BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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森のお散歩会@萱野高原(2)

2014-07-16 14:38:58 | 青森・津軽

お散歩会の続きです。
次に向かったのはダケカンバの樹。
白樺みたいですが、違うそうです。
白樺はどちらかというと平地に多くて街路樹とかにありますよね。
ダケカンバは山に生えるそうです。
白樺の方がこれより肌が白いです。
この独特の模様・・・大好きです。
燃えやすいのでこの剥けた皮を薪の焚付に使う人もいるとか。
なんか私は見てると柳月の三方六思い出しちゃって、
すごく食べたくなってしまう(あれはうまいよね)。
白い肌に葉っぱの緑が映える!

ほかにもいろいろあって、こちらはトチノキの子供。
まだ背丈は小さいのに葉っぱはいっちょまえに大きくて大人。
ヨーロッパにあるセイヨウトチノキは有名な「マロニエ」です。
トチノキよりマロニエの方がなんかおしゃれな響きだわ。
お隣はナナカマド。
なんで夏なのにもう赤いのか。
そういう葉っぱがたまにあるそうだ。
もう私これでいいや、って今から秋モードに早々と入ってしまう葉っぱがあるらしい。
ナナカマドの語源は七竈。
7度竃(かまど)に入れても燃えないと言われてるそうですが、丈夫なんですかね。
冬には真っ赤な実が鳥の餌になっていますけれど、ヨーロッパでは魔よけの意味もあるらしい。
日本じゃ南天とか難を逃れるって意味がありますよね。

最後に向かったのがシナノキです。
草原にシナノキがところどころ生えてるとこがある。
Kさんお気に入りの場所だとか。
萱野高原にこんな場所があったんだーって私も驚き。
なんかちょうど人間が腰掛けられそうなシナノキがありました。
なんでこんなに曲がっているのか?
と思ったら、これは雪の重みで曲がったそうです。
これは雪国独特で雪の降らない土地のシナノキはすごくまっすぐだそうです。
シナノキも菩提樹の仲間だそうです。
ここで瞑想タイムがあって、お気に入りのシナノキを見つけてそこでしばし樹と対話を楽しむというもの。
私もよさげなシナノキに乗っかり、体をあずけてそのまんまぼーっとしてました。
思いのほか木の幹が体にフィットして、思わず寝てしまいそうになった。
ちょっとした一体感を味わいました。
下から見る樹の樹冠に最近はまっています。
とても気持ちのよい時間を過ごせました。
最後はテーブルクロスをひいて、みんなでお茶タイム。
Kさんブレンドのハーブティーとクッキーを頂きました。
お土産にも、それぞれをイメージしたハーブティーも頂きました。
私は、ルイボス・レモンマートル・カモミール。。。などが入ったものでした。
ありがとうございます。
家に帰ってからも飲んだりして、美味しいブレンドでした。
ハーブもなかなか奥が深いですよね。
一緒に参加したアロマテラピストの方の話を聞いて、
ちょっとアロマテラピーも面白そうだなぁと思いました。