9月の15日観察会は好天に恵まれ12人の参加だった。
サクラソウ自生地の中央付近の観察路は水没して、特に南北の中央観察路は冠水距離が長かった。
そんな事情もあり外周中心の観察会になったがA区のお花畑はツルフジバカマの紫、センニンソウの白、キンミズヒキやヤブツルアズキの黄色などが鮮やかな花模様を描いていた。鴨川べりの観察路はクイモ、キンミズヒキが金色のトンネルを作っていた。メインはE区の裏側に現出したナンバンギセル。大きな2つのススキの株の根元の群生は見事だった。
更に驚いたのは帰りがけに入ってきた見慣れた車だ。まさかと思った自生地の主みたいなA氏だった。入院手術以来4ヶ月音信不通だった89歳、将に不死鳥の再来だった。
不死鳥のような自生地の主にはちゃんと脚がありました
白花ツユクサには執念を燃やしている不死鳥の登場を知ったかのように花開いていた