ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

ビジネスってのは「拡大」で、商売っていうのは「当てる」、ということなのか。

2010年03月10日 14時35分29秒 | 考えるねーさん
稲盛さん(京セラ社長→JALの社長になった有名な人)の「生きる」とかいう書に、

「ひとの気持が結実してこそ、大きなビジネスを動かすことができる」
「人の輪が広がっていくことにしても、心が心を呼ぶ」
「ビジネス思考は現実化すると言われますが、どういう像を作っているか、意識しているかで変わってくる」

とか書かれてあるらしく、

「人の輪が広がっていくことにしても、心が心を呼ぶ」

なんてところはなんとも単純に「いいこと言いますね。」的なんだが、

「ビジネス思考は現実化すると言われますが、どういう像を作っているか、意識しているかで変わってくる」

なんてところは「ビジネス思考ってもんがミソでそこには必ず理論武装やら計算が入っていてそれが結局は「人を欺く」とスレスレになるんだよなぁ。」というツッコミを入れたくなったりする。


でも、世間は「ビジネス」ってところが前提だからなぁ。

でも、「ビジネス」っていう上での理論武装や計算がそろそろキツクなってるんじゃないかなぁ・・・って思ってるんだけど。

それはどうしてかって「売る物のネタ」がいきついちゃってきてるからかと。


「商売で当てる」っていうのが面白くて騙しもなくていいかと思うんだけどなぁ。

「ビジネスで当てる」っていうのは無差別競争で世知辛くなるからあんまり面白くないんだよなぁ。



せち‐がら・い【世知辛い】
1 世渡りがむずかしい。暮らしにくい。
2 金銭に細かくて、けちだ。抜け目がない。


「商売」って「金銭に細かい」「ケチ」っていうことじゃなくて、
「金銭に堅実」「金勘定がケチ」ってことだよねぇ?


けん‐じつ【堅実】
手堅く確実なこと。確かであぶなげのないこと。また、そのさま。

かん‐じょう【勘定】
物の数量、または金銭を数えること。
代金を支払うこと。また、その代金。
他から受ける作用や、先々生じるかもしれない事態などを、あらかじめ見積もっておくこと。


「ビジネス」ってなると「金銭に細かい(計算を入れる)」「精神的ケチ」っていうことになりがちじゃん。


けい‐さん【計算】
加減乗除など、数式に従って処理し数値を引き出すこと。演算。
結果や成り行きをある程度予測し、それを予定の一部に入れて考えること。



「計算する」と、どうしてもこれは必然的に「欲張りになっちまう」んですよねー。
「勘定する」と、どうしてもこれは必然的に「欲張りにはなれない」んですよねー。

この記事についてブログを書く
« 「結論ありき」のやり方が当... | トップ | なぜ独身でいるか、子どもを... »