渋谷東急文化村オーチャードホールで行われたロハスクラシックコンサートに行きました。
このコンサートは環境保護活動をしている坂本龍一がプロデュースし、オーディションで選ばれた5組+昨年選ばれた1名、および坂本龍一とチェリストの藤原真理の演奏というもの。電源はすべて自然発電?によるものだそうです。
坂本龍一のとつとつとした司会+演奏で第一部終了。昨年のロハスコンサートで選ばれたコトリンゴも含めた中では「naomi&goro」の、伊藤ゴローのボサノバのリズムに布施尚美の透明感のある歌声がマッチしていて良かったです。
このコンサートは収益の一部を東アフリカの植林に活かすチャリティコンサートで、また電源はすべてCO2の発生しない自然発電によるものだそうです(風力発電、バイオマス発電、太陽光発電、地熱発電)。
坂本龍一の演奏(曲)は、音の組み合わせ、遷移が美しくひきこまれましたが、続いての藤原真理のバッハチェロ無伴奏組曲はさらにすばらしかったです。
「ボキャブラリーの多さではなく自分のコトバで語る」がコンサートのもうひとつのテーマだったのですが、ただ譜面を弾くのと、自分のなかで咀嚼したうえで弾くことの違いを坂本龍一とのかけあいで実演したり、と音楽を楽しむこと以外にも考えさせられる機会でした。
割合とステージに近い席だったのですが、藤原真理さんは表情豊かで知的で素敵な感じ。こんなふうに年をかさねられたらいいなあとあこがれました。
遊びに来てくださいましてありがとうございます。励みになりますので、よろしければブログランキングへの投票(ここをひとぽち)お願いします