「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

いつまでも甘くたのしく+ポリーニリサイタル

2016-05-30 | 音楽・演劇等

4月21日、ポリーニのピアノリサイタルにサントリーホールへ。

その前にミッドタウン東京に寄ったところ虎屋で「いつまでも甘くたのしく」というシニアの生活に思いをはせた展覧会を店舗内でやっていました(同時に病院等のプロモーションも)。また明治の前の創業以来、それぞれの時代で作ってきたお菓子の説明、写真が掲示されていてこの「友白髪」にぐっと来たのでお店の人に許可を得て写真を撮りました。共白髪をもじったのでしょうね。

残念ながら今は販売されていないそうです。結婚記念日にこんな感じのお菓子を自分で作って夫と食べたいなと思いました。味は本物とは異なるでしょうが、見掛けだけならサツマイモの裏ごしを絞り出せば真似できそうです。

(実際もう二人とも白髪がちょっと生えてきているのでもう共白髪ではあるのですがまだまだ長生きしたとはいえないのでもっともっとがんばりたい)仲良くサントリーホールのコンサートにまた来られたことに感謝しつつ、ポリーニの素晴らしい演奏を楽しみました。ダイナミックさと繊細さが両立するリリカルな調べで、これは特注のピアノのおかげもありましょうが、ファン心理はそんなことすっ飛ばしてとにかく毎回感動です。

年齢を重ねてもプロフェッショナルなたたずまい。どの曲も楽譜を一切見ないという鍛錬振りも素晴らしいです。昨年よりさらに歩行などに年齢が感じられましたが、2017年も来日されることをお祈りしています。

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↓まだ若いころの演奏ですが、このCDを一番良く聴いていると思います。技巧の素晴らしさに聞きほれます。

 

ショパン:12の練習曲 作品10/作品25
 
ユニバーサルクラシック

 


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塩谷哲ソロデビュー20周年ライブ@紀尾井町ホールゲスト小曽根真

2013-12-10 | 音楽・演劇等

※写真は、紀尾井町ホールお向かいホテルニューオータニのライトアップ。きれいでした。

もう10日前前になってしまいますが、11月30日に紀尾井町ホールで行われた塩谷哲ソロデビュー20周年コンサートに行きました。かつてオルケスタ・デル・ソルのピアニストとしてグラミー賞候補にもなり、今は主にジャズピアニストとして活躍しています。ゲストは同じくジャズピアニストの小曽根真。

二人の実力派ピアニストの連弾は凄い迫力で素晴らしいの一言でした。
塩谷哲の作曲したクラシックに近いような曲も良かったです。
二人の信頼関係、また小曽根真の後輩を思いやる暖かさや塩谷哲の音楽への真摯さが伝わってきて、トークも楽しかったですしいい雰囲気のコンサートでした。
二人の競演は頻繁にはないですが、もうこの二人のコンサートに順番に行くだけで他はいいのでは。。みたいな気になりました(家に戻ってすぐ次の小曽根真のコンサート予約してしまいました)。

興奮冷めやらぬなか、近くのオーバカナルで食事。アークヒルズ内のサントリーホールのコンサートの後はいつもお向かいのオーバカナルなので、敢えて今回も同じ店に行かなくてもと思ったのですが、夫の希望もありこちらへ。

↓今日はステーキフリットを食べたかったので、カフェメニューの席につきました。
アークヒルズ内のお店だとブルゴーニュバターみたいなのが乗っていて、焼きかたもよりレアで美味しかったです。ほぼ満席で店員さんも飛び回っていたのでバターの有無については聞いていませんが、お店によって違いがあるのでしょうかね。


↓前菜の盛り合わせ。これはアークヒルズ店で特製サラダ(この時はレストランメニューの席でしたが)が美味しかったので今回も似たようなものを頼んでみて正解。ワインビネガーとオリーブオイル、隠し味に砂糖で味付けしたと思われるにんじんのラペ(マリネのようなサラダ)がおいしかった。他のパテや生ハムもお酒(ヒューガルデン)によく合いました。

前回のオーバカナル訪問も小曽根真のコンサート後でした。

ちなみに、小曽根真は鎌倉の広大な海の見えるお屋敷に住んでおられます。奥様の神野三鈴(女優さん)のブログに時々お家の写真が出てくるのですが、それはそれはステキなお家、お庭でうっとりします。猫が二匹いて、公園のような庭で楽しく遊んでいるようす。

幸せな犬猫ランキングでいうと、この小曽根家の猫、イチロー家の一弓(柴犬)、山本麗子家の犬猫がトップスリーではないでしょうか。私もこのどこかのお家の子になりたいです~


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小曽根真コンサート@サントリーホール

2013-11-07 | 音楽・演劇等

小曽根真のコンサートに行きました。数か月前のことで、詳細を思い出し次第加筆しますが、ボストンのバークレー音楽学院に彼が留学していた時に、すでに鉄琴奏者として名をはせていた恩師のようなアーティスト(ゲイリーバートン)との共演です。

