ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

いや、納得出来なかったです、あの時点では。

2008年12月18日 21時07分40秒 | 伝われねーさん
やっぱり、こっち側のデータベースもこっちに合わせて前提を変えたいんですよぅ。


う~ん、スタート時点では、「まだその必要はないです」っていうお話でしたし、あの時点ではまだそこに落し込めるくらい請求業務が行われていませんでしたよねぇ。
始まったばかりでかつ、こちらのほうはあまり請求書は発生しないと。
「(こちら側は)まだ始まったばかりで、どうなるか分からないからひとまず(こういう前提で)いいです。」ってことでしたよ?


あ~ぁ、現場の人間を最初の仕様決めに参加させなくて、確認もしないからこうなるのよねぇ。
(システム屋がということじゃなくて、プロジェクトリーダーを指してる。でも、仕様書から現場同意を得るのはなかなか難しい。はい、それは現物が目の前にないとイメージ出来ないから。)


まぁどこの企業さんでもありがちなパターンでして。
ここに始まったことじゃなく、現場で実際の業務に合わせて使われ始めてから「こうじゃないんですけど?」「こうなってないと困ります。」ってのはホントにどこでもありがちでしてねぇ。
仕方ないです。





スタート時点でこちらもこうなることを見越した仕様(それを見越した提案をしたのだけど。)で押仕切ればよかったでしょうか?


いや、それは無理っ!!押し切れないっ!!(きっぱり)
あの時点で(ね)さんにデータベースとして(こちら側の)請求システムを考えるなら、こういう風に項目を細分化して、こういう風な入力して、こういう風な条件付けして集計するって説明されても理解出来なかったし、「なんでこんなに面倒臭いの~入力面倒臭い~」で話が進んでないです。(笑)
エクセルで出来上がったひな形のシートを利用した請求書作成が(頭の中で)前提になっちゃってるから、理解が出来なかったです。
だからこれで良かったんです、ひとまずは。


こちらもそう思って押し切らなかったんですよ…。
(その先にお上の監査時期のフラグが立ってるのもあって(社長様より釘指し有り。)、提案した仕様の説得時間や、「慣れない、使いづらい、面倒臭い。」と愚痴に振り回される時間ももったいない。
あちらの要望にそって結果を出すのが先決。改良はあるかもしれないけどその時に考えよう。)
とにかくこれまでのエクセルの概念を外していただくのも、今慣れてる作業手順を変えるのも、抵抗を感じてしまう方は多いですし、状況を見て徐々に改良したほうがいいと思いましてね。
ひとまず使えますし、当初の目的は果たしてますからね。
これが使えないわけじゃないですよね?
現に今月から請求書発行も集計もして問題なく提出できた訳ですから。
今やっと一枚の請求書を細分化して登録出来ない不便を痛感できた訳ですよね。


そういうこった。(笑)
社長~(向こうにいる社長にすがる担当者)、先々見越したら絶対改良しておくべきですよ。別予算組んで改良してもらいませんか。


(社長がやってくる)
しかし(データベースなのに)なんで細分化しておかなかった訳?
(この社長は多くを説明しなくても要点が分かっている畏い人。)
だって、一枚の請求書上にある項目毎の料金を個別に登録しておいて、後は条件付けして串刺しして集計すればいいだけなのに、これだとエクセルと同じじゃない。
こちらのほうの請求書をこのようにしたのは?
(要するに請求書一枚に対して1レコード登録する仕様にした理由を知りたがっている。
データベースにするには請求項目毎に1レコード管理したほうが後々の集計で便利なのをこの社長様は説明しなくてもすでに当たり前の如く分かっているのである。
(別にパソコン名人でもないのに、分かる人は分かってるもんですなぁ。))
なんでかって、最初に細かくばらしておいたほうが、後々いろんな条件付けをした集計がしやすいから。
月末に一括請求の請求書を1枚につき1レコード管理してしまうと、今月の請求項目全てが分からないと入力に着手出来ない不便さも難点。
伝票が上がってくるたびに、登録したかどうかを確認して修正するのも厄介。(やっとここが理解できたんだな、先方さんの現場は。)
伝票が上がってきたら、考えずにとにかく入力しておいて、請求伝票がもう上がってこないとなったら、すでに条件付けされてプログラムされた集計機能を実行すればいいだけ。
しかしどこでも入力行為をとにかく嫌がる傾向が強いから、仕様を説明しても聴いてないんだ~。
だから引いちゃうか、押し切れる体力があれば押し切る。
出来るだけ少ない入力回数で…みたいなのは、タイピングに慣れてないせいもあるのかしらねぇ。
だけどデータベースの醍醐味を味わうには細分化したマメな入力に尽きるのです。)


スタート時点では、細分化して登録する仕様を提案しましたが、「現状のまま(エクセルで作られたひな型に添ったもの)が良い」「現時点では細分化までする必要はないでしょう。」ということだったので、ひとまずそれを前提で見積しました…。
こちらとしてはその分シンプルになるので工数はかからなかった訳なんですが。


あぁ、そうかぁ。
なるほどなるほど。
じゃさぁ、改良した場合の見積だけ出してくれる?
こちらと同じ前提のデータベースにすればいいわけだから、そんなに大変じゃないよね?


