ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

さらに理論武装をしないとダメでしょうねぇ。

2010年03月03日 23時14分01秒 | 考えるねーさん
こんなコメントをニュースのコメンテーターが言っていた。
これは「大型連休を地域地域でずらして取っていったらどうか」っていうことに対してのコメントだった。

要するにこれを実施するとなったら、全国各地に営業所やら工場を持ってる会社は、これ前提の作業の流れを、
理詰めで再構築するか、あくまでこういうのは「建前」だから現実的には決まり通りに休めない、けど、
それを理論武装して表向き誤摩化す、とか、そういうことだろう。

オバチャマの実体験として、会社全体で数社に分かれている会社に勤務していた時、
会社全体の司令塔になっている会社のみがフレックス制を導入していた。

この会社はコアタイムのみ社員が揃っているが、
他のグループ会社の勤務スタート時間に、「この会社の社員はほとんど出社してない」という状態だった。
だから、「さぁ不明点を確認して続きの仕事に取りかかりましょう。」と思っても担当者不在。
納期は迫ってる。

「納期優先か、不明点の確認を優先して納期調整するか」。
調整しようにもまぁ大抵が「納期優先」な訳で、
不明点は「不明点あり、確認取れ次第対応。」というひとまずの形にして、
次の段階の作業に進めるしか無いような状態。

もうあんな大量な仕事が連日わんさか山積みになるような多忙な世の中は今後こないだろうとしても、
時間差がある会社間での仕事の流れの滞り、それによるひとまずの帳尻合わせで発生してしまう現場混乱。

帳尻合わせっていうのは、「帳尻合わせされてる状態が本当」と思い込んでいってしまうから、
わかっていて帳尻合わせしている同士はいいのだが、帳尻合わせ以降の末端担当者らには、
到底その「作り」は伝わりきらない。

だから解釈がそこここで「ぐちゃぐちゃ」になってしまって混乱していってしまう訳だ。
で、またそこで混乱を納めようと「作り」や「演技」が入って、さらにややこしい状態になっていく。

そうなると今度は「それに巻き込まれるのはいやだ~~、たまんないよぅ。」と、
みんな自然に遠巻きに仕事を見るようになって自主的に手を出さなくなる。
よって仕事の差配が偏る。

そうなるとどうしても仕事が出来てしまう人とか意欲的な人に山積みになっていってしまう。
迫り来る納期に山積み仕事をどんどんはかなきゃどうしようもないから、どうしてもそうなっていってしまう。

その人らの不満が募る、それを緩和するための策を練る。
まぁ現場で差配してる担当らは毎日すったもんだで大変だった。

多分、大型連休をずらすやり方もこういう混乱は必然的に起きるだろうと想像する。
大変ですよ~、想像以上に。


まぁ裏の作り(奥のやらせではない)を理論武装で誤摩化すなんてもんは、
ほんとにいい加減に終息して欲しいもんだと思う。

ややこしいだけだから。
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