小曽根真のピアノ目当てでしたが、バートンのパフォーマンスもなかなかでいいコンサートでした。コンサートの前にお話タイムがあったのですが、コンサート中もやはりお話がけっこうありました(笑)。以前の文化村コンサートほどではなかったですが・・。
でも今回のお話は、二人の長いお付き合いの中でのエピソードなどで興味深く聞けました。

上の写真は、恒例のサントリーホールコンサート後のオーバカナルでの食事。
今日はアラカルトで、オマールエビの冷製やバカナル特製サラダ、ムール貝のワイン蒸しなどシャンパーニュやヒューガルデンと一緒に楽しみました。
特にサラダがテリーヌや生ハムなど色々な食材が入っていて、お酒のおともにとてもいいです。おすすめ。

↓デザートのアイス盛り合わせとヌガーグラッセ。ヌガーグラッセ(生クリームを泡だてた物にドライフルーツを加えて凍らせた氷菓子)は味は好きだったのですが、あまり頼む人がいないのか(長期保存してあるような)冷蔵庫のにおいがしたのが残念。お店も混んでいたし面倒なのでお店の人には言いませんでしたが、ここではアイスとかよくオーダーが入りそうなものを頼んでおいたほうが無難かも。アイス盛り合わせは問題なくおいしかったです。

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↓曲目

 

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小林桂ライブ★STB139

2013-04-04 | 音楽・演劇等

今日は六本木のスイートベイジル(STB139)に小林桂のライブを聴きに行きました。ティーンエージャーの時にデビューした際に天才ジャズボーカリスト、と言われた彼ももう30才過ぎ。生歌は初めてです。

ご自身でも話しておられましたが、「ボサノバが合う声といわれる」だけあって「WAVE」「イパネマの娘」のボサノバスタンダードナンバーは非常に良かったです。甘くて中性的な声だからでしょうかね。ボサノバだけのアルバムも出してほしいなと思いました。

この日はお客さんの入りも7割程度でした。持ち歌がジャズスタンダード曲が多く歌もうまいので楽しく聴けるのですが(特に「smile」が良かった)、ちょっとそれだけだとチャージが高いかもしれせん。平日ということもあったのでしょうが。

↓オマールとアスパラガスのサラダ。トマト、玉ねぎ、ケイパーなど野菜のみじん切りが混ぜ込んてあるタルタルソースでオマールエビを和え、上に半熟卵とイタリアンパセリを。
ここのライブハウスは、S&Bが経営しており、しかも店名からも想像できるようにハーブを使ったお料理が多いです。こちらのお料理をいただくのも楽しみの一です。
カレー粉も、ワサビや練りからしもS&B、という風に、スーパーに並んでいるスパイスメーカーの中ではS&Bのものが好きなので、ここのお店のお料理も好きなのですかね。
他は帆立貝のムースフレッシュトマト添え、ムール貝と小エビのフリット(ムール貝はクリームコロッケになっていた)、ビーフカツサンドをいただきました。



アンコール曲はナットキングコールの「L.O.V.E」。この曲といえば一時期Youtubeで大人気だった動物園の仲良しラッコたちとのコラボ画像でしょう!我が家でも何度も繰り返し見ました。

画像はこちらを見てね歌付は著作権の問題で見られない、と表示が出るので、ビデオを撮った方のオリジナルの画像のみでお楽しみください。

今日は私たち夫婦の結婚記念日ということもあり、イントロが流れたら二人とも顔を見合わせてにっこりしてしまいました。
ラッコたちのようにずっと仲良くいられますように

毎年、4月3日に千住真理子のバースデイコンサートにSTB139に来ていたのですが、今年は千住さんのお仕事の関係らしくコンサートはありませんでした。


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マウリツィオ・ポリーニ ピアノリサイタル@サントリーホール

2012-11-02 | 音楽・演劇等

※写真は、30年以上前、父がアフリカで買ってきたアンテロープの親子。我が家の動物園にこのほど仲間入りしました。

ポリーニのピアノリサイタルに行きました。
他の日は協奏曲だったり他の演奏家も出演していましたが、この日は今回のシリーズで唯一のリサイタルでした。
なのに、曲目がオールショパンなどではないせいか、空席が目立っていたので驚きました。いつもは舞台に招待された学生さんたちが数十名座っているのですが、この日は学生らしき人たちが裏側の座席にびっしり座っていたので、席が空いていたのだろうと思いました。

重厚なベートーベン曲の数々、特に「告別」すらもポリーニの演奏だと華麗な印象に。
ミスタッチ?と思うところもありましたが、70歳でこの指の動き、素晴らしいです。
プロ意識の高さを感じます。
また、特に高音の鳴らし方など、演奏はいつもながらポリーニ独自の世界にひきこまれました。
シュトックハウゼンと、後半の一時、α波が出てしまったのはかえすがえすも残念です。

ポリーニが歩く姿は、前回の時よりもかなりお歳を召したなあという印象で、もしかしたら今回がリサイタルは最後かもしれないなあ・・・と一抹の寂しさを覚えました。
サービス精神を発揮していつもだったら数曲弾いてくれるアンコール曲が2曲だったのも、もう体力的に難しいのかもしれません・・。もともと、来日スケジュールも体調不良で延期になったのですし・・。
お元気で次回も素晴らしい演奏を聞かせてくださるのを願うばかりです。
2010年のコンサートの感想はこちら。

