「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

いつまでも甘くたのしく+ポリーニリサイタル

2016-05-30 | 音楽・演劇等

4月21日、ポリーニのピアノリサイタルにサントリーホールへ。

その前にミッドタウン東京に寄ったところ虎屋で「いつまでも甘くたのしく」というシニアの生活に思いをはせた展覧会を店舗内でやっていました(同時に病院等のプロモーションも)。また明治の前の創業以来、それぞれの時代で作ってきたお菓子の説明、写真が掲示されていてこの「友白髪」にぐっと来たのでお店の人に許可を得て写真を撮りました。共白髪をもじったのでしょうね。

残念ながら今は販売されていないそうです。結婚記念日にこんな感じのお菓子を自分で作って夫と食べたいなと思いました。味は本物とは異なるでしょうが、見掛けだけならサツマイモの裏ごしを絞り出せば真似できそうです。

(実際もう二人とも白髪がちょっと生えてきているのでもう共白髪ではあるのですがまだまだ長生きしたとはいえないのでもっともっとがんばりたい)仲良くサントリーホールのコンサートにまた来られたことに感謝しつつ、ポリーニの素晴らしい演奏を楽しみました。ダイナミックさと繊細さが両立するリリカルな調べで、これは特注のピアノのおかげもありましょうが、ファン心理はそんなことすっ飛ばしてとにかく毎回感動です。

年齢を重ねてもプロフェッショナルなたたずまい。どの曲も楽譜を一切見ないという鍛錬振りも素晴らしいです。昨年よりさらに歩行などに年齢が感じられましたが、2017年も来日されることをお祈りしています。

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↓まだ若いころの演奏ですが、このCDを一番良く聴いていると思います。技巧の素晴らしさに聞きほれます。

 

ショパン:12の練習曲 作品10/作品25
 
ユニバーサルクラシック

 


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アマン東京のアフタヌーンティ

2016-05-30 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ
【一休のプランで訪問】


大手町にオープンしたアマン東京。評判のアフタヌーンティのメニューを夜いただけるので友人といってきました。素敵な雰囲気、感じの良いサービスでとても素敵な時間が過ごせました。紅茶もどの種類もおいしかったです。ランプでポットを温めてくれ最後まで熱い状態でのめるのもうれしかったです。煎茶のおいしさにも感動しました。

素晴らしく繊細な細工のチョコレートはじめフィンガーフードをゆっくり眺めるならやはり昼が良いと思いましたが、平日の夜は空いているし夜景が綺麗な席に案内いただいたのでとてもロマンティック。友人も喜んでくれ夜も良いなと思いました。とにかくチョコレートのお菓子が多いので、チョコ好きな方とご一緒にどうぞ。私たちもおやつにチョコは食べずに臨みましたがそれでもかなりがんばって完食しました。

↑ハイヒールのチョコトリュフ。チョコの宝石箱、フルーツを詰めたバッグ。ハイヒールのストラップの留め具やバッグのボタンなどに金があしらわれ食べるのがもったいないくらい。乙女と呼ぶにはかなりはばかられる年齢の私たちも乙女な気分になってしまいます。

お菓子だけでなく塩のきいたおつまみも。抹茶のスコーンはクロテッドクリーム(おいしい!)はともかくジャムと余り合わないように思いましたが、温めたものを出してくれるのはうれしいです。

 

ホワイトチョコレートでできたかわいい帽子。友人のはピンク色でした。下にはゼリーが。

 

自家製コンビーフが特においしく、自分でもコンビーフ作りに挑戦しようかな、と思わせられました。

 

 

素敵なホテルロビー。プチ花見も楽しみました。
オフィスビルの上にあるので、ラウンジの階のエレベーターを降りたらホテルのフロントがある面白いつくりでスペース省略になっています。

 

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↓画像をクリックすると、アマン東京のラウンジのプラン一覧が見られます。

↓自家製コンビーフまでいかずとも、昔から食べているノザキのコンビーフも十分おいしいし、さらに脂肪分控えめのものは冷蔵庫に入れても白い脂分が無くお肉のうまみが味わえます。

ノザキブランド 脂肪分ひかえめコンビーフ 100g×4個
 
川商フーズ

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小曽根真+チックコリア@サントリーホール

2016-05-30 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ

5月19日、小曽根真+チックコリアのコンサートに行きました(サントリーホール)。チックコリアは、20年くらい前に米国在住時に聴きにいったので大変ご無沙汰です。

迫力ある演奏、アドリブたっぷりで楽しめました。といっても素人の感想ですが、チックコリアのアドリブは単調な気がしましたし(もうセミリタイア?)、二人のケミストリーか、どちらが主導権を握るかお互いの遠慮か探りあいかなんとなくしっくりいっていない微妙な感じがありましたが・・。小曽根真がソロで自由に弾くほうが私は好きでした。というか、二人とも自分だけ前に出たくて連弾は合わないタイプ?

