古来の日本の色は、その微妙さ、名前の美しさ、どれも大好きなのですが
なかでも「藍色」というのは響き・色ともにいいですよね。
染め物の藍色はほんとうに深い青。
ラフカディオ・ハーンは、日本に来たときに
日本の印象を「青の溢れる国」と評したといいます。
手拭い、袴、着物、暖簾...見渡す限りの藍色が町に溢れていた江戸時代、
調度の整った建物とともに、美しい景観を作り出していたことでしょう。
ところで「藍」藍の色素は、インジゴ(インジゴチン)と呼ばれています。
そう、インディゴですね。
インジゴは、本来はインドで栽培されている天然藍(インド藍)のことを指すので、
「インドからきたもの」というのが本来の意味のようです。
日本では、タデアイというタデ科の植物から藍が作られています。
藍染めは平安時代に端を発するようですが、全盛期は江戸時代だそうです。
なおジーンズなどに使用されているのも要は藍染めですが、こちらは
19世紀以降、合成インジゴ(成分は天然インジゴと同じ)が大量に生産できるように
なったのでそれを使用しているとのこと。
でも同じ藍染めでも、日本の藍色は奥深く、奥ゆかしい感じがしますよね。
綿の肌触りと色合い。そんなこんなで藍染め製品が大好きなieなのでした。
>>日本の伝統色が一覧できるサイトをご紹介します。
上から下までスクロールしてみて下さい。
突き刺さるような色がありません。これを見ると、ほんとうに日本の色は美しい...
>>フランスの伝統色も興味深いです。落ち着いた色が多いのがいいですね。
>>ところで、「藍色」は一応どんな色か決めてあるらしく、
webなどで使う16進法ですと#OF5474、RGBでは15.84.116、
CMYKの場合は94.64.35.17とのことです。
>>宮里藍の「あい」は、五十音で一番最初に来る名前だから...
一番を目指す名前なのだそうです。すごいですねー。
「フランス人へのお土産を見立てて欲しい」と頼んだところ、フランス人の場合日本人が好むような渋めの柄が受けがいいそうな。
その時はたしか桜色+棗柄とかを買った気がします。
ちなみに私自身はその時唐草模様のを買いました。ドロボー仕様の奴。
やっぱりジーンズは濃い色を買ってしまう、ひでちんです。
藍以外にも赤根(あかね)、紫根(しこん)、蓬(よもぎ)、山梔子(くちなし)、黄膚(きはだ)、紅花(べにばな)など植物から取り出した染料も多いですね。
ところで冒頭のガンダムは「藍」と「哀」をかけているのですか?(笑)
他の車の紺色って特にピンと来ないんだけど、ランチャブルーって特別な感じがするんだよなあ。気のせい?
実家の軒天茄子紺で塗りました(笑)
えと。
DICの印刷用の色見本帳も伝統色シリーズがあって素敵ですよね。
確か日本、フランス、中国とあったような。
建築の塗料は微妙な色が苦手なのでDICで指定しても絶対そのとおりになりません。
ま~違いを楽しむというのでしょうか。
日塗工の見本帳だとペンキでズバリの色がでるんですが、
色が少ないんでつまんないですよね。
mucchi@R9さま>
>フランス人の場合日本人が好むような渋め
分かる気がします。フランスにはワビサビに似たような感触を思うんです。
>唐草模様のを買いました
うほw反応はどうでしたか?^^
ひでちんさま
>哀
....あたり(爆
>乾麺屋時代の前掛けが出てきた
うわーいいなあ!すごくステキだろうね!
DeepSkyさま>
>藍以外にも
これらの色となまえの美しさ...いいですよねー。
こういう天然の色だけに囲まれた景色を見てみたいです。
とく@Twingoな日々さま>
>ランチャのブルーって
納得!ほんとに綺麗。奥深くて...
いつだか見たテーマ832のブルーは痺れるほど綺麗でした...
プラナリアさま>
>DICの印刷用の色見本帳も伝統色シリーズ
なんでだか眺めちゃうんですよー。綺麗で。
>建築の塗料は微妙な色が苦手
小さいチップで色を選んでも大きなマスの建物だと印象が全然違うのが大変な感じします。前の会社の外壁塗り直すのに僕が色選んだんですけど...出来上がったら...うーん(涙
私もお分かりだと思いますが、ワフー好きなので、色ももちろん好きです(^_-)-☆
小豆色・臙脂色・桜色・鴇色・鶯色・萌黄色・山吹色・・・またネーミングがシャレてていいですよね(^_-)-☆ 花や鳥、植物などなどどれも自然です!!
ちなみに、我がチームの太鼓の衣装、藍色の股引・どんぶりに小豆色の法被が良い!!と推薦したのは私です ̄ー ̄)ニヤリッ!
だってこの組み合わせが好きなんですもの♪
>衣装
そうなのー!すごく良い組み合わせ。藍もいいし、小豆色も大好き!さすがだねー^^v