なお、休憩時間に多くの人が舞台の最前列に来てピアノを見ていましたが(写真撮影を制止する係の人まで来ていました)、このピアノはやっぱりうわさ通りポリーニがコンサートツアーに携行する特別なものなのでしょうか。

=============================

曲目

シュトックハウゼン:

ピアノ曲
VII

ピアノ曲
IX

 
ベートーヴェン:

ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 op.78 「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 op.79
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 op.81a 「告別」
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 op.90

アンコール曲
ベートーヴェン :「6つのバガテル」から 変ホ長調 op.126-3
ベートーヴェン :「6つのバガテル」から ロ短調 op.126-4

 


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完全に一致:ナオト・インティライミ「今のキミを忘れない」と1999年発表槇原敬之の「Name of Love」

2012-02-11 | 音楽・演劇等

ナオト・インティライミの「ADVENTURE」というアルバムを聴きました。
特にスマッシュヒットした「今のキミを忘れない」っていい曲ねと思っていたら、

なんと、槇原敬之の「Name of Love」にサビが「完全に一致」!していることに気づきました。
八神純子のパープルタウンと「You ought know by now」並みの類似度です。

ちなみに、「Name of Love」は1999年発売の「CICADA」というアルバムに収録されています。シングルカットはされていません。
だから真似してもわからないと思ったのですかねえ・・。

Youtubeで聴けます。


他に、ネットでは”「今のキミを忘れない」はEXILEの「HERO」という曲のパクリ”だと指摘があったので
こちらもYoutubeで聴いてみました。
「泣いたり、笑ったり」という歌詞が「今のキミを忘れない」とまったく同じ。しかも同じメロディーに乗せてあります。

この「ADVENTURE」というアルバムには他にも♪一生一緒にいてくれや♪の三木道三「Lifetime Respect」に似た曲もありました。
色眼鏡で見てるからかもしれないですが。

いいメロディーというのは耳に焼きついているものですから自然と浮かんできて、
ご自身のオリジナルと勘違いすることはあると思います。
また、耳障りのよいコード進行も限りがありますし、既視感があるのは仕方のないこと。
ですが、もし確信犯だとするならば、もうちょっとアレンジをうまくやったら
また別曲としてのよさが出るのに・・と残念に思いました。

「今のキミを忘れない」がいいなと思った方は、ぜひ「オリジナル」の「Name of Love」に注目してね!という趣旨で書きました。「オリジナル」に敬意を払いましょう
もうこの頃槇原敬之は聴かなくなってしまいましたが、かつてファンだったので応援しています。

EXILEもあまり聴いたことがなかったのですが、いい声なうえに、いい曲が色々ありますね。
今は人気絶頂ですからそんなことはしないでしょうが、これだけ素敵な声だったら他のアーティストの名曲をカバーしたアルバムなどもぜひいずれ出してもらいたいです。

(2017年1月追記)

今度はナオト・インティライミ「夢のありか」のサビ部分♪つよくつよく♪が槙原敬之「遠く遠く」のサビ♪遠く遠く♪とまったく同じ・・・。CMで聞いて驚きました。メロディーだけでなく言葉を連ねる歌詞まで真似しなくても・・これはもう確信犯でしょうか。ナオト・インティライミ本人が好んでというよりも、レコード会社の指示?昔の(しかも違うレコード会社の)ヒット曲の真似をすれば若い世代にはわからないしいい曲にきまっているから、昔の曲を聴きまくって使え、くらいに言われているのではと勘ぐってしまいます。


写真は、湯布院のおみやげにいただいた、矢車菊(たしか)を乗せて焼いたおせんべい。風流です。


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↓「Name of Love」以外にも、スキーの風景を歌った「Stripe! 」(確かCMに起用されていたはず)、「この傘をたためば」など
佳曲ぞろい。たしかSONYレコードからの最後のアルバムだったかと思います。Cicada(蝉)というタイトルからも、
これまでの曲風から脱皮しよう、したい、など葛藤があったのでしょうか。
その頃、かなりSONYからハイペースでの曲作りを要求されていたようですが・・。


Cicada
 
ソニーレコード
 

 

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アルゲリッチ音楽祭@別府

2011-05-21 | 音楽・演劇等

今年のアルゲリッチ音楽祭はとっても素晴らしかったです。

いつも「まあ、観光地のお祭り/アルゲリッチとファンの集い、みたいなものなのだから・・」という感もなきにしもあらず、なのですが、今年の「チェンバーオーケストラ」はすごかった!

