川村美術館「マルク シャガール ラ・フォンテーヌの寓話展」を見に行きました。ルイ14世の時代に編まれ、今日もフランスの人々に親しまれているフォンテーヌ寓話にシャガールが描いた挿絵の展覧会です。
ところで、写真を見てください。右の絵は1927年シャガール「カラスとキツネ」。左は1894年河鍋暁翠(かわなべきょうすい)の「鴉と狐」。構図が酷似していますね。暁翠の絵も同じくフランスのもとめでフォンテーヌ寓話の挿絵としてして描かれました。
1900年にパリで開かれた万国博覧会でジャポニズムが俄かに脚光を浴びました。
その後モネなどの印象派に浮世絵の手法が大きく影響を与えたのはよく知られるところです。
シャガールも、挿絵を描くときにもしかしたら暁翠の絵を参考にしたのかもしれません。
「マルク シャガール ラ・フォンテーヌの寓話展」は明日6月11日までです。
展示されているのは基本的にモノクロの挿絵なので、美しい色彩のリトグラフ展を期待されるとイメージ違いかもしれませんが、川上澄生のかわいらしい版画も展示されていてなかなかよかったですよ。興味のある方はお急ぎを!
(常設展ももちろん見られます)
なお、青山ユニマット美術館ではシャガールの主に初期の作品が飾られています。
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ところで、写真を見てください。右の絵は1927年シャガール「カラスとキツネ」。左は1894年河鍋暁翠(かわなべきょうすい)の「鴉と狐」。構図が酷似していますね。暁翠の絵も同じくフランスのもとめでフォンテーヌ寓話の挿絵としてして描かれました。
1900年にパリで開かれた万国博覧会でジャポニズムが俄かに脚光を浴びました。
その後モネなどの印象派に浮世絵の手法が大きく影響を与えたのはよく知られるところです。
シャガールも、挿絵を描くときにもしかしたら暁翠の絵を参考にしたのかもしれません。
「マルク シャガール ラ・フォンテーヌの寓話展」は明日6月11日までです。
展示されているのは基本的にモノクロの挿絵なので、美しい色彩のリトグラフ展を期待されるとイメージ違いかもしれませんが、川上澄生のかわいらしい版画も展示されていてなかなかよかったですよ。興味のある方はお急ぎを!
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なお、青山ユニマット美術館ではシャガールの主に初期の作品が飾られています。
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