たとえば小曽根真+塩谷哲のときなど、塩谷さんが一歩引いて合わせている(相手に花を持たせつつも個性も出す技量がある)からこそ極上のデュオになるように思います。

(とはいえ夫は今回良いコンサートだったと喜んでいたのでここだけの話です)

 コンサートの後は近くのイタリアンで食事。

 アスパラソバージュという、つくしのような季節ものの山菜をいただきました。味は名前通りグリーンアスパラを淡白にした感じ。イタリアだけでなくフランスでも春を象徴する野菜だそう。日本でたけのこやたらの芽で春を感じるようなものでしょうか。

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 パワフルなイメージとは一点、Sheなどスローテンポなロマンティックな曲が色々。小曽根真の才能、芸域の広さを改めて感じます。

バラード
 
ユニバーサル ミュージック クラシック

 

小曽根+塩谷哲。これもすばらしい(タイトルは「DUET」と同じながら、それぞれオリジナルが別収録されて一部内容が異なる別レコード会社のCDが2枚あるという面白い企画です)

塩谷哲&小曽根真【デュエット】
 
ビクターエンタテインメント



デュエット
 
ユニバーサルJ

 

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広重ヴィヴィッド(サントリー美術館ミッドタウン東京)

2016-05-30 | 東京散歩・外食・近郊おでかけ

六本木のミッドタウン東京内にサントリー美術館に歌川広重の貴重な初刷の展覧会に行きました。初刷のみに空の色のグラデーションなどが見られるそうです。初刷りは広重と刷り師が相談して色を決めたそうで、つまりアーティストの意向がそのまま反映されている色が見られるということです。

原安三郎コレクション
滝や海の色は綺麗なブルー、夕焼けの色の朱の美しさなど、いつも目にするものとは一味違う味わいでした。初刷り、かつ保存状態のよさがなせる魔法だと思います。ぜひおいでになることをおすすめします。我が家に夏に飾っている「両国花火」が見られてよかったです。

中でも気に入ったのは「箕輪金杉三河しま」と「浅草伝甫酉の町詣」(単に動物ものがすきというだけかも)

前者は鶴の羽を「から摺り」という手法で立体感を出しているそうです。羽を広げた鶴と右下にあしらわれたもう一羽の鶴の構図が素晴らしい。後者はまるまるした猫の後姿がかわいらしい。遠くに描かれた富士もいい感じです。

猫は遊女を示しているそうです。そう考えると外を見ている姿は、故郷を思っているのだろうか、家族や友人、あるいは好きだった人のことを思って切ない気持ちでいるのだろうか。自由になりたいのだろうな、と色々考えて気の毒になってしまいますが、実際は単に綺麗な景色を愛でているだけかもしれません。版画自体はのどかなほのぼのした雰囲気です。

ミュージアムショップには榮太楼の飴缶やご朱印帳など、この展覧会の展示物をモチーフにしたグッズが並んでいたので鶴や猫ちゃんの無いのかな、と探したものの無かったので絵葉書だけ購入して帰りました。猫の「浅草伝甫酉の町詣」は一点のみガラスケースに入っての展示ですから人気であることも美術館側も分かっていて、実際入場者が鈴なりになっていたのでグッズも作ればよかったのに・・。しかも今空前の猫ブームらしいですし。

他にも「王子装束ゑの木大晦日の狐火」(闇の描写は深みがありすごい迫力でした)、「大はしあたけの夕立」「亀戸梅屋敷」など、名作がたくさん。「深川萬年橋」で亀がぶら下げられているのがかねてから気になっていたのですが、これは「放生会」(ほうじょうえ)という行事で、万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、自らの長寿を願うために、生きた動物を放つものだそうです。おそらく富岡八幡宮の放生会のために売られていた亀なのでしょう。

日曜の昼前だったせいか展覧会はとても混んでおり入場者が展示ブースに張り付いて牛歩する状態だったので全国の版画(初公開の六十余州名所図会)をすべて見るのはあきらめ、展示リストをみて気になる作品だけ背の低い人の後ろから覗き込み、最後の展示スペースの名所江戸百景のみゆっくり見ました。土日は開館直後ないしは閉館間際に行かれることをおすすめします。

若い人もけっこういて、ちょっとうれしかったです。海外のものだけでなく日本のものを好きになる若い世代が増えてくれるともっと日本美術が大事にされるだろうから。
今回のサントリー美術館の「ビビッド」というタイトル付けもよかったのかも。「ビビッド」で知られる伊藤若冲の展覧会も数時間待ちという盛況でしたし。

なお、前期と後期で展示作品が替わるのでした。一週間早ければ・・。行った日はすでに後期だったので残念でした。前期は右端にいる情けない表情のわんこがかわいい「びくにはし雪中」が展示されていました。事前にウェブサイトを良く調べるべきですね(ウェブに入場料100円引きクーポンもあります)。

美術鑑賞の後は、近くのオイスタバーで生牡蠣をカヴァと一緒に。
兵庫県「室津」がクリーミーで特においしかった!






昼酒が効き、食後ミッドタウンに戻ってショッピング、という余裕はなくそのまま地下鉄で家にもどって昼寝の休日でした。

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広重 名所江戸百景/秘蔵 岩崎コレクション
 
小学館
 

 ↓散歩のプランをたてるこれ!この画の場所はどこか、というのが分かります。

広重の大江戸名所百景散歩―江戸切絵図で歩く (古地図ライブラリー (3))
 

人文社

 

 

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