角珍しい土地に行くのだから、その場所ならではのものを食べて、仕事だけでなく楽しもう!」「居酒屋くらい一人で行けなくて精神的に自立していると言えるか!」と一念発起

(後者は論理の飛躍あり川上弘美著「センセイの鞄」を読んで以前そう思いました。テレビ映画では小泉今日子が主人公を演じていて、自然な感じで居酒屋で飲んでいる姿も印象的でした。)

今治に着いた一日目、「世渡」(せと)という焼鳥屋さんへ。美味しくて清潔とウェブでの評判がよく、満席のことも多いと書いてありましたが、開店間もない時だったからか、カウンターにすんなり案内されました。

今治の「焼き鳥」は炭火やコンロで炙り焼きにするのではなく、鉄板の上に鶏肉を置き、さらに上からプレスというこてのようなもので鶏を鉄板に押しつけてカリッと焼き上げたものです。

写真の右上にちょこっと写っていますが、このお店は注文シートに鉛筆でチェックを入れるタイプです。お店側のお勘定も楽ですし、特に一人の時は気楽ないいシステムですね。

この「世渡」は特段ブランド鶏は使っていないとのことでしたが、鶏が新鮮なのでしょう、臭みの無いレバー(きも焼)はじめ、手羽先、せせり、すべてたいへん美味しくいただきました。

こちらの大将はかなりこだわりがある方のようですべての客は、最初に写真の「かわ焼」を食べなくてはなりません。

これは、十分身もついている鶏の皮を鉄板でカリッと焼き、超甘のしょうゆベースのたれをかけたものです。後ろのキャベツはサービス。どんどん追加してくれます。

私は、もともと甘い味付けは苦手なので、同じ鶏皮を焼いてポン酢、青ネギみじん切りをかけた「かわ酢」のほうが好みに合いました。

一人居酒屋。ちょっと緊張しましたが、終わってみると大したことがなく楽しく食事できました。次回の出張もがんばるぞ!

小さな達成感を得て焼鳥屋を出た後、ぶらぶらしていたら、ほとんどシャッターの下りているさびれた商店街に可愛いケーキ屋さん発見!パティスリーLienという店でした。ケーキの紹介はこちら

次の日も今治で泊まったのですが、この日の昼ごはん、夜ごはんは両方かき氷。登泉堂に2回行きました。後ほど詳しくご紹介
初日はまだ居酒屋突入!の元気がありましたが、余りの暑さに気力がついえてしまいました。




その次の日は高松へ。朝、宿泊した今治国際ホテルの朝ごはんをしっかりいただいたのであまりおなかがすかず、おやつの時間に訪問先近くのうどんやで(これは外れ)。

ちなみに、今治国際ホテルの和洋ブッフェはなかなか。中庭に面した席に座れたのですが、緑を眺めながらの朝食は解放感があってよかったです。クロワッサンが天然酵母を使ったような生地で、とても美味しかった。今治にいらっしゃるならこのホテルをお勧めします。露天風呂もありました。


(おまけ)
同僚と行った出張グルメ

鶏の水炊き(福岡)
ねぎ焼(大阪)
ひつまぶし(名古屋)

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↓「センセイの鞄」は谷崎潤一郎賞受賞。川上弘美の小説の中では軽やかな読後感のよいもののひとつで私は一番好きです。

世間一般の考えからしたら、奥さんに逃げられた元教師、30代後半の独身独居女性は変わりものなのかもしれませんが、主人公二人の生き方に悲壮感がないのがすてきです。「あわあわと」過ぎた恋に乾杯

センセイの鞄 (文春文庫)
川上 弘美
文藝春秋

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↓柄本明の演技のうまさが光っています。モト冬樹もうまい。芸達者な役者さんの中でキョンキョンも特段浮かずいい味出しています
(演技とも思われない音痴な歌声は、もう歌手を引退したからこそできることかも)。

センセイの鞄 [DVD]

ビクターエンタテインメント

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蛇口からうどんだし!四国出張:香川高松~東京

2010-08-20 | 旅行・出張

蛇口からうどんだしが

幻の都市伝説、ではありません。
高松空港出発ロビー横の香川県の物産紹介コーナーでうどん出汁が飲めます。
ひところ、あちこちで報道されていましたね。ちょっとおもしろいですので空港で時間があればぜひ(一日10リットル限定)。

