ねーさんとバンビーナの毎日

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やっぱりモリマリ20110909-11

2011年09月10日 00時54分49秒 | 紹介屋ねーさん
どこかで、知らず知らずにそれらを読んだ時の感動や陶酔が、私の頭に作用していたらしい。
そういうのを影響というのだろう。

ちゃんと意識して、読んだものを頭に思い浮べ、書く時にその感動を牛の食い物のように反芻していて、人に、自分の小説について訊かれた時に、「何々の影響をうけて書きました」なぞと言うのは、それも影響かも知れないが、少くとも素晴しい、本当に影響とは言えないだろう。


ああいう小説の影響をうけて書いたのでしょう?


と言うような時に私は、(そうかも知れないと思います)と答えるが、そういうのが影響というのだと、私は考えている。


私は傲慢であるから、出来れば誰からも影響をうけたくないと思っているのだが、こういう風に、影響というものはいつの間にか、どこからか、頭のどこかに入って来ているのである。


又私は鴎外の翻訳小説の中にある恋愛小説や戯曲を読むと、自分にはそういう風なのが書けないので、好んでそういう小説や戯曲を翻訳していたような気がする。
彼はそういう小説や戯曲が好きだったのだろうというような気がしている。




誰からも影響を受けたくないと思ってる人が、「あ、あれが影響してるのか・・・」って思い当たることほど、真にそれこそが「影響を受けた」ってやつだろうと思う。

常に影響を求めてる人ってのは、意識して拾いに行くから、影響された理由すら流ちょうに語ったりする。
それもものすごく理論的に語ったりする。
「う~~~ん、それ・・・、影響とは、ちゃうじゃん・・・?おい??」ってオバチャマも(昔から実は)ゲンナリ気分にさせられることはあって。

小学校(市立)や中学校(市立)の時に同じクラスになった同級生♀が、これがホントにずば抜けて頭のいい女子(昨今の「勉強だけできる」ってのともちと違うんだよね。ロジックで解いてないで、もう、持ってる感覚的なものが数段「凡人より上!」って感じっていうかね。文章書かせても「なんなのだ、この人は・・・(絶句)」的な。)で、東大一発合格してしまうような才女だった(父親は現・パナソニック(当時松下電器)勤務)訳なんだが、卒業の時に書いて貰ったサイン帳にこう書かれてたのには笑わせて貰った。

「好きな歌手:ロッド・スチュワート、沖田浩之(←これはどうも○○(オバチャマ)の影響らしい・・・)」

ホントなのか、ユーモアなのか、(オバチャマに対するリップ)サービスなのか、そんなことは知らないが(どっちでもいいの、そんなこたぁ。(笑))、「彼女はわたしに影響された!」という実感はなんかどこかに残ってるのよね。

「ヒロ君に影響された」ってことではなくて、「オバチャマに影響された」って感じを受けたんだよね。

そんくらい「ヒロ君はいいっっ!」ってことを○流布してた(×洗脳活動)かと思うから、オバチャマは。(ウハハハハ・・・)



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