フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

久し振りの原野はハナウドがメッタ切りにされていました

2013年04月24日 07時08分36秒 | Main

久し振りの原野はキンポウゲ科のノカラマツが一面に伸び出していた。
ノカラマツは2012年の環境省の見直しで準絶滅危惧(NT)から絶滅危惧Ⅱ類(VU)にランクアップされているが、荒川河川敷ではごくごく普通に群生している。

水辺近くではエキサイゼリが小さな花をつけ始め、ヒロハハナヤスリは一部の裸地に群生している。カントウタンポポが盛りを迎え、のどかな春の景色だ。


エキサイゼリは別名オバゼリ(婆芹)で食用にならない
ヒロハハナヤスリは胞子を飛ばすシダ植物

でも、少し中に入ってみて仰天した。ハナウドがすべてメッタ切りにされ、投げ捨てられていた。春浅い頃から緑の葉を出し、6~70㎝に伸びて早いものは蕾もつけそうになったのを2~30㎝のところから切り捨てている。
いったい何者の仕業だろう。絶対に許せない暴挙だ。


惨としか言いようがない


メッタ切りのハナウド