浜崎あゆみの自伝?のような小説。
ドラマも並行してみているのですがけっこう面白いので、原作が読みたくなって買いました。
ドラマで最初「あゆは~」と主人公が話すのを聞いた時、
まさかあの「あゆ」とは思わず。
六本木のベルファーレやTRF、小室など懐かしいミュージック満載です。
その時代(平成)を生きた人なら、反応してしまいますよね。
ちょうどコロナのせいで放送が途切れた間にサクッと読めました。
少なからずこの小説に出てくる歌はどれもよく聞いていたし、
ビジュアルから入る人は多かったかもしれないけど、
私はメロディも歌声も素敵だと思ってました。
彼女が書く歌詞が素直ですごくいいとは当時から耳にしていたのですが、
こういう事実に基づいて作られていたとは。
しかも最初からシンガーを目指していたわけではなかったのですね。
どこまでがフィクションなのかわからないので何とも言えないのですが、
デビュー当初売れない売れないといわれ続けたあゆが、
あそこまでなった(しかも今も現役)のは並々ならぬ努力と、
この小説にあるようにMさんへの一途な思いがあったからなんだろうな。
ファンじゃなくてもフィクションとして楽しめました。
ベルファーレのVIPルームなんて雲の上の話だな。