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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【てつどう】DD16牽引の旧客に乗る

2009-05-07 | てつどう。
みなさんGWはいかがお過ごしでしたでしょうか。

ieは、混むのだろうなあと思いつつも、C5で遠くに行かずにはいられず、
5/4~5/6(ただし朝)まで、1300キロ程度のGTを楽しんでまいりました。


ieのGTですので、むろん主目的は「鉄」になってしまう(Guさんと同じw)
わけでございますが(汗



ということで、まずはGTシリーズの記事、第一回め。



標題にもあるように、DD16+旧型客車という夢のような列車に乗ってきたのであります。



長野駅にて。


飯山で行われる「菜の花まつり」に合わせて
飯山線の長野~戸狩野沢温泉間で5/2~5/4に運転されたのが、
この「菜の花まつり号」。


小さなディーゼル機関車DD16が、旧型客車4両を引くとあって
しかも全席指定列車なのであきらめていたのですが、
5/3に長野駅に電話してみたところ「150席以上空席あり」とのことで
急遽道中に組み込んだ次第です。
...4両で300人以上は座れるはずなのでガラガラじゃあないか...。



朝4時に起き、C5を飛ばして飯山駅に7時すぎ着。
飯山駅で菜の花まつり号の指定席はあっさり取れたので、
長野9時48分発の菜の花まつり号に乗るために、いったんキハ110系で長野へ向かいます。



飯山駅にも菜の花がいっぱい。




長野駅のドトールで時間を潰し、7番線に向かったらもう列車は入線していました。



スハフ42と新幹線の組み合わせ。



4両編成のうち、割り振られた切符は3号車のオハ47。
車内は蛍光灯で木目の壁ではないとはいえ、
十分に古く、まさに「旧型客車」の風情です。





でも4号車はオハフ36。車内は白熱灯+木の壁でさらに古い。うーん、4号車がこれだって知ってればなあ...。
さすがにオハフ36は全席鉄な方で埋まっていました(汗






告知が少なかったのか、天候のせいなのか、
ホームにも車内にもひとはさしておらず、でしたが、
その場で乗ることを決めた客も多かったようで、
発車の頃には6~7割程度の乗車率に。



いよいよDD16が800psのエンジンをうならせて出発です。
ie的にはDL牽引の旧客というだけで嬉しいのに、DD16、
しかも唯一残った0番台機が牽くというのですから、たまりません(涙


窓を開けると、DD16のホイッスル、エンジン音、そして排気のにおいが
入ってきて、脳天を直撃します。
ああ、これだから鉄はやめられねえ...。




菜の花まつり号は、豊野で5分停車します。
猛ダッシュで反対ホームへ走り、編成写真を狙います。


DD16の非エンジン側が前向きに来てるってのがまたいい(涙



乗ったオハ47。ひさびさのTR23台車の揺れ、最高でした。



豊野からはいよいよ飯山線。
千曲川に沿って右へ左へ。
風光明媚な路線です。



カーブのたびにDD16の姿が見えます。


ほんとうは終点の戸狩野沢温泉まで乗りたかったのですが、
このあとの行動を考え、飯山までで我慢しました。


赤いDLと茶色い客車+非電化の山間駅が作る景色。


でも、正味50分ほどのDL+客車の旅、堪能しましたよ。



>>この客車たちはこの次は「ナイトビュー姨捨(おばすて)」なる
列車に充当されるようです。
なんでも旧客から姨捨の夜景を見よう...ってんですから、いいですねえ。

>>ところで、旧客といえば「ドアは手動」。
どうしてるんだろうと思ったら、
1)使用するドアを半減。
2)ドアの前(デッキ)に係員が立って監視。
でいたずら解放を避けていたようです。たいへんだね。

コメント (10)
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