ねーさんとバンビーナの毎日

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今日突かれたお言葉・その668

2011年09月19日 16時54分46秒 | 突言葉ねーさん
自個の著作を売りて原稿料を取るは少しも悪き事に非ず。
されどその著作の目的が原稿料を取るといふ事より外(ほか)に何もなかりしとすれば、著者の心の賤(いや)しき事いふまでもなし。



正岡子規『墨汁一滴』より。


原稿料を取るという事以外に何もないのは、「金しか目的にない」ってことだもんね。
「自分のクリエイトした作品(原稿)を是非(ご縁のあるあなたのところに)提供したい(一緒に何かをクリエイトしたい)」なんて○心(×計算)は無いんですもの。

この境目って案外見えちゃうもんなのよねぇ。
関わるとわかっちゃうもんでねぇ。

だからゲンキンに「金だけくれさえすればいいんです。」って態度の人が現れると、仕事を頼んでも「あぁもう次は(一緒に仕事を)やりたくないな・・・」って思っちゃうのね。

その逆もあってさ。

「あぁわたしの何かを見てて、それを信頼(>信用)して、仕事依頼してきてるのかな?」って思いきや、自分の考えを出すと、「金はこれしか支払えないのだし、そう面倒臭いことしないでよぉぉぉ。」っていう「金は払うんだからさ!そちらも金さえ手に入れば文句ないだろ?」の依頼主に当たっても、「あぁ、やりたくないな・・・」って思っちゃうのよね。

○戦略系(×計画的)フィールドから出てくる仕事ってのが、こういうの多いんだよなぁ・・・。
「考えなんかいいから、とにかく計算だけしてくれ。(帳尻だけ、つじつまだけ合わせてくれ。)」みたいなね。



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