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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.92 <必見!? 番外編>純粋な4ドアセダンじゃないんですが...

2008-02-18 | セダン蒐集癖。
改めましてセダン収集(蒐集)シリーズで掲載しているクルマの基準は、

1)俗に言う「サルーン」系すべて
2)すなわち、厳密に言えばセダンではない、Bピラーレスハードトップなども含む
3)なので、2ドアセダンなども含まれる
4)ie自らが撮影したもの
5)ここ数年以内に撮影したもの

などとなっております。
まあこう考えると、セダンっていう提議もあいまいなもんだ。
簡単に言えばリアハッチがあかない、3ボックス様のサルーンは全部
って感じでしょうか。


でも、ときおり、
ああ、セダンじゃないけど、厳密に言えば上の条件に合致しないけど、
これ載せないといかんよなあ、載せたいよなあ、ってのが
あるわけです。


今日は、そんな<番外編>。



だって、これはあまりにも日本では希少なんだもの......




ある日ある道。
バックミラーを頻繁に見ながら運転するie、
見慣れぬクルマに釘付け(こらこら前も見なさいw)。

うむう?
なんだ?

懸命に頭の中のカー・インデックスがフル計算します。

答えは出たのですが、
これって日本にいるの?

という単純な疑念で、答えが確証に変わらなかった。



そのクルマがこれ。








日本ではマイナーです。
ひょっとしたら、これ1台なのではあるまいか?
どんな好事家が入れたのでしょう。
その意気込みに感動すら覚えました...。









おわかりになったでしょうか...





そう、これ、
スコダ(シュコダ)・オクタビア(しかもRS)。


これ、セダンじゃなくて実は5ドアハッチなんです。
なんで、掲載しようか迷ったというわけです...。


で、シュコダ。
WRCにも参戦していたので、名前を聞いたことのある方もいらっしゃるかと。
ラリージャパンで「シュコダ」とカタカナで大きく車体に書いていたので有名?


オクタビアの勇姿。くわ、かっこいい。


シュコダ。
欧州では良く見かけます。
100年以上の歴史を持つ、東欧・チェコのメーカーです。


共産主義時代は1990年代まで、リアエンジンの1L級ファミリーセダンを
アップデートして作り続けていたのですが、
ペレストロイカ以降まったく新しい車種(ファボリト)を出すなど
変化の兆しを見せ始め、1990年以降はVWの子会社となって、
質の高い車をVWよりも安価で提供しています。



>>旧来のシュコダ(自分の中ではスコダなんですがw)といえば
いちばん好きなのが「105/120/125/130/135系」。
中身は1960年代のリアエンジン車100系なのですが
外観が無理やり70年代、80年代風にされているのがまた...。
妙にケツが長いのもいかにもリアエンジンですって感じですし。


シュコダ120。数字は排気量を示す。1147ccなのに115にはならない。




シュコダ130。なんだかちょとだけ近代的。この風体で1990年初頭まで
生き延びた。萌え。


>>チェコといえばほかにタトラがありますが、
さすがに日本ではタトラは見つけられないんだろうなあ。
コメント (14)
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