↓空港でうどん。前回かな泉に入ったので、今回はさぬき麺業に。上の蛇口からでるのはここの出汁だそう。



ぶっかけにレモンが付いてくるのはうれしい。でも麺が、かな泉はしっかり冷水で締められていたのに、さぬき麺業は生あたたかい。しかもゆでたてというわけでもなく、ゆでおきをそのままどんぶりに盛ってだしをかけましたという感じ。空港で入るなら私はだんぜんかな泉をお勧めします。

今回は、タイミングが悪かったのか「これ」といううどんにお目にかかれず残念でした。暑くて歩きまわる気力がなく、うどんさえ食べたくなかったというのもあるのですが・・。

以前の四国出張でいただいた美味しいうどんたち  ・ 
(おまけ)大阪・中津の「たけうち」とり天ぶっかけ

あと、勤務先からちょっと歩いた、有楽町帝劇ビル地下の「丸亀製麺」でおいしいうどんをいただけるというのもあり舌が肥えてしまったかも(今回四国でいただいたうどんあれこれより丸亀製麺のがおいしかったのです。ここは繁盛店のためいつも茹でたての美味しい状態でうどんがたべられるのでなおさらそう感じたのかも。東京でもぶっかけにはレモンでなくすだちが供されますし)

幸せの青い鳥って実は身近にいたのね・・・(笑)。

あ、ちなみに、同じく勤務先から徒歩圏の東京駅前サウスタワー地下の讃岐うどんや「野らぼー」は閉店しました。こちらのとり天うどん(冷)やうどんすきが好きだったのですが残念。

↓高松空港出発ロビーにはエリエール(大王製紙。国内第三位)のショーケースが。香川県が本社かしら?と思って調べたら、東京本社と愛媛本社の二本立て。愛媛の三島工場は世界最大規模の臨海工場だとか。



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夏の蝉・岸洋子

2010-08-19 | 音楽・演劇等

夏の蝉。ひと夏の命を惜しむように精いっぱい鳴いているさまがいじらしく、あわれを誘います。

出張で行った愛媛県今治のバス停前で。バスが来るまでの間(15分程度)ずっと鳴いていました。そのあともずっと鳴いていたことでしょう。

頑張って声を限りに鳴く蝉を見ただけで「もう今年でこの蝉の命が終わる」と涙が出てくるし、
帰りの機内の音楽プログラムで岸洋子の「希望」を聴いたらまた涙が出てきて困りました。

年のせいでしょうか・・。

岸洋子は東京芸大に進み、オペラ歌手のキャリアを望むものの、卒業時ごろからの持病のためシャンソン歌手に転向した人です。膠原病と戦いつつ、58歳で亡くなりました。昔、実家にレコードがありましたが、「夜明けのうた」など素晴らしかったです。作曲家のいずみたくとの組み合わせが多いですね。

↓ぜひ聴いてください。

希望

夜明けのうた 岩谷時子作詞

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四国出張:愛媛今治~香川高松

2010-08-18 | 旅行・出張

四国出張:愛媛県今治~香川県高松の巻。

松山から今治に着き、ホテルにチェックイン。冒頭の写真は部屋から見た海。夜18:30頃でそろそろ日没。

↓今治城。



↓駅前の猿飛佐助像。




↓小さなお堀の上に橋(どう見ても各自で勝手に作った)がたくさんあるのですが、これは両側のお家を所有しているのか、それとも、昔、両側の家で水を汲んで使っていた時の名残でしょうか。



↓「ドンドビ交差点」面白い名前だと思ったら漢字で「呑吐桶」と書くそうです。水を出し入れする機械のことで、江戸中期の今治藩士河上安固が発明。今治城のお濠は海とつながっていたため干潮、満潮に合わせお濠の水量を加減する必要があったためだそうです。当時の技術としては画期的な発明だったそう。今もこうやって地名に歴史を残しているのは素敵ですね。



