ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

仕事に「好き」も「嫌い」もない。あくまでも仕事だから。

2009年02月01日 15時47分29秒 | 伝われねーさん
「どう考えても君が好きな仕事だぞ?」


こんなことを言う人は多い。


(ね)も言われることがあるが、その度に毎度「ん?」と疑問が沸く。


そもそも好きな仕事なんて無い。
そもそも仕事なんて好きじゃぁない。
みんなそうでしょ?(笑)


じゃぁ「なんで仕事するの?」って言われれば、「基本、生活する為のお金を得る為」である。



生活する為のお金の基準は人それぞれかと思う。
だから各自が自分に必要な生活の為のお金を得る努力はしなくちゃいけない。
それもしないで口を開けて「なんか少ない」なんて言ってたって、何も変わらない。
生活基準を高くおけば、それ相応のお金を得る努力をしなければ仕方ない。


「沢山の遺産が転がり込んだ」
「お金が足りないと言えばお金をくれる親御さんがいる」
「だからそんなに無理して働きたくない。」
それも多いに結構だ。


だけどそんなラッキー?な、幸せ?な、不幸?な人ばかりではない。
だから「少しでも贅沢をしたい」と一生懸命に真面目に努力している人達はいるんだ。



だけど案外そういう人というのは、
「せっかくだからその仕事は楽しいほうがなんしかいい。」
と、気持ちを切り換えて乗り切ってると思う。


「仕事が楽しいか?」というのは、「楽しい職種でなければならない」という訳で全くなくて、どんなに苛酷でも地味な仕事でも、「仕事を楽しんでやってる人と関わってるか関わってないか。」が一番重要なのだ。


少なからず(ね)にとってはものすごく重要なポイントだ。


「いつも何かにいかってる人が仕事を楽しんでないか?」
と言うと、まるでそうではない。



「いつも穏やかで親切な人が仕事を楽しんでいるか?」
と言うと、まるでそうではない。




楽しいは分け与えたくなるものだ。
買い与えると違う。
買い与えたら、もうそこでなんしかの下心が働いている。
楽しいを分け与えるのは、「どっちが取り分が多いか少ないか」なんてまるで関係なくて、楽しいを共有したくなるのだ。



だけど楽しくない状態は分け与える気分にすらならない。
さらにここ20年でそういう世の中にシフトしてしまったようだ。


仕事で関わるクライアントもそうだ。
「楽しいを共有できるクライアント」は仕事のやりがいを感じる。
「欲望の共有」は興ざめする。
「単なる怠慢な楽チンの共有」は生きてる気分が削がれる。




仕事が好きか?と問われれば嫌いです。

じゃぁ何のために仕事してるんだ?と問われれば、自分の生活の為です。

季節ごとに好きな洋服を買うくらいなことが出来て、年に一度くらい旅行に行く、そのくらいの贅沢ができれば充分です。
過度に最新の電化製品も必要ありません。
それを使いこなす生活をしていませんし。
クルマも必要ありません。
自分で運転することにまるで興味がありません。
交通機関は充分整った都会に住んでますし。
親に生活を頼れる身分ではないので、生活する部屋を維持するお金と、ご飯を食べるお金、光熱費を支払うお金を稼がねばなりません。
これは子供の頃から親に擦り込まれています。
「ハタチを過ぎたら親はお金の面倒は見ない、自分で算段できるようになってくれないと困る。働かないで家にいられたらホントに困るからね。」
これは耳にタコができるほど擦り込まれています。
だけど、必要最低限の支度にお金は使ってくれます。
学費、成人式の着物、結婚の時の家具などの支度、そんな程度の最低限です。
クルマを買うから、旅行行くからと言って、こずかいの一円も出してはくれません。
「あら楽しそうね、楽しんできてね!」でおしまい。
弟は最初の一台目のクルマはキャッシュで買ってもらってました。
これは男の子に対する必要最低限な支度金のうちだったのでしょうか。
だけどその後は「知らないわよ、自分でなんとかしなさい。そのお金が欲しければ仕事を頑張るしかないわね。」で終わり。
そんな感じなので、「贅沢基準は世間の基準より自分の基準」が案外出来上がってます。


その生活の為にやってる仕事に望むものは?と問われれば、「楽しい人と楽しいクライアント」これに尽きます。



だから「どうみても好きなんだよ?好きだからできるんだよ。」という子供じみた短絡的な評論はやめてください。


楽しもうと気分を切り替える努力をしてるんです、楽しめる雰囲気はどうやったら作れるかっていつも考えてるんです、だから楽しめてるんです。


怠慢で楽チンができる雰囲気作りなんて考えたことはありません。
効率的な仕組みは考えますけど、仕事が手抜きになる仕組みは考えられません。
だってそんなことするから仕事がなくなるんじゃないですか。


「好きか嫌いか」なんていうのは今まで気にしたことが無いんです。
そこを突つかれるとムッとしちゃいます。(笑)


ただそれだけです。(笑)
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