ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

これまでやってきたシステム構築。

2011年12月01日 14時54分03秒 | まんまねーさん
全てファイルメーカー社の『ファイルメーカー』というデータベース作成用のアプリケーションで作るシステムなんだけども、一番最初に触れたのが1991年頃だっただろうかね。

会社にたまたまあって、まぁ、ハマったんだっけ。

「うをっ!!学校で情報処理(種々の情報処理言語とプログラミングやシステム設計)は(詰め込みで一通り)勉強はしたけど、こんな程度のアプリケーションでここまで作れちゃうじゃないのさ!」

というすごい感動。


それからなんだかんだで、大小あわせて、数種の業務用システムを作ってきた。


自分用。(家計簿だの、(年賀状用の)住所録だの。)
自社用。(自分の所属部署で活用するものとか、社全体で活用するものとか。)
大手電機メーカーさんのとある部署で活用するもの。
大手船会社さんの船上で活用するもの。
中堅運送会社の社内全体で活用するもの。
大手電鉄会社の不動産部署で活用するもの。


などなど。


共通してるのが、どれもこれも「設計書はありません。」ってことだ。(笑)
「え?」と言わないで欲しい。
本当に無いんで。
おまけに「それで全く問題なし!」なんで。


まぁ、「こういう感じのものを作って欲しい」という話しを聴いて、2~4週でざっと全部(入力~結果)を作ってしまう。
それをお見せして、「こういう感じであってますよね~~?」を確かめる確認の打ち合わせをして、そこで出た意見によって1,2回の調整をする。

で、さっさと仮導入してもらって(←ここの尻を叩くのが一苦労。(←決定権利がある人を巻き込まないとまずダメっすね。というより一番決定権がある人からの依頼しか受けてないんだよな、やってきた仕事って。そうじゃないとまずゴタゴタになって終わらないから。)8割方が「やりたくない(変化はキライ)」「聞いてない(言い訳)」だから、あーでもないこーでもない言っては後ろ伸ばしになるのだ。)、みなさんで動かして貰う。


そうしないと、全体像なんて浮き彫りになってこない。
骨子だけブレが無ければ、その後に改善や改良があっても、(決して(言い切っちゃおうかな))ややこしくなることもない。

「面倒臭い」のは最初から百も承知なので、そこはこちらは犠牲になっても背負う。
ただ、「我慢する」ってのだけは、やりたくない。
「我慢しあう」=「(体のいい)隠蔽ムード」=「ややこしさ満点のつじつま合わせ」になっていくので、こういうのは絶対にゴメンなのだ。

(頭が妙にいい人(◎計算能力(×思考能力)が高い人っていうか。あれ、思考じゃなくて計算なんだよねぇ、単に。)になると、こういう処理(隠蔽ムード→つじつま合わせ)方法に何も疑問も持たないんだよなぁ・・・(つくづく))


骨子のブレは最初の、「こういうものを作って欲しい」の話しの段階で、「どんだけ困ってるか?」のあたりを注意していれば、「この後ブレるか・・・」というあたりが見えてくる。(直感として感じられる。)
「なにがどうでもいいから今すぐ作って欲しいの。(←社内の上司ではなくてお客様側)」と、こういう感じのものは、骨子が通ってないのが案外多い。
要するに、「つじつまあわせ」とか「余り予算で実績作り(=評価欲しさ)だけしたい」とか、そんな程度のこと。


アイデアマンの上司が「悪いっ!今すぐっ!!必ず今日中っ!!」ってのは、近々に困ってるから、助けるが◎。
ビジョンのあるお客様が「慌てないで、じっくりやって。時間調整はこっちで協力できるから。」って言ってくるのは、やってあげたくなる率アップ↑だよなぁ。


で、そう。

「設計図はすべて無い」であるのよ。
あるのは「みんなのやる気と「これでこうしよう(今後こうなるように工夫していこう!)」っていうビジョン」のみ。
オバチャマがやってきたシステム構築ってのはそんな風。


お客様に納めるのは、サーバーとアプリケーションとファイルと操作説明書(←時に無いことも。「必要がない」っていうか。)、そんだけっす。


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