↓今治~高松までの列車から見た海。日差しがまぶしい。



おりしも、瀬戸内芸術祭を開催中でした。直島(ベネッセが経営している瀬戸内海のアートの島)の地中美術館にまた行ってみたくなりました。その時は高松から船に乗りました。金沢の21世紀美術館同様、ジェームズ・タレルの空があり、モネの睡蓮の絵と好対照でした。地中美術館は安藤忠雄設計で、いつもながらのコンクリ打ちっぱなしの外観です。

次は高松空港のうどん出汁が出る蛇口、絶品かき氷など順次ご紹介してゆきます。

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四国出張:愛媛松山~今治

2010-08-17 | 旅行・出張

四国出張に行きました。愛媛松山~今治の巻。

東京も暑いですが、こちらは「暑い」というより「熱い」。日中、表にいる時はサングラスと帽子を着用していたのに、目が雪焼けの時みたいに痛みます。

バスを降りる時、運転手さんに「帽子かぶらんと死ぬで」と注意されました(車内は冷房が効いているので帽子はカバンに入れていた)。親切ですねえ。

冒頭の写真は、松山から今治の車窓から。

外を見ていたら、我が愛しのポンジュース工場が目に入り、あっポンジュースと一緒に写真撮ろうとあわてて、駅で買ったジュースとクルミーユ(クルミ入り餡を包んだパイ饅頭)を窓辺に置いたのですが、工場の写真が間に合わず。とはいえ、青々とした田園風景が広がり、いいところだなあ~と、出張とはいえ旅気分が高まる列車の1時間でした。

↓路面電車。数年前に道後温泉に行ったときは、このミニSL?(煙は出ないので普通のエンジンで動いているはずです)に松山市駅から乗って行ったなあと懐かしく思い出しました。通常の路面電車と同じ線路を走ります。「坊っちゃん列車」といいます。




道後温泉では、朝6時ごろに古い建物の銭湯に行ったのが楽しかった。また松山といえば、労研饅頭。なんてことはない肉まんの皮のようなものなのですが、これが蒸すとふかふかしていて美味しい。私のお気に入りマントウ、鹿港(ルーガン)のものよりもっとむちっとおまんじゅうっぽい味わいです。

豆入りやかぼちゃあんなどバリエーションも豊富です。昭和の初め、夜学生の学資支援のために事業が始めた歴史があります。

これからずっと出張に出ているので持ち歩くわけにはいかないし、店舗はちょっと松山市駅や松山駅から離れているので時間的に難しく今回はあきらめました。地方発送もしているそうなのでご興味あれば(上記リンクをクリック♪)。

↓松山駅前の正岡子規の句碑。子規は松山出身です。
「坊っちゃん」作者の夏目漱石と近代俳句の祖、正岡子規は漱石生涯親しい友人だったそうです。「坊っちゃん」は漱石が1895~1896年に松山に英語教師として赴任した時の経験をもとに書かれた小説ですが、子規と出合ったのは東京で、ともに東大への受験勉強をしていた時だとか。

この子規の句は日清戦争に従軍記者として赴任する際に詠んだ句。故郷松山へのしみじみした郷土愛をうたった、子規の代表作とされます。

「春や昔 十五万石の 城下哉」

「春や昔」は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」(松山が舞台)の章の名前にも使われています。「坂の上の雲」は司馬遼太郎の小説の中で最高傑作だと私は思います。同書には子規も登場します。





↓駅にあった「タルト」の自販機。おみくじ+タルト型のチャームだそうです。タルトの元祖、「一六タルト」の一六本舗のものか、 「御栗タルト」の畑田(ハタダ)製菓のものか、はたまた別会社のものなのかは不明。タルト携帯ストラップを作っている六時屋かしら?

