BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

初冬・青森デート♪(青荷温泉)

2008-11-25 21:35:07 | デート日記
彼氏がこの連休に青森へ来てくれました
付き合ってから初めての青森ですねぇ。
今回は私がナビゲーターを務めました。
3週間ぶりに会うので、ちょっと会う前はイマイチ実感がわきませんでした。
久々に会っても、なんていうか違和感を感じちゃいます。
うーん、車の助手席に乗ってるのはほんとにいつも電話してる「あなた」ですか?!って感じで。遠距離はこういうものなのかな?

まずは、車で八甲田へ。
空港降りて雪景色を見た彼は大興奮してますが、もっと雪まみれにしてやろうと八甲田ロープウェーへ。
まだスキーシーズンではないので正式にオープンしてない八甲田スキー場(一部リフトが動いてました)は、一面真っ白銀世界。
樹氷はまだ早いですが、木々の小枝に雪がびっしり張り付いていて、すごくキレイです。
ロープウェーも20分間隔で天候様子見つつ運行されており、お客はうちらだけ。貸しきり状態です。
そりゃ、そーだろー。この雪で八甲田へ来るなんて観光客以外誰が居る。
頂上はものすごい風雪でブリザート状態。
山頂駅からちょっと顔出しただけで冷たい雪が顔をたたく。
しょうがないので彼氏を吹雪の中で立たせて写真をとってやった。
今にも風に飛ばされそうでした。



その後は酸ヶ湯温泉の食堂で青森名物「しょうが味噌おでん」頂きました。
ああ、あの味めっちゃ大好きです。
ホントは酸ヶ湯よりも萱野茶屋のやつが好きですが、もうシーズンオフでしまってたので酸ヶ湯のを頂きました。
しょうがのエキスが冷えた体をじんわりあっためる!おいしぃぃ。



その後は本日の宿である「青荷温泉」へ向かいました。
黒石市の虹の湖の駐車場からシャトルバスで宿へ。
青荷温泉は南八甲田の山の中にポツンとある秘湯です。
日帰り入浴で4.5回ほど今まで訪れていますが、なんとも風情のあるいい温泉です。
ここはランプの宿としても有名なとこで、ランプが点燈するのは夜なので一度泊まって見たかったのです。
着いたころはもう山の中の宿は薄暗く、ランプが入り口や廊下、部屋に燈されていました。
いやー、いいですね。
何か懐かしいようなとても良い風情。
明かりとしてはすごく暗いのですが、なんか暖かくてやさしい明かりだと思います。
はじめは暗くていやかな?と思ったのですが、夜もふけるに従ってあの暗さになれて行きましたよ。
我々の宿は「みず」の部屋でした↓



ここは風呂が4つもあるのです。
まず旅館の内湯が男女別であり、旅館脇の青荷川を超えたところに風呂が2つ。
1つは混浴露天風呂、2つ目は滝が見れる滝見の風呂(男女別露天付き)です。
そして旅館の正面向かいに、男女別露天付きの「健六の湯」があります。
お湯は無色透明な単純温泉で、すごくさっぱりしていてくせが無く、変わった温泉を好む人には物足りないかもしれないけど、逆に何度でも入れそうな湯の成分がよかった。
チェックインして部屋で少しお茶を飲んでマッタリしたあと、夕食前にお風呂へ。。。
まず私は外の健六の湯と混浴露天がレディースタイム(17-18時)だったので入浴しました。
露天はかなり寒かったです。全体的にここの温泉はぬるめで加熱してないらしい。
しかし露天の岩風呂のほかに釜風呂があって(子宝の湯というらしい)、そこは暖かくてよかった。
しかも空には星が見えたよ
冬の星はきれいでカシオペア座も見えましたよ。
雪景色もいい感じ。

夕食は18時からで、18時半ごろ大広間へ。
ランプの明かりで食べるので薄暗くてちょいわかりにくいけど、川魚の塩焼きはうまいし、山菜が中心の質素な料理ながらすごく美味しかった。
天然のなめこ汁とかたけのこの煮つけとか。。。山の幸が豊富。
彼氏もご飯をお変わりしてましたし



夕食後、滝見風呂と男女別混浴風呂へ彼氏と行きました。
写真は青荷川を渡るビニル通路(寒いので)です↑
滝見風呂はまだ夕食の時間帯だったためか誰もおらず、男性側もそれは同じだったらしく2人で温泉へ入りながら会話できました。
上が吹き抜けになってたので、「誰も居なくない?」とか「この露天は寒いねぇ」とかそんな会話ですが。
混浴の露天はのぞくと2組のカップルが入ってたくらいなので、うちらも入りました。
彼氏に星を見せてあげたかったので「子宝の湯」の釜風呂に先に入ったのですが、
ちょうど雪が降ってきて雪雲に星が隠れてしまい見れませんでした・・・
ありゃりゃ、残念だね。でもこの釜風呂が気に入り、結局2回も入りました。
ランプの明かりに照らされた露天風呂はたとえ混浴でも、薄暗いのであまり周りを気にせずに済むところがいいですね。

風呂から上がって青荷の名物のコーヒーを飲みました。
南八甲田の水を使ったコーヒーはうまいとの評判で、やっぱり美味しかった。
私達のほかに東京から来た一人旅の女性が居て、マスター(コーヒーを作ってくれる宿の人)と4人で世間話をしました。
青荷はすごく津軽弁にこだわってる宿で、宿のあちらこちらに津軽弁の案内表示があったりします。
マスターの津軽弁に私以外の2名はさっぱり??みたいです。
私が地元人と知るや否やマスターが津軽弁暴走してくるので、私も彼氏と話すときの標準語とは違い津軽弁で話せるのはうれしくて、暴走しました。
彼氏に聞かせたくない話をするときは「なまり」って非常に便利です。
マスターの下ネタも津軽弁でサクっと交わす。
いやー、面白かった!!
それで、ついつい喫茶の閉店時間以上に長居してしまった。
というか、マスターの暴走が止まらず、こっちからうまく切り上げました。
寝る前に一度内湯にも入りましたし、次の日は朝風呂、朝食後にもまた滝見風呂へ行きました。

なかなか人情味のある宿ですね。
いいです、青荷温泉。
ランプの灯も優しいし、お湯もやさしいし、津軽弁を話す仲居さんは暖かい。

http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/(青荷温泉HP)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。