![]() |
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2016年 6月号 [雑誌] |
クリエーター情報なし | |
日経ナショナルジオグラフィック社 |
図書館から"Natinal Geographic"の6月号を借りてきました。綺麗な写真についているキャプションを読んでいたら、これってオリジナルの英語はどうなっているんだろうと気になってきました。
ネットで探せば同じ記事があるはず。
ありました。そうかあ、日本語から英語にしてみて、オリジナルの英文を見ると日英の違いがわかって面白い。日本語版は英語の直訳ではないところもあるので、自分の考えた英文とかなり違っていてもまあいいことにしよう。
「荒れる海」の荒れるが英語では"restive"でした。これまでにメモしたrestiveは 「落ち着かない、不穏な、手におえない、反抗的な」という意味で使われていました。"Thailand's restive south"のような使い方。海の形容にも使うのかあ。
「湖沼や河川」の原文は"lakes and rivers" で、あらっ、そうって感じ。このあたりは訳す人の感性なんでしょうか。
6月号から3回連続で「サメ」特集らしく、今月号は「イタチザメ」。英語ではtiger shark です。
「見慣れない物体を見つけると、取りあえず、かみついてみる」
ここが原文ではこうでした。
a tiger shark faced with a foreign object-like a camera-can afford to bite first and worry about edibility later.
ここでafford か。辞書に載っている一番近そうな意味では
(重大な損害・不利を受けずに)~する立場にある、~しても困らない
これあたりかなあ。
Now I can afford to die.
もう私は死んでも構わない。
こんな例文がありました。これに近い感じかも。
英文だけ読んでいるとスルーしてしまうところも、日英で比べて読むと、一つ一つの単語の使い方が面白くて、何だかこれ楽しい。