まぁでも、いちから作り直しに近いものはあります。
確認作業や整理する作業の中で新たに気がつく部分も出てくるでしょう。
まずは概算を出します。


しかし着手してから9ヶ月経ちましたけど、たったのこの数ヶ月の期間で前提がいくつも変わりましたねぇ。(改めて気がつかされた様子。つくづく思い知らされた風味。)


多分、一人一台のパソコンが与えられてからというもの、各自で好きに仕事が出来るようになった分、気がつかないうちに前提がそれぞれの担当者本意になって、それがこのような様々な解釈や前提を作っちゃったわけですよ…。
今回「皆で共有可能な集計データベースを作りましょう。」とスタートしたことで、改めて作業フローを見直したり、自分以外の他人がやってる作業が洗い出されて、初めていろいろな前提が掘り起こされたんですよ。
おまけに時代が流動的でスピードアップしたのも前提がいくつも出来ちゃう原因じゃないかと。
「(よく業務理解してないけど、数字合わせのようにして済ませちゃえばいいや。)ひとまずこうしておくか。」みたいなことの積み重ねがこれ。
ひとまずそれをやってもいいけど、何度もやるようだったら整理しないとねぇ。
作業フローを見直すとか。
ルールを見直すとか。
いっそのこと省くとか。


けどさぁ、なんでもそうだと思うんだけど仕事って「基本の幹」は変わらないはずなんだよねぇ。
変えちゃいけないのに、変えてっちゃうじゃない。
そこを変える前に確認するとか整理するとかはしないで、自分にとっての「使いやすさ」とか「楽チンな手順」とか「効率化(という建前の単なる手抜きと損得感情)」ばっかり気をとられて、そこを優先しちゃうから幹がズレてっちゃう。
使うものってさぁ、「習うより慣れろ」っていうよねぇ。
「使いやすいもの」を作るより、使えなきゃまるで意味ないもん。
「使いやすいものが自分には使える」って人は「会社じゃなくてプライベートでこだわってよ?」って感じで。
使いやすくないと使えないって、それは(こういう質のシステムでは)違うわよねぇ。


おっしゃる通りでねぇ。
でもこれが今の現状ってことなんですよねぇ。(やれやれ)
パソコンはそういう(人間の)感覚を特に狂わしちゃうみたいでね。
「単に自分が慣れない」と「使いやすいものを!」に傾いてっちゃう。
「使いやすいもの」なんて、単に複雑にするだけなんですよ。
「これを使う意味」を分かってる人には無意味な機能つけてっちゃったりするから。
「〇〇さんだけ使いやすいのかしらないけど、これ、使えるものになってない。」と、把握が立体的な人からはこうなっちゃう。
(使えるのかの検証はおざなり。使いやすさばかりを追求する人は業務把握が浅い傾向ありなんだよなぁ。平面しかみてないっていうか。手順は頭に入ってるけど把握はしてない。ゴメン。(笑))


しかしデータベースって面白いですね。
これ、使ってて案外楽しいですよ?


でしょ?
ネタ素だけガンガン入力だけしておけば、後はどう抜き出して調理しようみたいな。


調理方法をこちらで考える楽しみがありますよ。
で考えついたら自動処理する仕込みをお願いすればいいんですよね。


ハイハイ、いつでもおっしゃってください。(笑)


私たちは「とにかくいいからこれにひたすら入力しろ」ってことよね?ハハハ(笑)
おまけに共有してあるから手が空いてる人が誰でも入力出来るぞ、と?
やりたきゃ誰でも簡単に請求書出せるぞ、と?


はい、その通りで。(笑)
なんなら伝票入力だけ新人さんに任すとか、パートさんを雇ってやって貰えるくらいでしょ?(決まりきった作業の繰り返しだもの。)
ベテラン正社員は最後だけ取り纏めればいいじゃない?
単調な入力にベテラン正社員使うのはもったいないくらい。コスト的にも。
(まぁそうもいかない場合もありますが。あくまで考え方の例として。)


いや、ホントですよ。
これから柱になる生業の請求業務全般を任されたからって、私たちレベルがエクセルのマクロと格闘するのはそもそも本末転倒なんですよ。
業務把握して作業フローの整理とかルール決めをしていって、「これをシステム化出来ないか。どうやったらスムーズな請求書発行が出来るか?」を考えるほうがずっとマシ。


作ってもらう為の予算取りの面倒もクリアしてくださいね。(笑)
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