カステラにジャムを挟んだものをポルトガルではタルトと呼んでいたらしく(焼き菓子の総称でしょうか?)、松山藩主の松平定行公が1647年に「タルト」に接してその製法を松山藩に持ち帰り、独自にジャムではなくあんこを挟んだものとして松山銘菓になったそうです。




(余談)
司馬遼太郎の「坂の上の雲」について。

明治維新後、富国強兵の流れの中で、主人公それぞれが自分、日本という国がどうあるべきかと 真摯に考え、生きてゆくさまが胸を打ちます。

坂本龍馬をいたずらに美化した点では司馬遼太郎どうなのかしらとも思いますが、この「坂の上の雲」は、若い人に読んでほしいな~と思う本の一つです。

ちなみに、坂本龍馬率いる亀山社中(海援隊の前身)は紀州藩を恐喝して莫大な活動資金を得たりとあまりほめられないこともあれこれしていたようです。

まあ、明治維新あたりの人たちは、いまでは偉人とされている方々もかなり色々やっていたようなので、時代に乗って利する才覚があったということでもあるでしょうけれど。

もちろん、司馬遼太郎だけのせいではなく、福山雅治が大河ドラマで龍馬を演じるに至っては”龍馬って素敵な人だったのねえ”と龍馬ファンになる方も多いのでは。伊達政宗が超美男子に描かれたゲームで”歴女”が増えたという、あのパターンですね。

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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋

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坊っちゃん (新潮文庫)
夏目 漱石
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ガラスの仮面スペシャルメニュー

2010-08-16 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ


ガラスの仮面スペシャルメニュー「紫のバラコース」。
「ガラスの仮面~二人のヘレン」上演中の彩の国さいたま芸術劇場内のレストラン「ビストロ やま」にて。観劇の前に食事ができるよう、17時からオープンしています。

軽いコースにするか迷いましたが、観光客ですもの。やっぱり「紫のバラコース」よね

紫のバラのモチーフ、ないしは紫色が一皿一皿に使われている、観劇の前に気分を盛り上げるメニューです。
グラスシャンパンと一緒に(美味しかったのですが銘柄は忘れました)。

※「紫のバラ」とは、「ガラスの仮面~二人のヘレン」劇の原作漫画「ガラスの仮面」に出てくる、主人公の足長おじさん的な存在の素敵な男性が主人公に贈り続けるもの。主人公はその人の顔も名前も知らず「紫のバラの人」として感謝の気持ち・愛情を持ち続けている。近くにいる人がその正体とも知らずに・・・。シンデレラ願望を満たしてくれる少女漫画の王道ですね。

↓前菜。野菜のテリーヌと鱒のマリネの手前には紫のバラが
カブをスミレのシロップを入れたマリネ液につけたのかしら?



↓パン。紫色(ブルーベリー)のジャムが練りこまれています。後ろに移っている茶色の胡桃がはいったパンは絶品でした。帰宅してお店のサイトを見たら購入もできたそうで。聞いてみればよかった・・。



↓スープ。ジャガイモにビーツ。ここでも紫が。




↓メイン。仔牛肉とホタテ貝とお魚(イサキだったかな?)
どれもよい火の通し方、お味付けでしたが、仔牛は家では食べないせいかおいしかったです。やっぱり紫の野菜の付けあわせが(キャベツをビーツの汁で染めた?)。付け合せのお芋がたくさんでそろそろおなかがいっぱい。



↓デザートまで、締めにふさわしく「紫のバラ」ゼリーが
お茶もローズヒップティーが選べ、バラ尽くし。

ここのお店は、塩もきつくなく、オーソドックスな食材と味付け。よくホテル、美術館や劇場のレストランでみられる「誰にでもおいしいといわれるもの」を目指しておられるのでしょう。珍しいスパイスなどは使われていないので、安心して年配の方もお連れできるレストランですよ。有機野菜を使っておられるそうです。

内装はかなりカジュアルでした。冒頭の写真でごらんいただけるように料理の写真付のパウチされたメニューというのもファミレスっぽいのですが、客の期待にそぐわないものが出る、という安心感はありますね。

近くに住んでいたら、同じく近所の友達とちょっとご飯でもいきましょうか、と通うかもしれません。

「素材の味をいかしたい」という姿勢がゴロワに通ずるものを感じました。「ソースなど、料理人の腕で食べさせる」という昔ながらのフレンチとは違う路線ですね。
ゴロワの味付けはもっとこってりしてワインが進むように考えられているようですが・・。

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蜷川幸雄「ガラスの仮面~二人のヘレン」音楽劇

2010-08-15 | 音楽・演劇等

浦和の調神社で兎の世界を楽しみかき氷に舌鼓を打ち、いよいよ今日のメインイベント、彩の国さいたま芸術劇場へ。与野本町で電車を降りたら、ホームから富士山?が見えました。夏は氷がすっかり溶けているのでしょうか。万年雪かと思っていました。



