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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.182 正真正銘ワンオーナー! プリンススカイラインDX(S50系)

2009-06-29 | セダン蒐集癖。



期間限定?ワンオーナーシリーズです。

あっ!と思ったとき性能の悪い携帯カメラで撮った写真ばかりなので
画質は悪いです、悪しからず...。

走り去るは2代めプリンススカイライン、丸テールもびっくりなS50系の初期型DX。
コンクールコンディションとはいえないまでも程度はちょうど良い使用感、
そして輝く「品川5」ナンバーに、暑い中窓を全開にして乗る老夫婦...。



ををを!これはワンオーナー決定でしょうね。
昭和38年登場のモデルなので最長46年前から乗っていることに!?



それにしてもプリンスのクルマには本当に憧れるのです。
航空機発症に弱く、技術屋が強くて理想論的な設計が好きで、
先進性をもった会社が好きで...なieには、プリンスは一生の憧れなのです。


このブログにもプリンスはよく出てくると思いますが、個人的な思い入れです(汗
プリンス製造だけでなく、プリンスの血統を継いだものにも弱いです(^^;

買っても維持は出来るのかな、部品はあるのかな、なんて思いながら
いつか(いつだ?)欲しいプリンス車に思いをはせております。



で、このS50系。
それまでの高級路線から一気に小型化しファミリーサルーンへと変化。
1900ccはグロリアに譲り、スカイラインは1500cc一本になりました。

エンジンはプリンス伝統のG系。
このスカイラインに用意されたのはG1型と言われるOHVエンジン。
当時では珍しい4万㎞、2年間完全保証のメンテナンスフリーの
「封印エンジン」として話題になりました。
ちなみにこのG系エンジン、参考になったのはプジョー202だそうで、
こんなところにフランスのかほりが(嬉
そういえば日野は技術提携したのはルノーだし、
日本もフランスとの関わりは深くて長いのですね。



>>「GT」はこのスカイラインではよく見るほうだと思います。
この小さな車体に当時の大きな直6をねじ込むために
ホイールベースを200mm延長して無理やり搭載したアレです。

>>でも、それがスカイラインのGT伝説のはじまり。
最初はハコスカっぽいですがそうではなくて、このスカイラインなのです。
コメント (11)
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