BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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オークン!カンボジア旅行④

2010-05-11 21:45:01 | 旅行
   
アンコールワットの観光を終えて、ひとまずほっとしました。
かなり汗をかいて消耗したが、いよいよ楽しみにしてたカンボジア料理のランチです。
連れて行かれたのがツアー客がいっぱいの「アマゾン・アンコールレストラン」。
出てきた料理は上から順に。。。

1.ココナッツカレー(タイカレーみたいな味がするが、辛くない。ココナッツの甘い味がおいしい)
2.空芯菜の炒め物(チャー・トロォコオン)
3.カンボジア風焼きそば(これはウマイ!甘くてちょっと酸味がある)
4.アモック(お魚のココナッツミルク蒸し、バナナの皮で包んで蒸す)
5.最後にカンボジア式かぼちゃプリン(ロッパゥ・ソンクチャー)

どれもこれもおいしかった!ご馳走様
ちょうどご飯を食べているときに外では雨(スコール)が降っていました。よかったお昼時で~と思った。
彼氏はこれぞ熱帯だといって興奮してましたが・・・。
食べた後は一度ホテルに戻り休憩、汗だくだったのでシャワーを浴びてお昼寝。
暑さと歩きで疲れたので、昼寝は至福の時でした

 
さて、夕方からまた朝のリベンジでアンコールトムへ行きました。
入り口でバスを降りて歩いて行きます。
今度は王様がいなくなったからか、朝ほどの人ではない。
↑がアンコールトム(大きな町)への入り口です。
両側の彫刻は左が神様で、右側が悪い神とされてる阿修羅王です。
これはアンコールワットの壁画でも見られた有名な「乳海攪拌」を表しています。
神と阿修羅が大蛇の体を使って綱引きをし、海中をかき回す。その攪拌から神々や不老不死の薬が生まれたという神話。
壁画を見るとわかりやすいのだけど、ほんとにみんな大蛇を引っ張り合っているのよ。
ということで、いよいよ南大門からトムの中へ進入します。
この入り口の観世音菩薩のお顔も素敵ですね。

 
門をくぐり今度は小型バスに乗り換えます。
まず初めに行ったのがトムの中心であるバイヨン寺院。
ここは私が子供の頃、テレビでこのバイヨンの菩薩様たちがテレビで放映されているのを見て、あまりの迫力に(なんせ仏像好きなもので)「いつか必ず来たい」と思った場所です。
しかしあまりの観光客の多さに(欧米人、日本人、中国人)、生で見てるのに私が子供の頃テレビで見たような静かさや荘厳さはあまり感じられませんでした。
それでもレリーフの美しさはすばらしく、そして中央祠堂の四面塔群の迫力はすごいです。
 
塔の4面すべてに観世音菩薩の彫刻がある四面塔。
第二回廊へ登って中央祠堂までいくと、360度この顔ばかり。
菩薩様の微笑がやさしく素敵です。
これぞクメールの微笑みですね。
っていうわけで、バイヨン寺院はすばらしかった
人が多くなければもっとよかったかも。


ここの遺跡でかわいいカンボジアの少女たちがいました。
遺跡にはよく子供がいるんですよね。
物売りの子ももちろんいるんだけど、そうでなく遊び場としてただ居る子。
私たち外国人は観光客だからお金を払っているけれど、彼ら現地のカンボジア人はもちろん無料だし、普通に住んでるそばにこの遺跡があって、そこが信仰の場所だったり安らぎの場所だったり子供には遊び場だったりする。
写真に撮られてるのも慣れてる感じで、お菓子とか色々もらえるからかなぁと思ったり。
これは彼氏がテレビで見たそうだが、どの子供でもそれぞれの遺跡の中でお気に入りの場所とかがあって、何かつらいことがあった時、勇気がほしい時など来て元気をもらうそうだ。
アンコールワットのジャングルに潜む遺跡は、そういう周りのジャングルに住む現地の人たちにとって、身近な存在みたいだ。
だから彼らは「遺跡に住む子供たち」なのかな?と思ってみたりした。


この後、歩いて「象のテラス」(↑写真)、「ライ王のテラス」などを見て回りました。
お祭りの終わった後なのか、大きなステージが撤去されていました。
そこに今のカンボジアの王様が来てたのでしょうね。
なんか屋台とかも多くって普段からそうなのか、お祭りだからか活気があって面白かったです。
しかし午後も暑かった。もう汗びっしょりです。
この後は夕日を見に移動しました。
⑤へ続く。。。