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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.251 ソフィスティケイテッド・仏壇 ローレル C32型

2010-12-13 | セダン蒐集癖。
いよいよ250回を超えて、第6クールへ突入です。


そんな251回目から、こんなので行きます(汗






丸ーいカングーとの対比がすごい、ローレルC32型です。
たしか5代目でいいのかな?



実はこの形のローレル、Vol.15ですでに取り上げ済みなんですけど、
今回は後期型ということで、再度の登場です。



Vol.15のときの文章をそのまま流用してしまうと、

「「アウトバーンの旋風(かぜ)」と謳われた流麗な先代とはうってかわって、
カクカクのデザイン、コテコテの内装になったC32。
その内外装から、いつしか愛嬌を込めて与えられたあだ名が「仏壇」
(ひょっとしたら自分のまわりだけかも)。
2Lガソリンの6気筒エンジンには、L6(のちに名機に発展していくあのRB)
とV6(VGのターボ)の両方を用意してました。すごいなあ。」


とあるとおり、「仏壇」とまで言われたほど四角かったC32も、
マイナーチェンジを1986年に行い、この「ちょっとやわらかめ」
なデザインになりました。

でもそれでも十分四角いですね(^^;

なお、後期型にはRB20DET搭載グレードもありましたっけね。
あれ?そうなると前期に載っていたVG20ETエンジンは後期には設定が無いのかな?
うーん、さすがに忘れたなあ...。




>>ちなみに、マーク2の対抗馬であった、
ドメスティックカーの象徴のようなこのローレルも、
実は輸出されていたんですよ。
この写真のようなハードトップではなくセダンでしたが、
でも以外。エンジンはそのあと初代セフィーロが積んでいたように
やはりローレルも2.4LのRB24Eでした。


>>しかし、このころの車みんなそうなんだけど、
「セダン」と「ハードトップ」の2本立てなんだよね。
いま、このご時勢じゃまったく考えられないな...。
マーク2やクラウン、セドグロはセダンとハードトップの違いは
キャラクタに限らず、概観も明確だったんだけど、
このローレルにいたってはあんまり変わらない気がする...。


>>たしかこの世代のローレルってCA18積んだのがいるんだけど(グレード名がLRとかなんか)、
これも今思うと不思議。要するにハイオーナーカーで高級な部類に入るクルマなのに、
装備をそれなりにオミットした「廉価版」というのがいること。
まあフランス車だとそれが顕著だったりして、自分のような変態さんには
「大きなクルマ、上級なラインなのに、装備が無い」っていうたまらない仕様に
なったりするわけですねw

コメント (13)
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