BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

春節とクイーンズ動物園

2006-01-30 14:53:00 | のほほん日記
旧正月がやってきた
旧正月と言えばチャイナ、2月のチャイナと言えば春節です。(実際には1月末ですね)
旧暦は毎年変わるものなのですが今年はヒュウチが話してた通り、今月の最終日曜日が旧正月です。
我がアパートの一階に住む大家さんのチャイニーズファミリーもアパートの入り口に今日になって大きな飾りを張り出した。
紙でできていて真ん中に春という文字が、そしてその左右に伝統的な中国服を着た男女の子供がいる。真っ赤で黄色で、すごく中国らしく、いかにもめでたそう。
週末はチャイナタウンで爆竹セレモニーがったりしたらしいのだが、私は残念ながらバイトのピンチヒッターで行けなかった。ああ、見たかったなぁ。まぁ、来週末にライオンダンスのパレードがあるらしいのでそれは絶対見に行こうと思ってます。
チャイナタウンのお店はほとんどが旧正月には休むらしいのでそれも見にいってみたかった。しかし、我が近所の中国人が経営してるお店はほとんどが開いてました。ランドリーマットや99Cショップなどなので、休まれるとやはり庶民にはきつい。

さて、土曜日は夕方からバイトなのでそれまで時間があったので、クィーンズにある動物園に行ってきた。
NYの動物園と言うとブロンクス動物園が有名だけど、実はNY市の他の4区にもちゃんとそれぞれ小さな動物園があるのだ。マンハッタンのはセントラルパーク動物園。他にブルックリンのプロテストパーク動物園、スタテンアイランド動物園。
そして今回私が訪れたクィーンズ動物園。とっても小さいけどかわいらしい動物園。この日は天気も良くてポカポカしててなんだか日向ぼっこできちゃうような陽気だった。まるで春のような雰囲気である。こういうときの小さな動物園が非常に私は好きだ。休日の大きな有名動物園は家族連れでものすごく混んでる。ガヤガヤしてて落ち着いて動物も見れないので私はあまり好きではないが、小さい動物園だと、家族連れもそんなに多くないし、みんなのほほんと静かに見てるので好きである。
昼ごろにい行ったのだがそれでもお客さんはそれなりに居た。みんな近所の人だとお思われる。大きな水鳥の池があって白鳥や鴨がのんびりしてる。
クマは藁の上で気持ちよさそうに頭をもたげて寝てるし、ハクトウワシは小走りに走る姿が滑稽だったりする。
どちらかと言うとアメリカに住んでる動物が中心で、ゾウやキリンといったおなじみの動物はいない。でもそこが私的にはものすごく新鮮である。コヨーテやピューマやリンクス、ヤマアラシ、エルクにバッファロー。アメリカの国立公園に住むと言われる動物がめちゃくちゃ近くで見れるのはうれしい。
もう一つ向かいにある家畜の動物を集めた別園では、これまたラマや毛むくじゃらな牛、ヤギに羊に触れ合える動物園ですごく楽しい。係員さんが園内で販売してる動物の餌をただでくれた。本当ならクォーター(25c)するのだが、「セイブ・ア・マニー」と言いながら、私に両手を広げさせて、そこにペレットをガバっとくれた。手から餌がこぼれおちてそれを恨めしそうにヤギが見てる。
もともと動物園と言う場所がものすごく好きな私。臭かったりするのだが、なんか和んじゃうのだよねぇ。すごくリラックスできるし。無垢な動物を見てるとなんだか癒される。久々に来て良かったなぁと思った。しかも、今日みたいな暖かい冬はおすすめだ。夏ほど動物もだるそうでないし、人は少ないし、匂わないし。まだ行ってないほかの二つの動物園も今度行こうと思うのでした。