Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【シトロエンな話】シトロエン新型C3デビュー

2009-06-30 | シトロエンな話。
日本ではすでに販売が終了している(涙)シトロエンC(セ・トロワ)ですが、
本国、そして欧州とはじめとした世界各国ではむろん販売されていました。
丸い屋根、シンプルなメーターは2CVをオマージュしたものとされ、
このクラスの中では突出したデザインで人気のモデルです。


で、そのC3も、ついにC5についで2代めにフルモデルチェンジ。
初代は2001年のフランクフルトショーでデビュー。
2代めも9月に行われる同ショーでのデビューとなるようです。


で、これが二代めC3...。



うわ...ずいぶん立派になって...

DSインサイドと同じ傾向の顔に、黒いモールも消え去り、
完全に小型プレミアムの様相。




ルーフラインこそC3らしいですが、初代の「大衆車ぽさ」や
「道具っぽさ」は姿を消しました。
これも時代の流れなのでしょうね。
あ、でも必ず廉価版があるはずなので、それに期待しましょう(ロワグレード変態w



内装は初代C3最大の特徴だったメータや、シンプルな意匠は姿を消し、
C5以上に派手な感じのダッシュに。
シートは座り心地が気になりますが、見た目は硬そう。



...うーん、C4、C6で舵を振ったアヴァンギャルドな方向はどこに?
このC3、差別化はされているのだろうけど、
これはシトロエンユーザの望む方向なのだろうか?
それとも完全に新しいユーザを取り込もうという流れなのか?

この流れって、なんだか心配だなあ。
シトロエン、どこへ向かうのだ(号泣


...そう思うとシトロエンらしさって、なんだろう?
このC3を見て思ってしまいました。

シトロエンの模索と苦悩...。
そういえば、90年代初めから、ずーっとそんな感じじゃないか(涙



>>ところで、C2も日本では販売が終了しましたが、本国ではマイチェンして、
こんな顔になっています。




>>バンパーがちょっとだけ変わりましたね。
ところで、このC2をはじめとして、
C4、C6のパキパキしたラインと優美な面を組み合わせたデザインのほうが
シトロエンっぽいような気がするんですが...。


>>まあシトロエンの新型車は出た時いつも批評されるので、
ieもきっと5年たてば、このC3への思いも変わっているのでしょうね(^^;



コメント (5)
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