今日突かれたお言葉・その662

役者はふだんは呑んだくれていたっていい。
役になった時その役になっていればいいので、立派な意見を吐くのは無用である。


森茉莉さんの「ベストオブドッキリチャンネル（1979年当時）」より。



これはとある大物女優に対しての酷評の一部なんだけど（笑）、ホント、同感。
てか、この大物女優に対して「そうだよね。」ってことじゃなくて、「役になった時にその役になっていればいいだけで、普段は呑んだくれてたっていい」ってことに対して。

これ、普段の人間組織（学校しかり、会社しかり）でも同じで、「あんたって、大した役者（×女優、男優）やなぁ・・・」って唸ってしまうような人っている。

あれってちゃんと考えて場を狙って芝居を打ててる訳でね。
ポイントポイントで空気を読んで演技かますのと違う手のヤツ。（←○立派そう（×正しそう）な意見を吐きたがる）

こういう人って案外何でもないときに「のんべんだらり」してるから勘違いする人っているんだけど、大した大物だったりするんだよねぇ。

こういう人は充分に活かさないとね。
今って活かせる人がなかなかいないときたか・・・・（ガックシ）



のんべんだらり

何をするのでもなく、だらだらしているさま。
また、物事のやり方・進め方に締まりがないさま。
のんべんぐらり。