ああ、はるばる聴きにきてよかったわ~と幸せ気分でホテルに戻りました。

曲が好きなせいもあるのですが、特に下記の2曲の世界にひきこまれました。
(ブリテンのときは直前にいただいたごちそうとあらごし梅酒のせいか、生演奏の癒し効果か、α波が体内に満ちて・・・意識が飛んだときが何回かオーケストラの皆さんすみません・・。)



ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11 (アルゲリッチ演奏)
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 op.48

演奏が、なんと表現しましょうか。ただ譜面をきちんとなぞるという感じではなく、多少前のめり気味というか、何かひとつのもののために各演奏者が自然に動いているというか、そんな感じの統一感がありました。
とても感動しました。

詳細 (音楽祭HPより)
チェンバーオーケストラ・コンサート
会場:ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール(別府市)
出演:
ユーリー・バシュメット(指揮/ヴィオラ)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、モスクワ・ソロイスツ合奏団選抜メンバー桐朋学園オーケストラ


【プログラム】
ブリテン:シンプルシンフォニー op.4
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11(弦楽合奏版)
ブルッフ:コル・ニドライop.47(ヴィオラ独奏と弦楽合奏版)
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 op.48

写真は、別府公園の竹林。コンサートの帰りは暗いので、大回りして宿泊先のホテル白菊まで戻ろうと思っていたら、ずんずんと皆さん公園を横切ろうとしています。じゃあ私たちも・・・ということで暗い道を集団移動。竹のライトアップもまた幻想的でステキでした。

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桜ソングのPV

2011-04-23 | 音楽・演劇等

桜ソングのPV、あなたはどれがお好きですか?

私の第一位はケツメイシ「さくら」。2005年の曲ですが、今でもさくらの季節になるとこのPVを思い出します。

今石垣島に来ているのですが、機内音楽プログラムで「ケツメイシ特集」をやっていたので聴きました。
この曲の歌詞は、満開の桜の大樹の下で出会った男女がやがて別れ、また巡ってきた桜の季節に昔の恋をそれぞれ思い出す・・・というものです。
♪さくら舞い散る中に忘れた記憶と 君の声が戻ってくる・・・ ♪

↓PVの冒頭で萩原聖人、最後に鈴木えみの手のひらにこんな風に桜の花びらが舞い降りてきていました。
写真は、先日錦糸町にある錦糸公園にお花見に行って撮ったもの。風が強くて上の写真のような完全な形でお花がおちてきます。なかなか花びらがじっとしてくれないので一瞬の隙を狙って。




以前、タモリ倶楽部(空耳アワーでおなじみの深夜番組)でこのPVの桜を作った(つまり、この桜の木は造りものだったのですが)会社(社名は失念)に訪問する回があり、本物そっくりに作るすごい技術が印象に残っています。枝ぶりをはじめ、職人さんたちのセンスがものをいう世界で、非常にアーティスティックな作り方をするものだと感銘を受けました。

↓さくら PV。聴くたびに甘酸っぱい気分になります。



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坂本冬美の「LOVE SONGS」・もちもちガレット

2011-04-17 | 音楽・演劇等

  写真は丸の内ヴァンピックル(新東京ビル)でいただいたガレット。もちもちした生地がおいしい。
そば粉で作ってあるそうで、クレープより心もち厚めです。
このサーモンとサワークリームの種類が一番好き。 ガレットランチは1.000円程度でサラダとスープもついています(持ち帰りもあり)



坂本冬美の「LOVE SONGS~また君に恋してる~」のアルバムがこのごろお気に入りで寝る前も、電車の中でも毎日聞いています。

ご存じ、焼酎いいちこのCMに使われた「また君に恋してる」は日経MJの昨年のヒット商品一覧にも選ばれました。もともと兄弟フォークデュオ、ビリーバンバンの歌ですが、この坂本冬美の素晴らしい歌声バージョンがいいですね~。

また、歌が上手だとこんなに曲が違う光を帯びるのか、と驚いたのが荒井由実(現・松任谷由実)の「あの日に帰りたい」。名曲だわあとしみじみ。ユーミン(と彼女を呼ぶ人ってある程度の年齢行ってますよね)の声はずーっと聞いていると疲れるし、曲はいいのになあといつも思っていましたが、坂本冬美に代表曲だけカバーしてもらえないでしょうかねえ・・。

伊勢正三やイルカの「なごり雪」もしかり。こんなに情趣ある曲だったのですねえ・・。

大橋純子の「シルエット・ロマンス」は、大橋純子も歌が上手なのでそれほど変わり映えせず。
また浜田省吾の「片思い」も好きな曲ですがこれはやっぱり男性がうたうべき歌詞なのでは。坂本冬美の澄んだ声だと絶望感が伝わってこない・・。沢田研二の「時の過ぎゆくままに」も同じく、虚無感が感じられず、合っていないように思いました。

(亡くした恋人のことを歌う)沢田千可子の「会いたい」は誰が歌おうと、スーパーで歌詞無しのオルゴール演奏メロディーが流れただけで涙が出てきてしまうので、一度聴いて封印(家で一人だったからいいけれどやっぱり泣いてしまいました)。iPodにも入れていません。・・と書いていたらまた泣けてきました。特に「声をかける人をつい見つめる 彼があなただったら 彼があなただったら・・・」のくだりは聴いていて本当に悲しくなります。

