フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

特定外来植物のオオカワヂシャが荒川土手に繁茂し始めました

2010年04月30日 15時58分59秒 | 花の和名
駆除すべき特定外来生物に指定されているオオカワヂシャが荒川左岸土手に群生し始めた。新しく盛土された斜面の所々で薄紫の花をいっぱいに咲かせている。


写真右下の花の拡大はオオイヌノフグリにそっくりです

オオカワヂシャ(大川萵苣)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の花でオオイヌノフグリにそっくりの少し赤紫がかった花だ。
準絶滅危惧種の在来種のカワヂシャと交雑して雑種ホナガカワヂシャを生成し、その雑種が発芽能力のある種子を生産する事から在来種の遺伝的撹乱が生じているのが指定の原因と云う。

花の美しさからすると意外だが特定外来生物に指定されている12種しかない植物の一種で、駆除すべき対象だ。きれいな花には刺があるとか傾国の美女なども言われるが、見かけで判断してはいけない典型のひとつだろうか?


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