実家は東京都下の福生(ふっさ)市にあります。
米軍横田基地で有名な街ですね。
日米安保が崩壊して、もし米軍が撤退したらこの街はどうなるのかな...
アメリカのロードサイドみたいな景色も消えてしまうのだろうか?
なんて思う毎日です。
ところで、今日の話。
福生にパリの旧い地下鉄車両が置いてあるという話は以前から
とあるサイトで知っていて、
いつか見に行こう、行こう、行かなくちゃと思ってはや数年...。
でもついに、先日思い切って行ってきました。
地元ですから、そのサイトの情報から所在は簡単に割り出せたので、
車両が置いてある場所もすぐに見つかりました。
おお、あった...これだ...。
「スプラグ.トムソン(SPRAGUE-THOMSON)」と呼ばれる旧型電車ですね、間違いないようです。
1910年前後に作られた車両だと思いますので、ざっと100年もの!
台車もなく車体もだいぶ短くカットされた状態のようですが、
でも、地元でこれが見られるとは...感激です。
2006年、RATP(エラテペ)の103系とも言われる?MF67型と並ぶスプラグ・トムソン...。
って、すごい光景...そう、まだあるんですね、これ!
しかも動態保存車!ときおり運転されているようですね。
乗りに行きたい!
東京で言うなら、銀座線の開業時の車両が動く状態で保存されていて、
しかも実際の路線を走るような感じですから、すごいことです。
これが銀座線最初の電車、1000形。1927年製。パリの初期メトロはこれよりさらに古いのですね。
>>これって育英高専にあった車両だそうです。
育英にメトロが食堂?として置いてあった話は、
学生時代に育英出身の友人(たべうさぎさん)から聞いていました。
>>ちなみに周囲は福生でも残り少なくなった米軍ハウス。
日本的ではない独特の雰囲気の中になぜか置いてあるパリメトロ。
なんとも不思議な光景でした。