一体私のどの文章を読んだのかしらないが、(なかなか切れ味がいいですね)というお褒めの言葉で恐縮した。
これは絶対に書いてはいけない、傲慢な言葉だが、三島由紀夫が新潮の誌上で第一級の言葉で褒め、又犀星が
(あなたの文章を読んでいた最中、私の頭から他のことは皆抜け出て無くなっていました)
と評した私の文章に、なかなか切れ味がいいという程度の言葉を呉れるというのは彼がこの二人の文学者を上越す文学者か、又は文学者が一目置くような批評家でなくてはなるまい。
どうやらこの男の私を見る目は見当が違っているようだ。
何も偉い文学者でなくては人間を見抜けないなんていうことはない。
私のところへ手伝いに来てくれる青年も、その友達の若い女の人も、私をちゃんと見てくれている。
帰り際に靴を履きながらその男は、
(今度リサイタルにご招待しましょうか?)
と言った。
私は一寸言葉に詰まった、というのは私は毎日座り通しに座って何か考えたり、書いたりしなくてはならないので、その細かい節廻しに聴き惚れている美空ひばりや五木ひろしのリサイタルにも行ったことがない。
だが若し沢田の芝居をどこかで演るというのなら、招待されなくても自費で、忙しかろうが観に行くのだが、と心に思って咄嗟に言葉が出なかったのである。
私が返事に詰っているのをどう取ったのか男は笑って、
(今度ご招待しますよ)
と、心配しなさんな、という感じで言い、帰って行った。
大体(ご招待しましょうか)というのが変わった挨拶である。
(ご招待します)と言うか、又はこの人間は招待することもないと思ったら黙っているというのが普通である。
私はへんな気分で、部屋に引返したのである。
この男はわかってないヤツなんですよねぇ。
おまけに自分が無いの。
人のご機嫌取りと計算で世渡りしてるだけ。
なんつうのかなぁ、下衆(ゲス)で下品なのよぉ。
別にお金持ちとか貧乏のことじゃないからね、下衆とか下品って。
お金を沢山持ってても「下衆・・・」「一見すると上品そうだけどよく見りゃ下品・・・」って思わされる人はいるわけで。
モリマリさんと全く同感なのが、ここ。
「今度ご招待しましょうか」
っていう聞き方をしてくる人。
オバチャマも必ずこういう訊かれ方すると、「??」って言葉が出なくなる人。
どうして「招待します!」ってならないのかなぁ・・・
人をより分けてるって訳・・・??
「えぇ、是非、招待してください!」って言えばこういう人って「あの人って何かちらつかせばすぐ欲しがってくるぜ・・・」って流布するんだぜ・・・
って心の中で渦巻いて、言葉に詰まって、場の状況によっちゃ、怒った表情か眉間にシワを寄せて苦虫つぶしたような苦笑いの表情をしてるかもしれない、あたしゃ。(笑)
それを察して、
「今度ご招待しますよ」
と、心配しなさんな、という感じで言い、帰って行ったとしますわ。
※こういう感じってありますよねぇ。
そうするとオバチャマなんか一気に、
「この心の中が一気に○黒く(×汚く)なったようなこういう気分にしやがって。
なんとかしてよ、あんた!
招待するつもりなんかさらさらないんだから、そんな社交辞令言わなくていいのっ!!
このバカタレっ!!!」
って思うわけ。(ウっハハハハ)
「可愛げがないなぁ・・・」って言われようが、「そういう評価すらいらないわい!可愛げすらわかってないくせに、あんたなんかっ!(ふ~~~んだ。)」って思っちゃう方で。(ウッハハハハ・・・)
これは絶対に書いてはいけない、傲慢な言葉だが、三島由紀夫が新潮の誌上で第一級の言葉で褒め、又犀星が
(あなたの文章を読んでいた最中、私の頭から他のことは皆抜け出て無くなっていました)
と評した私の文章に、なかなか切れ味がいいという程度の言葉を呉れるというのは彼がこの二人の文学者を上越す文学者か、又は文学者が一目置くような批評家でなくてはなるまい。
どうやらこの男の私を見る目は見当が違っているようだ。
何も偉い文学者でなくては人間を見抜けないなんていうことはない。
私のところへ手伝いに来てくれる青年も、その友達の若い女の人も、私をちゃんと見てくれている。
帰り際に靴を履きながらその男は、
(今度リサイタルにご招待しましょうか?)
と言った。
私は一寸言葉に詰まった、というのは私は毎日座り通しに座って何か考えたり、書いたりしなくてはならないので、その細かい節廻しに聴き惚れている美空ひばりや五木ひろしのリサイタルにも行ったことがない。
だが若し沢田の芝居をどこかで演るというのなら、招待されなくても自費で、忙しかろうが観に行くのだが、と心に思って咄嗟に言葉が出なかったのである。
私が返事に詰っているのをどう取ったのか男は笑って、
(今度ご招待しますよ)
と、心配しなさんな、という感じで言い、帰って行った。
大体(ご招待しましょうか)というのが変わった挨拶である。
(ご招待します)と言うか、又はこの人間は招待することもないと思ったら黙っているというのが普通である。
私はへんな気分で、部屋に引返したのである。
この男はわかってないヤツなんですよねぇ。
おまけに自分が無いの。
人のご機嫌取りと計算で世渡りしてるだけ。
なんつうのかなぁ、下衆(ゲス)で下品なのよぉ。
別にお金持ちとか貧乏のことじゃないからね、下衆とか下品って。
お金を沢山持ってても「下衆・・・」「一見すると上品そうだけどよく見りゃ下品・・・」って思わされる人はいるわけで。
モリマリさんと全く同感なのが、ここ。
「今度ご招待しましょうか」
っていう聞き方をしてくる人。
オバチャマも必ずこういう訊かれ方すると、「??」って言葉が出なくなる人。
どうして「招待します!」ってならないのかなぁ・・・
人をより分けてるって訳・・・??
「えぇ、是非、招待してください!」って言えばこういう人って「あの人って何かちらつかせばすぐ欲しがってくるぜ・・・」って流布するんだぜ・・・
って心の中で渦巻いて、言葉に詰まって、場の状況によっちゃ、怒った表情か眉間にシワを寄せて苦虫つぶしたような苦笑いの表情をしてるかもしれない、あたしゃ。(笑)
それを察して、
「今度ご招待しますよ」
と、心配しなさんな、という感じで言い、帰って行ったとしますわ。
※こういう感じってありますよねぇ。
そうするとオバチャマなんか一気に、
「この心の中が一気に○黒く(×汚く)なったようなこういう気分にしやがって。
なんとかしてよ、あんた!
招待するつもりなんかさらさらないんだから、そんな社交辞令言わなくていいのっ!!
このバカタレっ!!!」
って思うわけ。(ウっハハハハ)
「可愛げがないなぁ・・・」って言われようが、「そういう評価すらいらないわい!可愛げすらわかってないくせに、あんたなんかっ!(ふ~~~んだ。)」って思っちゃう方で。(ウッハハハハ・・・)