フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

関東甲信地方の梅雨明けの今日、色々な初見参がありました

2009年07月14日 19時49分26秒 | 花の和名

関東甲信地方が梅雨明けした今日、塚本地区の水田でコナギオモダカの花を見た。水田雑草を見ようと出かけたが、草刈り後間もなくで、群生植物はほとんど見られなかった。


コナギ ミズアオイ科

自転車道迂回路はつる植物の全盛期で、色々なつるが絡み合いよく見ると面白い。カラスウリの雌花の咲き終わったのを撮ろうとしたら、上の方にはナント、もう実を2つも付けていた。


カラスウリの実はスイカ模様ですが勿論3cmくらい

サクラソウ自生地では先日来待ちかねていたミズタマソウの花が咲いていた。今朝はまだ無さそうだが念のため見直したら気の早い株が花をつけていた。

花径4ミリくらいと小さな花だが2枚の緑の萼と2枚の白い花弁、そして2本の雄しべがある。そして花の下の子房に白い毛が密生している。この毛に露などがつく様が名の由来とも言われるが、未だ見てはいない。花の最盛期には今年こそ見てみたい。


小さな花ですがアップにすると精巧です

近くには1本だけのシロネが葉腋にこれまた白い小さな花をつけていた。昨年より5日、平年より6日早いという梅雨明けの今日、ツルニンジンに蜂が来たが、ボリネーターはスズメバチといわれるので近寄る事もできず、後で見るとすっぽり中に入ってお尻と羽根だけが写っていた。


2.5cmくらいのツルニンジンに上半身スッポリが入っています