このたびの震災でも大切な方をなくされた方が多くいらっしゃることを思うと、言葉になりません・・。
「お父さんは指輪なんてくれないものね」と無骨な旦那さまをいつもからかっていたら、旦那さまの遺品から、奥さまへのホワイトデーのプレゼントであろう指輪が出てきた、などの報道を目にするたび、どんなに残された方々はおつらいであろうと胸が痛みます。

亡くなられた方々のご冥福と、残された方々がいつか心の救いを得られますことをお祈りしております。

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Love Songs~また君に恋してる~
 
EMIミュージックジャパン


↓続編もあるそうです。

Love Songs2 ~ずっとあなたが好きでした~
 
EMIミュージックジャパン
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寺井尚子カルテット@STB139

2011-01-09 | 音楽・演劇等

1月7日に六本木STB139(スイートベイジル)にて寺井尚子カルテットのライブに行きました。素晴らしかったです。
(写真は、今回はじめていただいたカブのポッシェ。スープで煮て冷やしたカブにブルーチーズ味のディップをつけます。いつも頼むロゼのスパークリングワインがすすみます。千住真理子のコンサートのときに頼んだビフカツサンドもリピート。苺のパンナコッタもおいしかった。)

寺井尚子は「ジャズバイオリニスト」とのことですが、タンゴはじめ、ジャズにこだわらないさまざまなアレンジの曲での構成でした。
クラシックのバイオリン名曲の「シャコンヌ」をカルテット(バイオリン、ピアノ、ベース、ドラム)で大胆にアレンジした曲には驚きました。

私の好きなテレビ番組「美の巨人たち」のエンディングテーマ「旅人」ももちろん演奏されました。
この曲は寺井尚子カルテットの曲ではなく、ギタリスト2名がゲスト登場したDjango Rythm (ジャンゴ・リズム) の作った曲のようです。

アンコール最後は「ラスト・ワルツ」(60年代に活躍した男性歌手エンゲルベルト・フンパーディンクの大ヒット曲)。昔、母が持っていた岸洋子のレコードに入っていていい曲だなあと思っていたのですが、バイオリンの甘い調べの演奏はさらにロマンティック。聞きほれました。

寺井尚子カルテットは、全国で精力的にライブを行っています。
ピアノの北島直樹はじめ脇を固めるメンバーも実力者で彼らのソロ演奏もとてもステキです。


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↓「旅人」収録。 リンク先視聴あり。

マイ・ソング
寺井尚子
EMIミュージックジャパン

↓「ラスト・ワルツ」収録。 リンク先視聴あり。

アダージョ
寺井尚子,北島直樹,店網邦雄,中沢剛
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)


↓岸洋子の歌もぜひ聴いてください。「ラスト・ワルツ」「希望」「夜明けのうた」「恋心」。

岸洋子 ベスト&ベスト
 
プルーク
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想い出のスクリーン 八神純子

2010-10-22 | 音楽・演劇等
想い出のスクリーン 八神純子


八神純子が久しぶりにテレビに。NHKのSONGSという番組です。
SONGSは毎週木曜22:55から。彼女を見るのは20数年ぶりでしょうか。

全盛期のときの声の澄み、張りは多少衰えは見られたものの、とはいっても今でも第一線で十分通用するすばらしい歌唱力です。
そろそろカバーアルバムなど出す準備でプロモーションを、ということなのでしょうか。

1)デビュー曲の「思い出は美しすぎて」(名曲)→当記事末尾にYOUTUBE映像を貼り付けています。ぜひ聴いてね!
2)みずいろの雨(子供でそのころは歌詞の意味がわからなかったけれど、女性が、付き合っている相手ではない人に惹かれ過ちを犯してしまった・・というオトナのお話だったのですね)
と続いて、
3)ポーラ・スター
4)Mr. ブルー ~私の地球~ ←これ、たしかNHKの番組の主題歌では?
5)パープルタウン
パープルタウンは、当初八神純子作曲と発表され、後に酷似していた洋楽の作曲者(あの大ヒット青春映画セントエルモスファイヤーのテーマ曲を作曲した)デイヴィッド・フォスターが曲作りに参加したことに変更されました。この盗作騒ぎで、クリーンな彼女のイメージが傷つき、スターダムを転がり落ちていってしまった最後のヒット曲と記憶しています。

そういう「ツキの落ちた」原因になった曲を「代表作」と呼ぶのだなあと、もはや誰も取りざたする人もいないからなのだろうと時の流れにしみじみ。でもファンはこうやってしっかり覚えていますが・・。

ヒット曲の量産をレコード会社や事務所に要求され、神経が参っている中で八神純子自身が盗作をしてしまったのか、周囲が本人の作曲としてあえて発表させたのかわかりませんが・・。
同時期に流行っている曲のフレーズをそのまま使ったら絶対ばれるのに、本人も周囲も何を考えていたのでしょうねえ・・。あれだけの実力があるのに本当に残念でした。

