ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

もはやヒアリングではなくてリスニング

2012年05月16日 21時31分42秒 | 考えるねーさん
よく「英語のヒアリング」というが、これが出来るから「リスニングが出来るか?」と言えば全くもって別問題だろう。

ヒアリングは音を“聞”いてるだけ、リスニングは相手の立場、相手の気持ちになって“聴”くってことだ。

通訳でも、「この人、外国語がペラペラしゃべれても困るんだよなぁ・・・こっちの言わんとしたいこと全然汲まれてないわよ・・・」っていうのがあるが、こういうのが結局、「ヒアリングしかできない」ってことなんだろう。

リスニングする時は、「こちらから質問を投げかける(上手に情報を引き出すために)」っていうのがつきものだが、これもひとつ間違えると相手を“問い詰めて”しまう人や、(○こちら側(×相手側)の意に)“誘導(コントロール)”してしまう人もいる。


いやはや、リスニングってのは、黙ってとにかく聴いてるに限ると思う。
絵と対話しているみたいに。
抑揚、表情、匂い(←これ結構重要)、全部に○集中(×凝視)
して。

匂いってこれ、集中を妨げるものだったりもすんのよ。
だから話しに集中されたくない人(←何か企んでいる人)は逆に香水プンプンにさせておくって技を使う人もいるかと思う。(ホント!)

だけど、医者なんかってのは匂いに対しては集中してるかと思うんだよね。
そこから何か(体調変化)の糸口を見つけたりもすると思うから。

で、集中してる時って、目線が泳ぐんだよね。
目の玉がクルクル動き出すの。(←これ正しい自然現象ですから。)
「時々空を見あげる」っていうか。
「時々どこか向こうに目線を流す」っていうか。
耳で聴いたことを頭で映像化するときにそうなるの。
映像化している時は、「目から入ってくる相手の情報を遮断したい、今聴いてインプットした情報だけにしておきたい。(話しをまとめるために)」っていう無意識の反応なんじゃなかろうかね。

会話している相手がそういう風になってる時は、相手がこちらの話しに集中しててくれてる時。

凝視してきたら、「こいつの話しのどこを突いてやろう?」とか「こいつの話しのどこを足すくおう?」っていう常に戦闘モードの会話体勢。(←これイヤねぇ、ホント。疲れちゃってしゃーない。(トホホ(笑)))



英語の授業の中でヒアリングする時って、先生は、「Listen!」とか言ってたけどね。
リスニングって言葉じゃなくて、「わたしってヒアリングが苦手だ~~ぁ」ってみんなよく口で言ってたような。
でも先生は、「Listen!(リッスン!)」って言ってた矛盾。
この記事についてブログを書く
« 今日突かれたお言葉・その810 | トップ | スペシャリストとかエキスパ... »