冒頭の写真は駅前に貼ってあったポスター。申し遅れましたが、演劇の題目は「ガラスの仮面~二人のヘレン」。蜷川幸雄演出の音楽劇です。

美内すずえの人気漫画が原作です。漫画は1976年連載開始。もう30年以上も連載されていますが、いつストーリーに決着がつくのやら。(「ガラスの仮面」をご存じない方へ→ウィキペディア

私の予測は、紅天女はもちろん北島マヤが選ばれ、姫川亜弓はハリウッド映画で成功という、両方に花を持たせて終わるのというもの。たしか、花とゆめの連載では、亜弓さんと米国人写真家とのほのかなロマンスが生まれかけていたような。でも単行本化する際に書き直しがあるのですよね・・。

速水真澄とマヤは、月影先生と尾崎一蓮同様、結ばれないのでしょうね・・。その悲しみを昇華させてマヤは芸の道一筋に、というのではないかと。

まあそれは置いておいて、「二人のヘレン」はとても楽しめました。
たまたま切符をいただいたので観に行きましたが、観劇後の感想は「自分でチケットをとってもよかった」くらいだと思いました。

ヘレンケラーの「奇跡の人」を演じて北島マヤが賞をとるまでのストーリーになりますが、この「奇跡の人」以外にも、「石の微笑」「王子と乞食」「テンペスト(これだけ漫画にはないエピソード。シェイクスピアを良く上演する蜷川幸雄ならではですね)」などの劇中劇がちりばめられており、「ガラスの仮面」ファンなら懐かしさにじーんとしてしまうのでは。

音楽劇なので、歌がうまい人ばかりだと思っていたら、残念ながらそうでもなく。「ガンバレ、ガンバレ!半音上げて!」と応援したくなる方もちらほら。初日だったからかしら。

姫川歌子役の香寿たつきは歌がぴかいちに上手。ずっと聞いていたい。セリフ回しも身のこなしも、他とは段違いの実力でした。またすらりとしてお美しい。

月影千草を演じた夏木マリは、歌の巧拙を超越したオーラ、美しさでした。客席通路を活用する演出で、間近で何度も見る機会に恵まれましたが、綺羅綺羅しいスターの風格がまさに月影先生そのもの。

狂言回しの役目で出てくる劇団一角獣のリーダーを演じた黒木マリナは歌も踊りもうまかったです。この人は外見もとってもキュート。小柄だし、この人に北島マヤをやってほしかったな・・。

マヤ役の大和田美帆は、大和田獏と岡江久美子の娘で親の七光りなのでしょうけれど、蜷川幸雄の名前で十分お客は呼べるでしょうから、なぜ彼女なのか。

音楽劇なのだから、歌がうまい人が主役でなくてどうする!と言いたいです。これが一番残念。外見も、失礼ながらあまり性格がよさそうに見えず感情移入できませんでした。私が、甲高い声が好きでないというのもあるのですが・・。脇役でちょっとの出番ならいい味わいを出す女優さんかも。

マヤは「普段は華がないけれど舞台では光り輝く」という設定なので、美人さんがやっても問題ないのではないでしょうか。まあ、姫川亜弓役の奥村佳恵(この方は美しく、驕慢な表情つくりが○)との対比を際立たせる目的もあるでしょうが・・。

あと水城秘書を演じた遠藤瑠美子が、冒頭の劇団稽古シーンのトップを務めていましたが、スタイルの良いこと!筋肉のしなり具合も本当に美しい。うっとり見惚れてしまいました。バレエの素養もありそうです。

ヨガ仲間と観に行ったのですが、彼女も遠藤瑠美子が印象に残っていたらしく帰りに「ヨガ頑張ろう・・」とお互い叱咤激励。彼女はともかく、私は遠藤瑠美子を目標にするには遠すぎる存在ですが。でも少しは努力しないと 。