最後に、私の一番好きな曲「想い出のスクリーン」が
詞もいいのですが、これは三浦徳子です(松田聖子のデビュー曲、エクボの~秘密あげたいわ~も確か作っていた、当時の売れっ子作詞家だったと記憶しています)

こんな中年世代ターゲットの歌番組があったなんて、さすがNHK受信料まじめに払ってよかったと思うのはドキュメンタリーだけかと思っていたけど、これからSONGSも毎週見ますね。

10月27日はなんと大大大好きなスピッツ!スピッツは今も「ハチクロ」の映画の主題歌を歌ったりして中年だけでなく若者にも人気の現役ですが・・・。
「楓」歌ってくれるといいなあ・・。

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↓八神純子の声の美しさを堪能するなら、「思い出は美しすぎて」のほうが良いかも。

思い出は美しすぎて

私の好きなニューミュージック、JPOPの曲紹介はこちら。他にも、音楽カテゴリーにあれこれ書いていますので、よろしかったらご覧ください

↓私の持っている八神純子のCDはこれ。ヒット曲が全部入っています。

ザ・ベスト・セレクション
 
テイチク
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ポリーニ コンサート@サントリーホール

2010-10-17 | 音楽・演劇等
毎年恒例のポリーニのコンサートにいきました。

いきなり結論ですが、ポリーニの演奏、すばらしかったです。これで68歳とは。鍛錬の賜物ですね。

曲目は
ショパン:24の前奏曲
ドビュッシー:練習曲第2集
ブーレーズ:ソナタ第2番
(以降はアンコール)
ドビュッシー: 前奏曲集第1巻から 「沈める寺」

ドビュッシー: 前奏曲集第1巻から 「西風の見たもの」
ショパン: 練習曲 ハ短調 op.10-12 「革命」
ショパン: バラード第1 ト短調 op.23

でした。流麗なピアノの調べに酔いしれました(ポリーニは自身のピアノを海外の演奏会にも持ち歩く、なのでなおさらチケット代が高くなると聞いたことがありますが、ホントウなのでしょうか?)

ブーレーズのソナタについては、演奏がすばらしいことはわかるのですが、この曲の不協和音の世界にはアマチュアファンは入り込めませんでした。
言い方は悪いのですが、旋律の繰り返しをただぼうっと聞いているような心持ちでいました。

しかしながらそこは演出のうまいポリーニ。アンコールはメロディーラインの美しい名曲ばかりで体に染み入るような感動を味わいました。昨年も良かったものの、それよりもさらに良かった気がしました(オールショパンプログラムでないほうに行きました)。

きっとアンコール曲も含めての構成で、観客は「アンコールを四曲も!」と喜びなおさら満足度が高くなるという具合でしょう。

さて、興奮冷めやらないままコンサートホールを出ましたが、残念なことに、アークヒルズは全館点検日とのことで、オーバカナルはじめレストランはお休み。

なので、なぜかアークヒルズ内なのに営業していた成城石井で色々おかずを買い込み、帰宅。スパークリングワインを開けておつまみ大会の始まりです。

写真のキッシュは新東京ビルにあるヴァンピックルで昼間売っているキッシュですが、パストラミビーフ、イカとタコのマリネを家にあったベビーリーフミックスにのせたもの、ネーブルオレンジのシロップ漬けは石井で、

もちろん(?)BGMはポリーニのCD。「アンコール放送」として当然のようにポリーニ大ファンの家族がかけていましたが、イエ、全員でアンコールしたわけではないのですが・・

ところで、いまや、巨匠と言われる中で、全盛期と同じような曲目でリサイタルを続けてポリーニくらいではないでしょうか。

アルゲリッチは演奏内容以前に、キャンセル魔ですし予定通り登場しても、いくら別府のアルゲリッチ音楽祭でさえソロでは弾かないし・・。

ポリーニは法外なチケット代の分、数倍他のコンサートよりも感動したかといわれると、おそらく比例はしていませんが、ここ1,2年のコンサートのなかではとても記憶に残る時間でした。

何歳までリサイタルを続けるのでしょうか。70歳までだとするとあと2年。いつまでも元気でまた来年来日してくださいね

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↓まだ若いときの収録ですがぜひ聴いて下さい(視聴あり)。テクニックのすばらしさに鳥肌が立ちます。

ショパン:12の練習曲 作品10/作品25
ポリーニ(マウリツィオ)
ユニバーサルクラシック
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夏の蝉・岸洋子

2010-08-19 | 音楽・演劇等

夏の蝉。ひと夏の命を惜しむように精いっぱい鳴いているさまがいじらしく、あわれを誘います。

出張で行った愛媛県今治のバス停前で。バスが来るまでの間(15分程度)ずっと鳴いていました。そのあともずっと鳴いていたことでしょう。

頑張って声を限りに鳴く蝉を見ただけで「もう今年でこの蝉の命が終わる」と涙が出てくるし、
帰りの機内の音楽プログラムで岸洋子の「希望」を聴いたらまた涙が出てきて困りました。

