ねーさんとバンビーナの毎日

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山の入り口に稲田があって川が流れています。(1)

2010年07月09日 12時51分30秒 | 考えるねーさん
稲田と川は山の入り口に到達する道の行く先を阻んでいます。

稲田と川をなんとかかき分け、その山の入り口に到達して山に入ると、
燃えるように激しい山男達が山を統括しています。

山の中ではルールはそんなに厳しくありません。
マナーもあるようでいてないようなもんです。
但し、行儀っていうものがうるさいようで、これにはむかうと何をされるかわかったもんじゃありません。

どうやらここでは、行儀によって統括されているようです。
多少のルール違反や多少のマナー崩しがあっても大目に見てもらえるようです。

山の中ではルールやマナーを声高に謳わなくても、行儀でもって統制が取れているのです。


けれどもとうとう山の中にいた人達が、

「あの山男達、行儀がうるさすぎていられない。
そもそもわからないよ、そんなこと、うるさく言われても。
ルールで言われないと、もう理解しきれない!」

と下山してきました。


それを待ちかまえているかのように広がる稲田と川の風景にココロが大層癒やされます。

「あぁ、ここは楽だなぁ。
稲田では時期がくるとみんなで稲を植えて、それが育って、実がついたら、刈る。
その稲を育てる川の水がこんなにこんこんと清らかに流れている。
山の中は厳しかったけど、ここはこんなに平和だぁ。」

みんなそんな風に思うのでした。



つづく


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