速水真澄役の新納慎也はこなれていましたが、ちょっとイメージ違い。顔が本当に小さくて、プロポーションがよいのが群を抜いていましたが(隣に並ぶ人可哀想)、光沢のあるスーツ似合いすぎ(笑)。一企業のトップというよりも売れっ子ホストみたいでした。

辛口な感想ですが、トータルでは上に書いたようにとっても楽しめました。構成がうまいと思います。お勧めします。

これからいらっしゃる方もあるでしょうから詳細なストーリーは省きますが、音楽劇ということで、宝塚のイメージです。説明しづらいのですが劇団四季等のいわゆるミュージカルとはちょっと毛色が違うように思いました。

これまで2回しか宝塚を観ていない私がいうのも的外れかも知れませんが、メロディーラインや舞台の運びが宝塚を意識しているように感じました。

もしかして、「ガラスの仮面」読者≒ヅカファン、同一セグメント、という想定で顧客満足度向上を狙ったのでしょうか。ロマンティストという共通項はありそうです。

演出も、奥行きのとても深い舞台、客席を存分に使ったもので観客を飽きさせません。ただ「ガラスの仮面」についてまったく知らないと???ということもあるかもしれません。そういう方のために劇場1F通路に説明パネルがたくさん掲示されていますので、早めに劇場に入って予習されたらより楽しめると思います。

今回の「ガラスの仮面~二人のヘレン」も良かったですが、元タカラジェンヌの香寿たつきのうまさが光っていたので、「そういえば宝塚は実力派ぞろいで安定感がすごかったなあ」と思い出しました。またいつか行ってみたいです。「オスカルとフェルゼン編」など上演しないでしょうか。

↓劇場。宣伝カーも置いてありました。



観劇の前にいただいた、劇場隣接の「ビストロ やま」(パネルが貼ってある下の窓があるところ)の「紫のバラディナーのご紹介はこちら

ウサギ神社に行き、いかにも観光客用のディナーをいただき、そして観劇、と、日帰り旅行気分でした。楽しかった。

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(参考)主要役の出演者一覧

 大和田美帆 :北島マヤ
 奥村佳恵  :姫川亜弓
 細田よしひこ:桜小路優
 新納慎也  :速水真澄
 原康義   :小野寺
 月川悠貴  :青木麗
 岡田正   :源造
 黒木マリナ :二ノ宮恵子
 立石凉子  :北島春、原田菊子
 香寿たつき :姫川歌子




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きゅうりとスモークサーモンのおすし

2010-08-15 | お祝いごと・季節行事


東京大華火(花火大会)を見に、姑が遊びに来ました。

窓辺に椅子を並べ、花火を見ながら食べられるよう、お重に食事を盛ってお弁当形式にしました。

左上から時計回りに

★はもそうめん(鱧が入った練りものをそうめん状に細く流したもの。市販品。トマトと枝豆を乗せて彩よく)

★大根の蟹あんかけ(大根を出汁でやわらかく煮て、片栗粉でとろみをつけ、仕上げにカニ缶を加える。葱のみじん切りを添えて風味づけ。

★真鯛の西京漬け。なすと葱を真鯛と一緒にグリルで焼いたのを添えました。

(おまけ)
 西京漬けの作り方(豚肉で作りました)
 鰆の西京漬け ・ 秋刀魚の西京漬け

★きゅうりとスモークサーモンのおすし

1)ご飯を硬めに炊く

2)寿司酢(砂糖、昆布酢、塩、白だし、煮切酒)を作っておく。米酢の瓶に昆布を入れて昆布酢を作っているのですが、酢のものを作る際にも酢のツンとしたくせが和らいでおススメです。

3)ご飯が炊けるまで、具を準備しておく。

キュウリを薄切りして塩もみ、錦糸卵を作る、スモークサーモンを一口大に、ごまをオーブントースターで炒る、ショウガの梅酢漬けをみじん切り(梅干ができあがったら、瓶にショウガを入れておくだけで自家製ガリができます)。

4)ご飯ができたら、ボウルに移し酢を回しかけ、錦糸卵・ごま以外の具を混ぜ入れる。食べる直前に錦糸卵・ごまを乗せる。
今日は桜型で抜きました。

(おまけ)お雛様の形をした雛祭り寿司(同じくサーモンを使ったお寿司。こちらは大葉入り)


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