年のせいでしょうか・・。

岸洋子は東京芸大に進み、オペラ歌手のキャリアを望むものの、卒業時ごろからの持病のためシャンソン歌手に転向した人です。膠原病と戦いつつ、58歳で亡くなりました。昔、実家にレコードがありましたが、「夜明けのうた」など素晴らしかったです。作曲家のいずみたくとの組み合わせが多いですね。

↓ぜひ聴いてください。

希望

夜明けのうた 岩谷時子作詞

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蜷川幸雄「ガラスの仮面~二人のヘレン」音楽劇

2010-08-15 | 音楽・演劇等

浦和の調神社で兎の世界を楽しみかき氷に舌鼓を打ち、いよいよ今日のメインイベント、彩の国さいたま芸術劇場へ。与野本町で電車を降りたら、ホームから富士山?が見えました。夏は氷がすっかり溶けているのでしょうか。万年雪かと思っていました。



冒頭の写真は駅前に貼ってあったポスター。申し遅れましたが、演劇の題目は「ガラスの仮面~二人のヘレン」。蜷川幸雄演出の音楽劇です。

美内すずえの人気漫画が原作です。漫画は1976年連載開始。もう30年以上も連載されていますが、いつストーリーに決着がつくのやら。(「ガラスの仮面」をご存じない方へ→ウィキペディア

私の予測は、紅天女はもちろん北島マヤが選ばれ、姫川亜弓はハリウッド映画で成功という、両方に花を持たせて終わるのというもの。たしか、花とゆめの連載では、亜弓さんと米国人写真家とのほのかなロマンスが生まれかけていたような。でも単行本化する際に書き直しがあるのですよね・・。

速水真澄とマヤは、月影先生と尾崎一蓮同様、結ばれないのでしょうね・・。その悲しみを昇華させてマヤは芸の道一筋に、というのではないかと。

まあそれは置いておいて、「二人のヘレン」はとても楽しめました。
たまたま切符をいただいたので観に行きましたが、観劇後の感想は「自分でチケットをとってもよかった」くらいだと思いました。

ヘレンケラーの「奇跡の人」を演じて北島マヤが賞をとるまでのストーリーになりますが、この「奇跡の人」以外にも、「石の微笑」「王子と乞食」「テンペスト(これだけ漫画にはないエピソード。シェイクスピアを良く上演する蜷川幸雄ならではですね)」などの劇中劇がちりばめられており、「ガラスの仮面」ファンなら懐かしさにじーんとしてしまうのでは。

音楽劇なので、歌がうまい人ばかりだと思っていたら、残念ながらそうでもなく。「ガンバレ、ガンバレ!半音上げて!」と応援したくなる方もちらほら。初日だったからかしら。

姫川歌子役の香寿たつきは歌がぴかいちに上手。ずっと聞いていたい。セリフ回しも身のこなしも、他とは段違いの実力でした。またすらりとしてお美しい。

月影千草を演じた夏木マリは、歌の巧拙を超越したオーラ、美しさでした。客席通路を活用する演出で、間近で何度も見る機会に恵まれましたが、綺羅綺羅しいスターの風格がまさに月影先生そのもの。

狂言回しの役目で出てくる劇団一角獣のリーダーを演じた黒木マリナは歌も踊りもうまかったです。この人は外見もとってもキュート。小柄だし、この人に北島マヤをやってほしかったな・・。

マヤ役の大和田美帆は、大和田獏と岡江久美子の娘で親の七光りなのでしょうけれど、蜷川幸雄の名前で十分お客は呼べるでしょうから、なぜ彼女なのか。

音楽劇なのだから、歌がうまい人が主役でなくてどうする!と言いたいです。これが一番残念。外見も、失礼ながらあまり性格がよさそうに見えず感情移入できませんでした。私が、甲高い声が好きでないというのもあるのですが・・。脇役でちょっとの出番ならいい味わいを出す女優さんかも。

マヤは「普段は華がないけれど舞台では光り輝く」という設定なので、美人さんがやっても問題ないのではないでしょうか。まあ、姫川亜弓役の奥村佳恵(この方は美しく、驕慢な表情つくりが○)との対比を際立たせる目的もあるでしょうが・・。

あと水城秘書を演じた遠藤瑠美子が、冒頭の劇団稽古シーンのトップを務めていましたが、スタイルの良いこと!筋肉のしなり具合も本当に美しい。うっとり見惚れてしまいました。バレエの素養もありそうです。

ヨガ仲間と観に行ったのですが、彼女も遠藤瑠美子が印象に残っていたらしく帰りに「ヨガ頑張ろう・・」とお互い叱咤激励。彼女はともかく、私は遠藤瑠美子を目標にするには遠すぎる存在ですが。でも少しは努力しないと 。

速水真澄役の新納慎也はこなれていましたが、ちょっとイメージ違い。顔が本当に小さくて、プロポーションがよいのが群を抜いていましたが(隣に並ぶ人可哀想)、光沢のあるスーツ似合いすぎ(笑)。一企業のトップというよりも売れっ子ホストみたいでした。

辛口な感想ですが、トータルでは上に書いたようにとっても楽しめました。構成がうまいと思います。お勧めします。

これからいらっしゃる方もあるでしょうから詳細なストーリーは省きますが、音楽劇ということで、宝塚のイメージです。説明しづらいのですが劇団四季等のいわゆるミュージカルとはちょっと毛色が違うように思いました。

これまで2回しか宝塚を観ていない私がいうのも的外れかも知れませんが、メロディーラインや舞台の運びが宝塚を意識しているように感じました。

もしかして、「ガラスの仮面」読者≒ヅカファン、同一セグメント、という想定で顧客満足度向上を狙ったのでしょうか。ロマンティストという共通項はありそうです。

演出も、奥行きのとても深い舞台、客席を存分に使ったもので観客を飽きさせません。ただ「ガラスの仮面」についてまったく知らないと???ということもあるかもしれません。そういう方のために劇場1F通路に説明パネルがたくさん掲示されていますので、早めに劇場に入って予習されたらより楽しめると思います。

今回の「ガラスの仮面~二人のヘレン」も良かったですが、元タカラジェンヌの香寿たつきのうまさが光っていたので、「そういえば宝塚は実力派ぞろいで安定感がすごかったなあ」と思い出しました。またいつか行ってみたいです。「オスカルとフェルゼン編」など上演しないでしょうか。

↓劇場。宣伝カーも置いてありました。



観劇の前にいただいた、劇場隣接の「ビストロ やま」(パネルが貼ってある下の窓があるところ)の「紫のバラディナーのご紹介はこちら

ウサギ神社に行き、いかにも観光客用のディナーをいただき、そして観劇、と、日帰り旅行気分でした。楽しかった。

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(参考)主要役の出演者一覧

 大和田美帆 :北島マヤ
 奥村佳恵  :姫川亜弓
 細田よしひこ:桜小路優
 新納慎也  :速水真澄
 原康義   :小野寺
 月川悠貴  :青木麗
 岡田正   :源造
 黒木マリナ :二ノ宮恵子
 立石凉子  :北島春、原田菊子
 香寿たつき :姫川歌子




コメント (1)
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(涙)アルゲリッチ東京公演キャンセル@サントリーホール 

2010-04-28 | 音楽・演劇等

 サントリーホールのアルゲリッチ東京公演キャンセル(形式上は”シャルル・デュトワ指揮フィラデルフィア交響楽団の公演”でアルゲリッチは一部で弾くことになっていた)。

代役はポゴレリッチ。私は好きなのですが夫はそうでもないということで、払い戻しをしてもらうことに決定。まあ、ポゴレリッチのコンサートでしたらチケット代3分の1ですしねえ。

夫は、会議が長引きタクシーを飛ばしてきたのに可哀そう・・。チケット払い戻しの申し込みをした後、ホールお向かいのオーバカナルで食事(食事については末尾をご覧ください)

ところで、アルゲリッチのキャンセルにあたったのはこれで3回目。

私はもうアルゲリッチのプロ意識のなさに辟易していて、2回目も、そして今回もチケット購入に反対しました。

でもアルゲリッチファンの夫は聞く耳持ちません。恋は盲目。

性悪女に何度も振り回され、また振られてしょんぼりしている男性(夫)を、「あれほど忠告したのに・・」と内心で思いつつも、慰める女友達(私)という図でしょうか

帰宅し、アルゲリッチのCDを聴きつつコーヒータイム。

ショパンのプレリュード集にしました。
流麗で、かつ自身のユニークな解釈でぐいぐいと聴く人の心をわしづかみ。

ライブの臨場感はないけれど、彼女のピーク時の素晴らしい演奏を楽しめるのだから、CDもいいですねえ。嫌だとか言わずちゃんと演奏してくれるし
ちなみに、アルゲリッチのデビューは1965年。なんと45年前

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オーバカナルの食事について

サントリーホールでのコンサートのあと、オーバカナルに行くのはいつものこと。でもいつもは素敵な演奏を聴いて気分が高揚した状態で、感想を話しつつの食事なので、コンサートなしでレストランに入るのもなんとなく間が抜けた感じ。

ムール貝のワイン蒸しと、ドゥフィノワ添えビーフステーキを頼みました。飲み物はシェリーと、グラスワイン(シャブリ)を。

ムール貝はタイムとセロリを入れてルクルーぜの鍋ごと出てきます。パセリとニンニクの香りづけのものしか食べたことがなかったため新鮮でした。

ドゥフィノワ添えビーフステーキは、ドゥフィノワ(ポテトグラタン)がいかにもビストロ料理のジャガイモ、チーズ、ニンニク、生クリームとシンプルな味付けながらおいしい。バカナルでは、凝ったお料理よりこういうものを頼むのがいいですね。

ステーキに添えてあったメーテルドテールバター(=料理長のバター。パセリ、レモン汁をバターに混ぜて整形したもの)も美味しかったです。色が茶色く普通のとは一味違います。

聞きそびれましたが、バター以外にも牛脂をぎりぎりまで熱して香ばしさをだしたものを加えたり、コンソメ顆粒を混ぜたのかしら?トマトピュレーが隠し味?と気になります。次に聞いてみたいと思います。

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